東日本と西日本を中心に記録的な猛暑となり、埼玉県熊谷市では41度1分を観測し、観測史上、国内で最も高い気温となったほか、東京や岐阜県、山梨県でも気温が40度を超えたところがありました。24日も最高気温が38度まで上がるところがあるなど、危険な暑さが続く見込みで引き続き熱中症に厳重な警戒が必要です。

気象庁によりますと、東日本と西日本を中心に23日も広い範囲で勢力の強い高気圧に覆われ、特に関東や東海で記録的な暑さになりました。埼玉県熊谷市では、午後2時すぎに41度1分を観測し、5年前の平成25年8月に高知県の四万十市西土佐で観測された41度ちょうどを上回り、観測史上、国内で最も高い気温となりました。

また、日中の最高気温は東京・青梅市で40度8分、岐阜県多治見市で40度7分、甲府市で40度3分と40度を超えました。東京都内の観測点で40度以上を観測したのは統計を取り始めてから初めてです。