時には、旅の日常

管理人:taろう/旅先で撮ったスナップにコメントを添えて、他にも気の向いた事を綴っていきます。

日帰り東京旅-03~富山で江戸前鮨の早晩

2016-09-16 01:08:35 | 中部/日本
 日帰り東京行、北陸回りの帰路では、富山で夕食をいただくことにしました。

 <<日帰り東京旅-02>

 夕食時には早い時間帯でしたが、せっかく富山へ来たのだし、こちらで早晩にしました。

 …とはいえ、多くの食事処が店を開く17時頃にはまだ1時間程早い時間帯;
 空いているお店を探し、江戸前鮨店へ辿り着きました。


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 東京から乗ってきた北陸新幹線を富山で下車、改札口を出て駅のコンコースを横切った反対側の正面に、富山地方鉄道富山市内軌道線(早い話が路面電車)の富山駅停留場があります。
 駅から屋外へ出ずに、乗り換えができるのはいいですね♪

 富山市内をしばし、路面電車で移動します。



 富山駅から6分程で、5つ目の停留場、荒町(あらまち)へ到着。

 こちらで電車を降りて、富山の街中を、お店へと赴きます。
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 荒町停留場から徒歩約数分、目指す「鮨 つか田」へとやって来ました!

 お店は、表通りから少し引っ込んだ所に建つテナントビルの2階。
 鮨店というよりは、バーのような店構えですね。
 ちょっとした、隠れ家的な雰囲気が漂います。



 扉を開けて店内へ入ると、カウンターのみのこじんまりとしたお店でした。
 まだ15時30分を回った頃の早い時間帯からか、店内は誰もおらず…のんびりした空気が。

 時間も時間でしたので、予約はしていませんでした。

 この日は、食後には京都へ戻るだけでしたので、16時前でしたが、まずはこちらをいただくことに。
 「千代鶴」という、富山の地酒です。
 富山も、少し屋外にいるだけで汗ばむ蒸し暑さであったこの日、喉を豊かに美味しく潤す、正に「命の水」でした^^



 程なく、握りが次々と出てきました~♪
 最初は、バイ貝。

 つか田さんの握りは小ぶりで、パクリと口にするのに、ちょうどよい大きさ。
 大好物のバイ貝でスタートは、幸先の良さを予感させてくれます^^
 歯応えのある身を噛む程に、滲み出る旨味を、久々に実感…シアワセ~w



 続いて、サンマが来たのですが、撮影を忘れて頬張っていました(爆)
 で、サンマの次が、この新イカ。
 新イカとは、生まれたての、コウイカの子供です。

 新イカ、とても珍重されるとのことで、握っていただきました!
 まだ小さな子供のイカということで、何でも1杯でこの握り1貫分とのこと。
 子供のイカだけあって、その身は柔らかでもっちり、瑞々しい美味しさでした。
 もちろん、イカの風味もしっかり味わえます(^г^)



 しめサバです。

 食欲をそそる、この色艶!
 良く締まったサバの旨味を、ジックリと賞味しました。

 酢の塩梅が、私の好みにピッタリ!!あぁ、美味しい~♪
 つか田さんのご主人、まだお若いのに、それぞれの身の美味しさを上手に引き出してくださいます。



 マグロの赤身。

 宝石の如く、美しい赤を誇っていた、マグロです。
 口当たり良く、豊かなコクを、爽やかに楽しむことができました^^



 こちらは、コハダです。
 口の中に広がる、シッカリとした美味しい風味を満喫して、大満足です!

 光物の魚で、見た目も綺麗~♪
 こちらも、出てきてすぐパクつきそうになり、危うく撮影し損ねるところでした(^^;)

 …コハダで安心してしまったのか、次のイクラの塩漬け、その次のアジ…と、立て続けに写し忘れました(爆)
 至福の境地でモグモグして、撮影は完全に忘却の彼方でした…。
 この日は、蒸し暑さの中の明治神宮の森歩きで、消耗していたのかもしれません(運動不足です;;)



 一とおり握っていただいた〆は、鉄火巻き。

 蕩けるような円やかさのマグロは、もう絶品!
 パクパクと調子良く、口へと運ぶ手つきも快調でしたw
 この日は妙に「とにかく早く食べたい」意識が先に立っていましたね。



 味噌汁には、ワサビを落として、ワサビ汁としてくれました♪

 味噌汁にも、ワサビの風味は良く合うのですね。
 爽快なワサビの風味に鼻腔をくすぐられながら、ジックリと味わいます。
 味噌にも負けないワサビの風味…初めて体験した美味しさでした!



 もう少しいけそうだったので、貝を追加で握っていただきました。
 まずは、ホッキ貝。

 別のお客さんが、「美味しい」と喜んでいたので、その反応に釣られてw、頼んでみました。
 艶めかしい赤い色に誘われるように、口の中へ。
 甘味の帯びた美味しさを感じて、幸せな気分に浸っていましたw



 こちらも、立派なハマグリ。
 食べでのある、堂々とした身でした!

 貝は、噛めば噛む程、旨味が染み出てきますね^^
 心ゆくまで貝の美味しさを堪能して、富山での江戸前鮨の夕餉を、満足のうちに締め括りました。

 昨年(平成27年/2015年)に開店したての、まだまだ新しいお店の、つか田さん。
 ご主人は、このお店を出す前は、銀座の老舗で修行していたとのことで、洗練された握りにも、納得です。
 ネタは、地物にこだわらず、築地(=全国)からも調達しているそうで、銀座時代からの関係もプラスとなっているのでしょうね。

 富山の方にとっては、富山以外のネタも楽しむことができる本格江戸前鮨店としての評判も確立しているのでしょう…時間が経つにつれ、店内には一人また一人と、席が埋まっていきました。
 11時半から21時まで、通しで営業されているのも、この日の私のように、中途半端な時間帯に鮨を食べたくなった時には、重宝します♪

 心地良い満腹となって、この後、気持ち良く京都への帰途の後半に就きます。
 ごちそうさまでした。

 <日帰り東京旅-04>>



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4 コメント

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Unknown (kiki)
2016-09-17 21:34:32
最初のお写真、一瞬和菓子?かと思いましたがお寿司でしたね^^
コハダの握りを見ると【美味しい江戸前寿司食べたい~】と思ってしまいます。
日本海地物のお魚と築地のお魚、どちらも食せいいとこ取りのお寿司屋さんですね。
この冬は富山に足をのばしてみたいです。
返信する
kikiさん。 (taろう)
2016-09-17 22:47:53
新イカ、コウイカの赤ちゃんとのことで、1杯で1貫という、真に贅沢な握りです!
流石に子供のイカということで、とても滑らかで瑞々しいお味に、感動しました。
コハダは、江戸前の華ですよね~^^
開店して1年経っていない新しいお店ですが、富山の方には、各地の良いネタを提供できるお店との評判が確立しているようで、早い時間帯にもかかわらず、お客さんが来店していきました。
昼前から夜まで、通しの営業というのも、嬉しいですよね♪
是非、冬の富山の味覚に舌鼓を打ってみて下さい!
返信する
トリップノート編集部よりトラベルライターのご案内 (トリップノート編集部)
2016-09-19 10:34:42
taろう様

はじめまして。
突然のコメント失礼いたします。トリップノート編集部と申します。
ブログを拝見し、コメントを残させていただいております。

日本各地から海外まで旅行がお好きなんですね。
写真が豊富ですし、リズム良く読みやすい文章で、楽しく読ませていただきました。
地図で移動ルートを記載しているのも、旅情をいっそう感じさせますね。

私共の運営する、オンラインの旅行マガジン&ガイドブック[tripnote]では、現在、旅行に関する記事を書いてくださる《トラベルライター》を募集しておりまして、特に旅行についての情報発信を積極的になさっている方へお声がけさせていただいております。

《トラベルライター》の具体的なお仕事内容としましては、ご自身で訪れた経験のあるスポット(観光名所や旅先のレストラン、ショップなど)について、ご自身で撮った写真を中心に記事を執筆していただくお仕事で、基本的にこちらから記事のテーマを指定することはなく、トラベルライターさんご自身が、紹介したいスポットを決めて記事を書いていただく、在宅での業務となります。

報酬としましては、1記事につき固定報酬500円+従量報酬(有効なアクセス数に応じて)をお支払いいたします。

少しでも《トラベルライター》に興味を持っていただけるようであれば、以下の募集ページより、お気軽にご応募いただければ幸いです。

■トラベルライター募集ページ
https://tripnote.jp/minna
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トリップノート編集部様 (taろう)
2016-09-19 14:17:40
はじめまして。コメントありがとうございます。
旅好きの備忘録として始めた当ブログですが、拙い文や写真にもかかわらず、記事に関心を持ってくださる方々ができたり、こうしてご評価をいただいたりと、ブロガー冥利に尽きます。
せっかくのお誘いですが、備忘録としてこのブログは続けたく、そうなると、自分の現在の生活環境では、このペースでのブログ更新と実生活とのバランスがギリギリ成立している状況であり、加えて貴サイトへ投稿できる余裕がありません。
従って、とても興味を持てるお誘いで、大変残念なのですが、今回の応募は、見送らせていただきます。
後日身辺の状況が変化した際に、応募の機会がありましたら、改めて考えさせていただきます。
お声がけをいただきましたことは、とても光栄であり、篤く感謝申し上げます。
勝手ながら、今後も読者としてご訪問いただければ、幸いです。
末筆ですが、貴サイトの益々のご発展を、祈念いたします。
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