(議会最終日 採決前の討論)
2月19日から3月14日まで2月定例会が開かれ、平成26年度当初予算等についての審議が行われました。
私も幹事長として会派内の調整等に当たったところです。
平成26年度当初予算案には、我々自由民主党県議団が当局に要望してきた事業もたくさん盛り込まれていますので、主な内容をご紹介します。
■平成26年度当初予算の規模は…
5,681億円(前年度比9億円、0.2%の増)
災害から県民の命を守り、安心して暮らせる生活環境を整備する「安全と安心」の政策と中小企業や農林水産業の活性化、まちづくり支援、心豊かで広い視野を持つ人材育成を図る「未来への投資」の政策が柱です。
■こんな事業が含まれています・・・
◎ 防災・減災対策では、
ホテルや旅館等大規模建築物の耐震化促進(耐震診断や設計、改修に助成)や住宅耐震改修支援の拡充(非木造、建替も対象になります)、災害に備えた道路の強靱化(有田~南紀田辺間4車線化など高速ネットワークや川筋ネットワーク等整備、トンネル老朽化対策推進)など
◎ がん対策の推進では、
個別受診勧奨のほか、胃がんのピロリ菌検査や肺がんの低線量CT検査の支援の追加 など
◎ 高齢者福祉の充実では、
健康推進員制度の創設(住民参加型の草の根運動展開)や元気高齢者の活躍の場づくり(高齢者が知識や技能を活かし、社会貢献できる仕組み作り)など
◎ 少子化対策の推進では、
結婚支援(結婚サポーターの認定など)や保育の質と量の充実(保育士確保策の強化)など
◎ 地域経済を支える産業強化では、
産学共同研究支援(県内企業と研究者の仲介による共同研究促進)や高校就職支援の推進(県立高校に就職指導員を設置し、生徒や教員を助言・指導)など
◎ 農林水産業の競争力強化では、
農地活用支援(農地流動化促進のため、JAを中心に推進体制整備)や野菜花き生産支援(収益性向上の施設整備支援等)、鳥獣害防止対策(有害鳥獣捕獲推進や狩猟者育成強化)など
◎ 教育と文化の振興では、
指導力のある教員OBの活用(授業改善等)や国際人の育成(英語ディスカッション等を重視した授業実施等)、マスターズスポーツ推進(関西ワールドマスターズゲームズ招致)など
◎ 国体準備の推進では、
競技力の向上や施設整備の推進、開催気運醸成の県民運動、リハーサル大会運営支援 など
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