時には、旅の日常

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年越しアマルフィ海岸探訪-41~イタリア最終日の朝焼け アマルフィ<18>

2013-07-02 19:25:15 | イタリア
 ほとんど一晩中降り続いた感じの大雨は、明け方近くになってようやく止んだようで、目覚めて眺めた外の景色は、まだ水平線近くに残っている雲間を朝焼けが朱に彩り始めていました。

 日の出で明るくなるにつれて、こうした残っていた雲もいつしか消えてゆき、南イタリアらしい、素晴らしい青空の快晴に晴れ渡った、アマルフィを発つ日の朝の風景でした。

 <アマルフィ>
 <アマルフィ(Wikipedia)>

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 前日から断続的に降り続き、夕刻以降は雨脚が強まったまま、ほぼ一晩中降り続いた雨も、明け方になってようやく降り止んだようです。

 6時半頃に目覚めてバルコニーへの戸を開け外を眺めると、水平線近くの空が、朝焼けに染まり始めていました。
 垂れ込めていた雲に覆われていた空も、だいぶ晴れてきている様子。



 ライトアップで黄金色に輝くドゥオーモ(Duomo di Amalfi)が浮かび上がって見えていました。
 ドゥオーモの左隣にある鐘楼も、控え目にライトアップをされているのか、ドゥオーモを引き立てるかのように抑えた色調に照らし出されています。



 晴れ渡る空が、とても広く見えます♪

 晴れるにつれて、朝の空気の清々しさもまた、増していくように感じました^^



 太陽が水平線から顔を覗かせ始めたのは、7時半頃のことでした。

 この頃には、そらには薄いレースのような雲が掛かり、空に描く繊細な模様が朝の光に照らされ色付いて、その美しい風景に目を奪われていました。



 山の端とのコントラストもくっきりと、周囲の空をオレンジに染め上げる太陽…幻想的な眺めです!

 手前で静かに凪いでいる海原までもが、朝焼けの色に染まりつつあります。



 飛び交う鳥たちの小さなシルエットが、風景に躍動感を与えます♪

 いよいよ輝きを増す太陽。
 海もまた、映す朱の鮮やかさを見る見る増していきます。



 朝の漁に出た小舟でしょうか…一点の影でも、大変に情感の伝わってくる、感動的な風景でした。



 気持ちの良い一日の始まりを告げるように、太陽は山の端から完全に昇ったようです^^

 雲によって変幻自在に描かれた、幻想的な空のキャンパスはいまだに健在、先程よりも明るさの増した空の中でなお目を引く美しさを保っていました。



 陽の光も、朝焼けの朱から完全に昼光色である透き通った白へと変化を遂げました。

 海面に映える光の道も大変眩しく、正視できない程の明るさへと変化しています;



 「早起きは三文の得」とは、よく言ったものですね(^-^)
 もう少し早く目覚めていれば、この素晴らしい景色を間近で眺められる海辺へ、散策に出ていたかもしれません。



 起床直後にはまだ闇に包まれていた、アマルフィ(Amalfi)の市街地も、すっかり爽やかな朝の光に包まれてなお微睡んでるかのように、静かな佇まいを見せていました^^

 南イタリアのこの地には、輝くような陽光が本当に良く似合いますね♪

 一筋の飛行機雲が、快晴となった青空を、一気に切り裂くように駆けて行きました



 照明にも、陽の光にも、その美しい姿を完璧に輝かせるアマルフィのドゥオーモが「黄金のドゥオーモ」と呼ばれる由縁が良く分かる、アマルフィ市街の晴れた朝の風景。

 エキゾチックな鐘楼も、今度はドゥオーモと、そのユニークな容貌の美しさを競い合うように、朝の日射しを受けてカラフルで繊細な装飾を浮き立たせながら、輝きを増していました。



 陽光に照り返す海は、波打ち際の優美な弧状のカーブまでをも、はっきりと映し出しています!
 太陽は上昇するにつれて、その輪郭と光芒とを益々クリアにしていくようでした。

 この日は朝食後にアマルフィを出発して、ナポリ カポディキーノ国際空港(Aeroporto internazionale di Napoli-Capodichino)へとドライブ、イタリア(Italia)に別れを告げて、フランス(France)はパリ(Paris)へと赴きます。

 ナポリ空港までの道中は、このお天気から、素晴らしいドライブ日和となりそうで、とても楽しみです♪



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