桜が見頃となった2020年3月末、会社帰りにふと思い立ち、最寄駅への経路を少しだけ回り道をして、岡崎公園の疎水べりを歩き、夜桜を見物しました。
新型コロナウイルスの世界的なパンデミックにより、京都も内外からの観光客が激減(消滅といってもいいレベル)。
岡崎公園界隈も、少し前までは、日本語よりも外国語の方が耳に入ってきていた程であったのに、訪れた疎水べりは、外国人はおろか日本人の姿すら疎らとなっていました。
桜のトンネルとなった疎水べりの歩道を、ほとんど独占状態で散策し、満開の夜桜を静寂の雰囲気に包まれて鑑賞するという、少し前までの京都では望むべくもなかった贅沢を堪能しました。
京都市街では、2020年は3月末には桜が見頃を迎えていました。
岡崎公園に建つ、ロームシアター京都(京都会館)の脇を流れている、疎水べりの桜の木々も、満開となっています。
この疎水べりも、数多い京都の桜の見どころの1つ。
新型コロナウイルスの感染拡大により、観光客はもとより地元の人々の姿も疎らで、二条通の歩道にも、人影はほとんど見られません。
桜の時期に、この界隈がこんなにも閑散としている事実を、数か月前には想像することすらできませんでした;;
異例な静けさの中、ロームシアター脇の側の桜は、ライトアップされていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
疎水の漆黒の水面に、満開の桜が鮮やかに映えています。
疎水の左側の通り沿いも、満開の桜並木となっています。
当てられる光の違いで、浮かび上がる桜の花の色も全く趣を異としていて、水面に揺れる光の帯と共に、幻想的な眺めでした。
二条通を挟んで、ロームシアターの南にある、みやこめっせ(京都市勧業館)の脇にも、もちろん桜がライトアップされています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
細い枝に密集して、たわわに咲き誇る小さな花々の塊が光に浮かび上がる様は、とても艶やかに見えますね。
疎水の暗い水面とのコントラストも、素晴らしいです!
ロームシアター脇に劣らない風情の、みやこめっせ脇の疎水べりの夜桜。
枝垂桜ではありませんが、枝を疎水へ向けて枝垂れ気味に伸ばす桜の姿はやはり素敵で、ついつい見とれてしまいます。
疎水べりの歩道は、この季節にはご覧のとおり、桜のトンネルのようになります。
歩道を征く人の姿も疎らで、幻想的な桜のトンネルを独り占め!
何とも贅沢な、夜桜見物です。
咲き誇る満開の桜の素晴らしさには、ついつい歩みを止められてしまいますねw
走り去る車のテールランプも、しっとりとした春の夜の情感を盛り上げてくれます。
光の塩梅で、緑を帯びているように見えた桜。
光のマジックですね。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
訪れる人は少なくなっても、桜の花は例年と変わらずに咲き誇っています。
光の向きによっても、雰囲気がまるで変ってきますね!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
夜空を背景に浮かび上がる立体感の際立ち方に、見とれました。
水と灯りと桜の花と…本当に見る者を虜にしてしまう、魅惑の景色ですね。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
しっとりとした風情を、心ゆくまで愉しみます。
夜空一面を、桜の花で埋め尽くそうとしているかの勢いで、満開の花に覆われた枝をいっぱいに伸ばしたような、魅惑的な桜の樹です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
このような樹を見ると、満開の時期というのを実感しますね。
「咲きこぼれる」という表現がピッタリきそうな、桜でした。
みやこめっせの南側で、疎水は南北から東西へ、流れる向きを変じます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
疎水の東方向を眺めると、平安神宮の参道ともいえる神宮道が疎水を跨いでいる橋の、朱の欄干が見えています。
疎水の奥に聳えているのは、東山です。
その東山を借景にして、ライトアップで映し出された逆さの桜の鮮やかな光の列が、疎水の流れてきた東の方向へと、揺らめきながら延びていく幻想的な風景を、しばらく鑑賞。
疎水の夜桜とは、ここでお別れ。
この後、疎水から離れて、最寄駅から地下鉄で帰宅しました。
つかの間ながら、静寂な雰囲気に包まれて、贅沢な気分で堪能することができた、京都岡崎の夜桜見物でした。
新型コロナウイルスの世界的なパンデミックにより、京都も内外からの観光客が激減(消滅といってもいいレベル)。
岡崎公園界隈も、少し前までは、日本語よりも外国語の方が耳に入ってきていた程であったのに、訪れた疎水べりは、外国人はおろか日本人の姿すら疎らとなっていました。
桜のトンネルとなった疎水べりの歩道を、ほとんど独占状態で散策し、満開の夜桜を静寂の雰囲気に包まれて鑑賞するという、少し前までの京都では望むべくもなかった贅沢を堪能しました。
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京都市街では、2020年は3月末には桜が見頃を迎えていました。
岡崎公園に建つ、ロームシアター京都(京都会館)の脇を流れている、疎水べりの桜の木々も、満開となっています。
この疎水べりも、数多い京都の桜の見どころの1つ。
新型コロナウイルスの感染拡大により、観光客はもとより地元の人々の姿も疎らで、二条通の歩道にも、人影はほとんど見られません。
桜の時期に、この界隈がこんなにも閑散としている事実を、数か月前には想像することすらできませんでした;;
異例な静けさの中、ロームシアター脇の側の桜は、ライトアップされていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
疎水の漆黒の水面に、満開の桜が鮮やかに映えています。
疎水の左側の通り沿いも、満開の桜並木となっています。
当てられる光の違いで、浮かび上がる桜の花の色も全く趣を異としていて、水面に揺れる光の帯と共に、幻想的な眺めでした。
二条通を挟んで、ロームシアターの南にある、みやこめっせ(京都市勧業館)の脇にも、もちろん桜がライトアップされています。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
細い枝に密集して、たわわに咲き誇る小さな花々の塊が光に浮かび上がる様は、とても艶やかに見えますね。
疎水の暗い水面とのコントラストも、素晴らしいです!
ロームシアター脇に劣らない風情の、みやこめっせ脇の疎水べりの夜桜。
枝垂桜ではありませんが、枝を疎水へ向けて枝垂れ気味に伸ばす桜の姿はやはり素敵で、ついつい見とれてしまいます。
疎水べりの歩道は、この季節にはご覧のとおり、桜のトンネルのようになります。
歩道を征く人の姿も疎らで、幻想的な桜のトンネルを独り占め!
何とも贅沢な、夜桜見物です。
咲き誇る満開の桜の素晴らしさには、ついつい歩みを止められてしまいますねw
走り去る車のテールランプも、しっとりとした春の夜の情感を盛り上げてくれます。
光の塩梅で、緑を帯びているように見えた桜。
光のマジックですね。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
訪れる人は少なくなっても、桜の花は例年と変わらずに咲き誇っています。
光の向きによっても、雰囲気がまるで変ってきますね!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
夜空を背景に浮かび上がる立体感の際立ち方に、見とれました。
水と灯りと桜の花と…本当に見る者を虜にしてしまう、魅惑の景色ですね。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
しっとりとした風情を、心ゆくまで愉しみます。
夜空一面を、桜の花で埋め尽くそうとしているかの勢いで、満開の花に覆われた枝をいっぱいに伸ばしたような、魅惑的な桜の樹です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
このような樹を見ると、満開の時期というのを実感しますね。
「咲きこぼれる」という表現がピッタリきそうな、桜でした。
みやこめっせの南側で、疎水は南北から東西へ、流れる向きを変じます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
疎水の東方向を眺めると、平安神宮の参道ともいえる神宮道が疎水を跨いでいる橋の、朱の欄干が見えています。
疎水の奥に聳えているのは、東山です。
その東山を借景にして、ライトアップで映し出された逆さの桜の鮮やかな光の列が、疎水の流れてきた東の方向へと、揺らめきながら延びていく幻想的な風景を、しばらく鑑賞。
疎水の夜桜とは、ここでお別れ。
この後、疎水から離れて、最寄駅から地下鉄で帰宅しました。
つかの間ながら、静寂な雰囲気に包まれて、贅沢な気分で堪能することができた、京都岡崎の夜桜見物でした。
でも、taろうさんがこうして素敵な写真をアップしてくださったので、疑似京都花見を楽しむことができました。ありがとうございました。
人だらけの京都も辛いけれど、やはり来年は観光客が戻ってこられる状態になって欲しいですね。
私も、関東方面へ出掛けることを考えていましたが、日本国内で移動することに、命に係わるリスクが伴うことになろうとは、想像が追いつきませんでした。
幸いというか、岡崎公園附近は少し回り道すれば、勤務先の地下鉄最寄駅へのルートにもなり得るので、気分転換も兼ねて少々帰宅が遅くなった日に、歩いてみました。
人間はパニック状態ですが、桜達は例年と変わらずに、春を感じて、見事な咲きっぷりを今年も披露してくれました。
静まりかえって、満開の疎水の桜をほぼ独占状態で愛でられたのは貴重な体験でしたが、本当に仰るとおり、このような理由での独占は、今年限りとなってほしいです。