時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

西九州の旅ふたたび-1~すっかりお馴染みとなった山陽新幹線

2013-10-10 22:30:08 | 日本
 平成25年の9月、2回目の三連休に、佐賀県から長崎県にかけての地域を、美しい風景と美味しいものとを共に愛でつつ、駆け足で巡る旅へ出ました。

 例によって、連休初日の早い時間には最初の目的地に到着すべく、旅立ちは連休入り前夜で、夜のうちに博多まで辿り着くべく、昨年辺りからすっかり乗り慣れた感のある、山陽新幹線に乗車して、九州入りしました。

 <新大阪→博多>

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 新大阪駅中央口の雑踏。
 金曜日の夜であることと連休入りの前日ということで、ビジネスマンと観光客とが半々といった感じ、この中央口の改札内外のコンコースは、往き交う人々でごった返していました。

 中央口が新幹線用の改札とは、流石に新幹線がメインとなっている駅だけのことはあります。。。



 今回の旅行記は、ここ新大阪からのスタートとなります!

 時間的制約からの要請もあって、夜の出発が多くなっていますが、昼とは異なる夜の駅は、現代的な新幹線利用でも旅情たっぷりで、旅立ちの気分が大いに盛り上がります♪



 乗車するのは、新大阪始発の「みずほ609号」鹿児島中央行。
 19時59分発で、新大阪発の九州新幹線直通列車の最終となります。

 今回は、山陽新幹線の区間の終点である、博多まで乗車します。



 折返し「みずほ609号」となる、新大阪止まりの「みずほ604号」が鹿児島中央から到着しました。

 「みずほ609号」の出発までわずか15分…慌ただしく車内整備に取り掛かっていました。



 行先が鹿児島中央ということでも分かるとおり、「みずほ609号」は九州新幹線直通であり、東京~博多を走る東海道・山陽新幹線の「のぞみ」とは異なるインテリアの車両が充てられています。

 向かいのホームに停車している車両とは、窓から見える照明の色がずいぶん異なっていますね。



 車内清掃が終わり、乗車が開始されたのは、出発の数分前;
 手荷物を棚へ上げたりした後、自席に座って一息つく間もなく発車していました。

 「みずほ609号」の指定席は、普通車でもゆとりの横4列配置♪
 横5列配置と比べて、明らかに余裕を感じるシート幅や、肘掛けを巡って隣の人と奪い合いになることもありません^^

 ゆったりと寛いだ気分で、車窓を流れ去る街の灯を眺めることができます。



 この旅最初の食事となったのは、この駅弁。
 何故か「仙台黒毛和牛弁当」(^^;)

 仕事を終え大急ぎで着替えて電車に飛び乗ったので、とてもお腹が減っていて、肉をガッツリいただけそうなパッケージが目に入るや否や、即買いしていました!
 「仙台味噌入りだれ使用」というのにも、期待が膨らみます!



 包装を解くと…おおぉ…!!ご飯の上にギッチリと敷き詰められた仙台黒毛和牛のお肉が、仙台味噌入りだれを纏った、この上なく美味しい色彩を放っていました~(^г^)

 仙台黒毛和牛のお弁当が何故新大阪駅で売られていたかは謎ですが、美味しかったので結果オーライ^^
 幸先の良い、旅のスタートとなりました!



 アップで迫ると、その色艶とボリュームで、素敵な美味しい迫力が堪りません!!

 ウットリ眺め入るばかりで、中々箸を付けられませんw
 日頃の食生活の程がバレそう;



 薬味として付いていた唐辛子をふりかけて、いただきま~す(^o,^)

 駅弁としては充分にしっかりとした厚みのある、仙台黒毛和牛のダイナミックな食べ応えと、肉やご飯と素晴らしく相性の良い仙台味噌入りだれの濃厚な味わいが、空きっ腹にガツンと美味しい衝撃をもたらします。
 味を引き締める唐辛子の程良いピリ辛さも相俟って、面白いように箸が進みました!



 美味しい駅弁を食べ終えて、柔らかく体をホールドしてくれる座席に身を委ねて微睡んでいるうちに、「みずほ609号」は博多へ到着しました。

 到着時刻は22時25分、新大阪から2時間26分の旅でした。



 もっと乗っていたかったですが、ここで「みずほ609号」とはお別れです(´-`)/~

 「みずほ609号」は2分の停車の後、次の停車駅である熊本、更に終着駅である鹿児島中央へ向けて出発していきました。
 博多からは、熊本まで33分、鹿児島中央まで1時間17分で到着してしまいます。
 新大阪からだと、熊本まで3時間1分、鹿児島中央まで3時間45分…早いですねぇ。。。



 22時30分を回って、すっかり人影も疎らとなった博多駅の新幹線コンコースを、改札へと向かいます。

 博多駅の新幹線コンコースは、ブラウンを基調としたシックで落ち着いた雰囲気が、とても好きです♪



 夜の闇に半ば融け込んだように佇む、博多駅。

 整然とした駅前の風景とマッチする、引き締まった美しさが印象的です。

 今宵は博多駅前のホテルで1泊、明朝の出発に備えて休みます。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (プー太郎)
2013-10-11 00:55:08
私も一瞬、大阪で何ゆえに仙台のお弁当?と思いましたが美味しくお腹を満たしてくれればそれで良しですね。
西欧の分厚い肉に見慣れてしまうと日本の薄切りに一種の驚きを感じます。お肉の柔らかさを重視する日本人にとってそれが一番好ましい食べ方なのだと思います。
西欧人は肉の柔らかさより噛み応えのある(日本人には固いと感じる)厚切りの中に閉じこめられた肉汁をかみしめながら食べるのが好きなようです。それを見るたびに肉食人種だなっと感心します。
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プー太郎さん。 (taろう)
2013-10-11 21:39:12
新大阪駅も、東海道新幹線の駅の中では東京駅に次ぐ大ターミナル駅な訳で、各地の駅弁を取り揃えているのかもしれません。
おかげで、美味しい肉のお弁当にありつけました♪
薄切り肉は、ヨーロッパ人と比べて食の細い日本人(噛む力も弱そう…)がいただくボリュームとしては、適量であったのしょうね。
確かに、ヨーロッパの方々が食事を摂っているのを見ると、物凄い勢いで大量の肉を、正に「モリモリ貪る」驚異的なペースの食べっぷりには、圧倒されつつも惚れ惚れしてしまいますw
鋼の胃袋への羨望の念も混じっているのかもしれません(^^;)
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Unknown (kiki)
2013-10-12 20:15:58
3連休、計画を立て、さっと旅するtaろうさんの行動、素晴らしいです!
九州旅行第二弾、どんな美味しいお料理、風景が紹介されるのか続きがと~っても楽しみです♪
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kikiさん。 (taろう)
2013-10-13 00:59:30
今回の旅行は、同道者のいる2人旅であったのですが、食い意地の張った旅好き同士の、「天高く馬(人w)肥ゆる」旅となりました!
自分としては、「西九州食い倒れの旅」のイメージであったのですが、帰宅後撮影した写真を見ると、風景の画像が思ったより多くて、目とお腹に美味しい旅であったのだなぁ、と認識を改めました^^
相変わらずの拙い旅行記ですが;、お付き合いくだされば嬉しいです^^
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Unknown (タヌ子)
2013-10-13 16:07:33
この日は日中お天気が悪かったのか、日本の電車にしては珍しく、みずほのお鼻がちょっと汚れてますね。
出発時と到着時、目の色が変わるのは、一日の仕事を終えて就寝に向かう合図なのでしょうか。
和牛弁当の迫力あるお肉にうっとりです。
九州ではどんな美味しい物が待っているのか、ワクワクしながら報告を待ちます。
あ、勿論景色も(笑)
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タヌ子さん。 (taろう)
2013-10-13 23:09:18
みずほの鼻先の汚れは、高速走行で衝突してお亡くなりになった虫さん方等の痛ましい痕跡と思われます(T_T)
折返しのため、洗い落とす時間はありません><
新大阪では、博多からの到着直後を撮影したため、先頭車であったこの車両のヘッドライトがまだ点灯していたもので、折返しのみずほ609号では最後部となるので、博多での撮影時はテールライト(赤色灯)が点灯していたという訳です。
仙台黒毛和牛弁当、見た目も食べ応えも文句なしの美味しさでしたよ!
今回の旅でも、九州は美味しさの反則技の連続でした(^o,^)
風景共々w、上手くお伝えできればと思います♪
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