
京都への帰路に就くべく、黄昏時を迎えた小海の高原を発ちます。
<<長野県小海町の高原へ-07>
バス停のある、美術館の駐車場敷地からは、綺麗に晴れ上がった西の空をバックにして、八ヶ岳連峰をクッキリと見渡すことが叶いました。
その八ヶ岳に見送られながら、小海駅へと向かう最終のバスに乗り込みます。
松原湖駅から美術館まで、1時間40分余りを費やして上ってきた往路と同じ経路を、バスは10分足らずで駆け下りて、所要20分弱で小海駅へ到着。
小海からは佐久平を経て、北陸新幹線で金沢へと向かいました。

小海町高原美術館と八峰(やっほー)の湯の駐車場の一角に立っていた、小海町営バスの「美術館・八峰の湯」バス停。
小海駅方面へは、平日、日祝日共に、1日4便が運行されていました。
「君の名は。」展開催に伴うアクセス案内として、小海町の公式サイトにあった地図付きの路線バス時刻表が貼り出されていました。
車以外では、唯一のアクセス手段だけに、この2施設への利用促進に賭ける、小海町の力の入れようを窺うことができますね。
バス停の背後に八ヶ岳が見えていたので、改めて見渡してみました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
太陽は既に、八ヶ岳の彼方へ没し、八ヶ岳の稜線が残照によって、夕暮れ時の空に浮かび上がるように見えています。
稜線の鮮やかなラインと山塊のシルエットとが、とても印象的であった、黄昏時のコントラストが素晴らしい風景は、感動的なものでした!
日中は、稜線に掛かっていた雲に覆われて見えなかった赤岳も、画像左側の裾野に、瘤のように突き出た姿を見せてくれました♪
この時の空からは、雲がほとんど姿を消していて、快晴となった黄昏時でした。
16:34発の、小海駅方面行の小海町営路線バスの最終便が、バス停へ到着。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
私を含め、乗客は数名程度。
この時間まで残っていたバス利用者は、少なかったようです。
因みにこの日は、1つ前の便(13:39発)を待つ人達は、10名程バス停に列を作っていました。
バスは、美術館・八峰の湯を発って長野県道480号線をゆっくりと松原湖駅の入口まで下り、小海駅を目指して国道141号線を走ります。
のんびりムード溢れる路線バスでしたが、松原湖駅入り口までの所要時間は、僅かに9分!!
1時間40分(松原湖での道草を含みますが)掛かった徒歩との差に、愕然としました(^^;)
美術館・八峰の湯バス停から小海駅までの所要時間も20分足らずで、16:50過ぎ位には到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
路線の名称(小海線)にも採用されている自治体の中心駅だけに、みどりの窓口もある有人駅の小海駅。
待合スペースには、ストーブも置かれています。
ホームに停車中の、乗車する列車が、改札口から見えていました。
出発を待つ、16:59発の小海始発小諸行普通列車。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
営業用の鉄道車両としては、世界初のハイブリッドカーとなった、キハE200形気動車が充てられていました。
休日の夕暮れ時、小海駅のホームに人影はほとんど認められません。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
多分平日には、学生等の利用が多いのでしょうね。
暮れゆくもの哀しさに包まれたローカル線の駅の情感を、久し振りに肌で感じました。
小諸行普通列車は、間もなく出発。
北陸新幹線との乗換駅である、佐久平まで乗車します。

17時を過ぎると、車窓からの眺めも真っ暗となりました。
小海を出発して30分程は、2両編成の車内は、ガラガラ状態;
ハイブリッドカー特有の、電動モーターとディーゼルエンジン両方の駆動音を静かな車内に響かせて、闇の中を黙々と走行していきます。
小海から30分程の中込(なかごみ)の辺りから、乗客が増え始め、佐久平へ到着する頃には、立ち客まで出る位の混み具合となっていました。

小海から43分の所要時間で、18:42の定刻に、佐久平へ到着。
大勢の人が下車し、同じくらいの数の人が乗車していました。
新幹線が通っている駅とは思えない位に、こじんまりとした佐久平の在来線ホーム。
列車が到着した時だけ、いっときの賑わいを見せます。
標識に従い、左へ曲がって、新幹線のりばとの連絡通路を進みます。

佐久平の、新幹線のりば。
流石にこちらのホームは、ゆとりのある広さが確保されていますね。
佐久平から乗車するのは、17:48発の「はくたか571号」金沢行。
乗車してきた小海線とは、僅か6分の接続時間で、こちらのホームへ到着すると、程なく「はくたか571号」が到着しました。
この日のうちに京都へ帰るのに、金沢行の列車に乗車する…というのも、不思議な気がしますが、まだまだ旅情を感じられて、悪くない気分です^^
車窓は、流れる灯り以外は真っ暗。
終着駅・金沢までの乗車なので安心したのか、少しの間ウツラウツラしていました;

「はくたか571号」は、金沢までの各駅に停車し、19:38に金沢へ到着しました。
佐久平から1時間50分、小海からは2時間39分の所要時間で、金沢まで到達。
小海町高原美術館からでも、3時間程度で金沢へ到着することができるとは…北陸新幹線の恩恵を、今回もまた享受しました♪
北陸新幹線が京都・大阪まで延伸した暁には、佐久平からでも乗り換えなしで京都まで行くことが可能になる(直通列車が設定されれば、ですが)と思うと…北陸新幹線の1日も早い大阪までの全線完成を、強く願います!
金沢では、乗り換え時間に1時間程のゆとりを持たせて、電車の予約をしてあります。
大阪行の特急へ乗り換えるまでの小1時間、途中下車して、夜の金沢駅を少しだけ見物することにしました。
<長野県小海町の高原へ-09>>
<<長野県小海町の高原へ-07>
バス停のある、美術館の駐車場敷地からは、綺麗に晴れ上がった西の空をバックにして、八ヶ岳連峰をクッキリと見渡すことが叶いました。
その八ヶ岳に見送られながら、小海駅へと向かう最終のバスに乗り込みます。
松原湖駅から美術館まで、1時間40分余りを費やして上ってきた往路と同じ経路を、バスは10分足らずで駆け下りて、所要20分弱で小海駅へ到着。
小海からは佐久平を経て、北陸新幹線で金沢へと向かいました。
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小海町高原美術館と八峰(やっほー)の湯の駐車場の一角に立っていた、小海町営バスの「美術館・八峰の湯」バス停。
小海駅方面へは、平日、日祝日共に、1日4便が運行されていました。
「君の名は。」展開催に伴うアクセス案内として、小海町の公式サイトにあった地図付きの路線バス時刻表が貼り出されていました。
車以外では、唯一のアクセス手段だけに、この2施設への利用促進に賭ける、小海町の力の入れようを窺うことができますね。
バス停の背後に八ヶ岳が見えていたので、改めて見渡してみました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
太陽は既に、八ヶ岳の彼方へ没し、八ヶ岳の稜線が残照によって、夕暮れ時の空に浮かび上がるように見えています。
稜線の鮮やかなラインと山塊のシルエットとが、とても印象的であった、黄昏時のコントラストが素晴らしい風景は、感動的なものでした!
日中は、稜線に掛かっていた雲に覆われて見えなかった赤岳も、画像左側の裾野に、瘤のように突き出た姿を見せてくれました♪
この時の空からは、雲がほとんど姿を消していて、快晴となった黄昏時でした。
16:34発の、小海駅方面行の小海町営路線バスの最終便が、バス停へ到着。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
私を含め、乗客は数名程度。
この時間まで残っていたバス利用者は、少なかったようです。
因みにこの日は、1つ前の便(13:39発)を待つ人達は、10名程バス停に列を作っていました。
バスは、美術館・八峰の湯を発って長野県道480号線をゆっくりと松原湖駅の入口まで下り、小海駅を目指して国道141号線を走ります。
のんびりムード溢れる路線バスでしたが、松原湖駅入り口までの所要時間は、僅かに9分!!
1時間40分(松原湖での道草を含みますが)掛かった徒歩との差に、愕然としました(^^;)
美術館・八峰の湯バス停から小海駅までの所要時間も20分足らずで、16:50過ぎ位には到着しました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
路線の名称(小海線)にも採用されている自治体の中心駅だけに、みどりの窓口もある有人駅の小海駅。
待合スペースには、ストーブも置かれています。
ホームに停車中の、乗車する列車が、改札口から見えていました。
出発を待つ、16:59発の小海始発小諸行普通列車。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
営業用の鉄道車両としては、世界初のハイブリッドカーとなった、キハE200形気動車が充てられていました。
休日の夕暮れ時、小海駅のホームに人影はほとんど認められません。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
多分平日には、学生等の利用が多いのでしょうね。
暮れゆくもの哀しさに包まれたローカル線の駅の情感を、久し振りに肌で感じました。
小諸行普通列車は、間もなく出発。
北陸新幹線との乗換駅である、佐久平まで乗車します。

17時を過ぎると、車窓からの眺めも真っ暗となりました。
小海を出発して30分程は、2両編成の車内は、ガラガラ状態;
ハイブリッドカー特有の、電動モーターとディーゼルエンジン両方の駆動音を静かな車内に響かせて、闇の中を黙々と走行していきます。
小海から30分程の中込(なかごみ)の辺りから、乗客が増え始め、佐久平へ到着する頃には、立ち客まで出る位の混み具合となっていました。

小海から43分の所要時間で、18:42の定刻に、佐久平へ到着。
大勢の人が下車し、同じくらいの数の人が乗車していました。
新幹線が通っている駅とは思えない位に、こじんまりとした佐久平の在来線ホーム。
列車が到着した時だけ、いっときの賑わいを見せます。
標識に従い、左へ曲がって、新幹線のりばとの連絡通路を進みます。

佐久平の、新幹線のりば。
流石にこちらのホームは、ゆとりのある広さが確保されていますね。
佐久平から乗車するのは、17:48発の「はくたか571号」金沢行。
乗車してきた小海線とは、僅か6分の接続時間で、こちらのホームへ到着すると、程なく「はくたか571号」が到着しました。
この日のうちに京都へ帰るのに、金沢行の列車に乗車する…というのも、不思議な気がしますが、まだまだ旅情を感じられて、悪くない気分です^^
車窓は、流れる灯り以外は真っ暗。
終着駅・金沢までの乗車なので安心したのか、少しの間ウツラウツラしていました;

「はくたか571号」は、金沢までの各駅に停車し、19:38に金沢へ到着しました。
佐久平から1時間50分、小海からは2時間39分の所要時間で、金沢まで到達。
小海町高原美術館からでも、3時間程度で金沢へ到着することができるとは…北陸新幹線の恩恵を、今回もまた享受しました♪
北陸新幹線が京都・大阪まで延伸した暁には、佐久平からでも乗り換えなしで京都まで行くことが可能になる(直通列車が設定されれば、ですが)と思うと…北陸新幹線の1日も早い大阪までの全線完成を、強く願います!
金沢では、乗り換え時間に1時間程のゆとりを持たせて、電車の予約をしてあります。
大阪行の特急へ乗り換えるまでの小1時間、途中下車して、夜の金沢駅を少しだけ見物することにしました。
<長野県小海町の高原へ-09>>
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