時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

七尾・金沢 食べる駆ける-2~すし王国・七尾の握りを堪能

2014-04-21 21:43:16 | 中部/日本
 七尾に到着してホテルに荷物を預けると、時刻は13時を回って、まだまだお昼時…「食べ歩きの旅」としては、当然美味しいものを求めて、街へと繰り出します!

 とはいえ、予約なしでお店へ飛び込んでも満席で食いっぱぐれ(爆)…ということのないように(左程時間的余裕のない1泊2日の弾丸旅行でもありますし)、「これは(@_@)」というお店に予め、13時過ぎに伺う旨の予約をしておいたので、そのお店へと向かいました♪

 七尾の街が面している七尾湾は、1年を通じて様々な魚が揚がる「天然の生簀」。
 そのような恵まれた条件の下、必然的に寿司店が小さな街にひしめいて、互いに腕を競い合うという土地柄に。
 どのような美味しい悦びをもたらしてくれるのか、とても楽しみです^^

 <すし王国「能登七尾」>

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 今回の旅で最初に訪れたお店は、七尾の寿司店、「幸寿し 本店」。

 13時を回っていてもなお、店内は満席の状態で、大繁盛!
 この日のお昼は、予約者のみで一杯であった模様。
 予約を入れておいて、本当に正解でした(^^;)



 「冬の日本海の幸を目一杯いただく!」という、食い意地の張った旅の目的によって、お任せで握ってもらうことにしました♪

 まず出てきたのは、マダラの昆布締め。
 マダラに染み込んだ昆布の旨味で、とてもマイルドで上品な味わいでした。
 最初から、ハイレベルなものをお出しになります!

 幸寿しさんの握りは、少し小ぶりな、鞠のような形が印象的でした。
 一口でいただくには、程良い大きさで、見た目の良さとも相俟って、美味しい形に見えましたw



 以後、続々と握りあがります^^

 ヤリイカの塩ふりかけです。
 麺のようになったヤリイカは、歯応えも抜群!
 噛むたびに滲み出てくるような甘い風味が、ふりかけられていた塩で一層引き立っていました。



 弊ブログでは、最早お約束の感があるw、カワハギの肝乗せ。

 口の中で渾然一体となって奏でられる、カワハギの身と肝とのハーモニーに酔いしいれます♪
 シャリの美味しさも、特筆ものでした!



 続いて、ヒラメの柚子と塩かけ。
 柚子の芳香がほんのりと鼻腔をくすぐり、ヒラメの繊細な美味しさを感じていた舌の感覚を、より鋭敏にしてくれました。



 冬の味覚の王者級でもある、ブリです!
 もちろん、今回の旅の最重要攻略対象でもありますw

 この色艶を見ただけで、もう生唾モノ(^г^)
 身の締まり具合と脂の乗り方とのバランスが絶妙で、口の中で味わっている間中、幸せな感じで一杯でした♪

 実は、ヒラメとブリとの間に、ヤリイカの生げそとアカニシガイという七尾特産の貝の二品があったのですが、いただくのに夢中で、撮影をすっかり失念していました(爆)



 大将が握るペースは、全く落ちることがありません!

 メジマグロです。
 まったく、見事としか言いようのない身の輝きに、ウットリ。。。
 食べるのがもったいないw
 でも、食べるwww

 口に入れると、優しくトロけるような、マグロ特有の食感は、本当に素晴らしいですね。



 お任せは、まだまだ続いています。

 アジも当然出てきました~。
 サッパリした風味が美味しいアジ、生姜と良く合いますね♪



 とても魚とは思えない、きめ細かなサシの入った、トロ。
 こればかりは、今までになかった大きな切り身が\(^o^)/

 「じっくり味わわないともったいない」と思いつつも、美味しいものはがっついてしまいますよね。。。
 飲み込むように、平らげてしまいました;



 バイ貝です。
 コリコリと歯応えある食感が最高に美味しいバイ貝、もちろんその食感を堪能させていただきました!



 こちらも、美味しさ反則級の、甘エビ。
 独特のフレッシュな歯応えと、名前のとおりの濃厚な甘い風味が舌の上を転がっている間、他の感覚はマヒ状態でしたw



 そして、これも旬を迎えていた石川産ズワイガニのカニ味噌乗せ。
 カニ特有の、繊細な甘味とパンチの効いたカニ味噌の風味の組み合わせに、味覚がのたうち回りました^^



 このウニで、ひとまずお任せは終了となりました。
 ウニの円やかな旨味が口に広がる贅沢…最後まで幸福感に包まれて美味しくいただきました!

 13時過ぎという、遅めの時間から始めた昼食であったため、もう少しいけそうであったので、追加で握ってもらうことにしました♪



 追加の第一弾は、先程撮影し忘れた、七尾特産だというアカニシガイです。
 こちらも、バイ貝に引けをとらない歯応えの良さが素敵な貝でした^^
 目を引く赤さも、食欲をそそられます。

 噛めば噛む程に旨味がジワッと広がる貝、ホント最高です~!



 貝にハマりましたw
 またまたバイ貝。

 貝って、飽きることがありません!



 蕩けるように美味しかった甘エビで、〆としました。
 甘エビは、この形も曲者ですよねw



 すし王国の二つ名に相応しい七尾の、悦楽の寿司三昧の昼餉、幸先の良い旅の出だしに大いに気を良くして、幸寿しさんを後にしました♪

 幸寿しさんを出た頃には、時刻は15時近くとなっていましたが、店内はまだまだ多くのお客さんで賑わっていました。

 地元でも評判のお店らしいということも納得の、幸寿しさんでの寿司を愉しんだひと時でした。



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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2014-04-22 15:29:44
最初の一枚を見て、『これはまずい!』と思わずページを閉じそうになりました(笑)
お魚、ツヤツヤですね。
大好物のトロとウニで喉がごっくんと鳴りましたが、考えてみれば、この2つは別に北陸じゃなくてもOK。
やっぱりブリと甘エビ、蟹ですよね。
肝乗せカワハギもいいなぁ。
最後まで読む前に、近場で美味しいお寿司が食べられそうなお店の検索の旅に出かけてしまいました(笑)
どう頑張っても、冬の日本海側の敵うお寿司なし!
冬の北陸、taろうさんの年中行事になりそうですね。
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タヌ子さん。 (taろう)
2014-04-22 20:50:28
思わず「続きを読む」を押してもらえるように、イチオシの画像を見出しに持ってきたのですが、おかしいな…w
ネタの全てが、とても美味しそうなツヤを放って、その見掛けに違わぬ旨さに、すっかり魅了された2時間の極楽でした^^
冬の北陸は、味覚のレベルがとんでもなくハイレベルになりますね!
訪れる度に新たな驚きをもって迎えてくれる北陸の、すっかりファンになりました。
今回はブリが一番のお目当てで、旬の時期を選んで大正解!脂が乗った円やかな身の、トロけるようなコクを、心ゆくまで味わうことの幸せを満喫できました♪
カワハギの肝も絶品なので、タヌ子さんも是非お試しを。
ほぼオールマイティで海の幸との相性抜群の握り寿司、日本ご滞在中に堪能なさってくださいね!
いつの日か、冬の北陸でオフ会やりたいですね(^o^)
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