ニュース#148
人工衛星からのデータを、様々な産業に活かす試みがESAの協力の下で行われています。
この森林の高さを表した画像はその一例で、森林を利用した産業にこのようなデータが活かされるようになると期待されています。
その他、エネルギー、鉱物資源、水資源、石油などの開発を支える低コストの手段として、人工衛星による観測が注目されています。
Satellites support busines . . . 本文を読む
ニュース#147
ESAの火星探査機マーズ・エクスプレスが撮影した火星のクラリタス地域です。
タルシス火山群の南東に位置するこの地域の地形は、地殻活動や火山活動によって作り出されました。
Claritas Fossae region of Mars
http://www.esa.int/SPECIALS/Mars_Express/SEMLWONZCIE_0.html . . . 本文を読む
No.176 2006/3/26作成
3月21日にNASAの土星探査機カッシーニが撮影した土星の衛星ミマスです。
背景には土星が見えます。
3Dステレオ画像にしてみました。
ただし右側は私が手を加えたものです。
左側が元の画像です。
元の画像:NASA/JPL提供 . . . 本文を読む
No.175 2006/3/26作成
3月22日にNASAの土星探査機カッシーニが撮影した画像です。
土星のリングの向こう側にはタイタン、手前側にはヤヌスが見えます。
ヤヌスが左から右へと移動する様子を動画にしてみました。
よく見るとタイタンも、リングに対して右へとゆっくり移動していることがわかります。
これは衛星やカッシーニが土星の周りを回っているためです。
タイタンは厚い大気を持っているため . . . 本文を読む
No.174 2006/3/26作成
3月21日にNASAの土星探査機カッシーニが撮影した土星のDリングです。
Dリングは土星のリングの中で最も内側にあります。
細かい構造を分かりやすくするために縦に引き伸ばしたのが下の画像です。
この画像から、Dリングはたくさんの細いリングが集まってできていることがわかります。
特に明るい3本のリングがあり、外側からD73、D72、D68と呼ばれていますが、そ . . . 本文を読む
ニュース#146
NASAの人工衛星Aquaに搭載された大気赤外線サウンダー(Airs)を用いて、Madden-Julian振動の観測が行われています。
これはインド洋から太平洋西部へ移動する40~50日周期の波で、世界各地の気象に影響を与えるとされています。
この現象を解明すれば、より正確な気象予測ができるようになるはずです。
Scientists Surf the Seas of Spac . . . 本文を読む
ニュース#145
昨年7月4日にテンペル第1彗星への衝突実験を行ったNASAの彗星探査機ディープ・インパクトに搭載されていた赤外線分光計による観測で、この彗星の核の表面に水の氷が存在することが明らかになりました。
しかし、氷を含む地域は全表面の1/4000に過ぎず、さらにその地域の成分のうちわずか6%ほどが純粋な水の氷でした(写真で青く写っている地域)。
このような核表面の氷は、ちりやガスに混じ . . . 本文を読む
ニュース#144
NASAのX線天文衛星チャンドラによる観測で、渦巻銀河NGC 5746が熱いガスのハローを持っていることが分かりました。
写真は、Digitized Sky Survey (DSS)で得られた可視光画像に、チャンドラが撮影したX線画像(青)を重ねたものです。
6万光年以上にまで広がるこの熱いガスは、銀河が形成された頃に取り残された物質が少しずつ渦巻銀河の方へと流れ込んだものだと . . . 本文を読む