トラウマ

モーツァルト「 レクイエム」 ～ 怒りの日


結局すぐ書く眼鏡の人。

接遇を習った。接遇って言葉を眼鏡の人は知らなかった・・・

だからあの御方に物を知らないなんて言われちゃうんだよね・・・バカだね・・・

悲観的な人、攻撃的な人、リアクションが薄い人に対する受け答えを2人1組で練習した・・・



なぜか各練習後に1組だけが前に呼ばれて、皆の前で披露・・・

リアクションが薄い人に眼鏡の人が選ばれた・・・

「泉田さーんお元気ですかー？」

「あ、ども・・・」

「体調はどうですかー、痛みはありませんかー？」

「いや・・・モゴモゴ・・・」

「疲れてないですかー？」

「まあまあです・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

20秒ほど無言。最初はクスクスがあったけど、最後は完全にシーン。

お見合いじゃねーか！もう戻って！と言われて戻った眼鏡の人。

リアクションが薄いんじゃなくて、マジで下手な人。

リアクションが薄い人を演じたんじゃなくて、リアクションが薄い人だった眼鏡の人。

緊張するとそうなる眼鏡の人。

ナルトさん早く助けてくれればよかったのにね。と言われ、可哀想な子度がますます上がった眼鏡の人。

悲観的な人だったもう少しやれた。



こうやって眼鏡の人はトラウマを蓄積していくのである。

眼鏡の人って一種のパニック障害だと思う。死にたい・・・

つづき

その日のうちに殴り打ったんで、テンションは下がってない。

ジョジョ第１話の題名を知っているかね？「侵略者ディオ」だぜ！

ジョナサンよりも先にディオが出てくるほどだ！ちょっとした生い立ちと一緒にね。

ジョースター家到着にも見開き１ページ使ってるんだぜ（ケンコバがネタにしてたけど）。

第３部で承太郎に倒されて以来、出てきてはいないけど、それ以降も全てDIOとの因縁の話だった。

つまりディオ様はジョジョと並ぶ主人公なのである！！

ジョナサンも散り際にこう感じていた。「僕らはやはり二人で一人だったのかもしれないな。」


そのディオ様なくして、「ジョジョの奇妙な冒険」という物語はありえないのだよ！

８部はまあいいとするけども、もし！第９部でDIOが出てこなかったら、

眼鏡の人はジョジョを読むのを止めるかもしれない。(9部で終わるけど）



でも第７部の最後に絶対ありえない事を起こしてくれた荒木飛呂彦大先生なら！

もし眼鏡の人の想像が違っていても、最高に魅せてくれるに違いない！

第７部の最後は本当にジョジョファンなら、思わず声を出して驚くような展開だった。

げんさんも漫画喫茶でつい「うおっ！」と声を出してしまったらしい。

誰だってそーする、俺だってそーする！眼鏡の人は本当に気が動転したからね。




ディアボロは無敵の能力を持ってるのに、どうにも弱気だ。

「未来という目の前にポッカリ開いた“落とし穴”を見つけ！それに落ちる事がなければ、人生は決して“沈む”事がない。“絶頂”のままでいられる！私を脅かす“落とし穴”は塞がねばならないッ！」
「恐怖というものは思いもよらぬ過去からやって来る…オレはこれを恐れていた」
「これは“試練”だ。過去に打ち勝てという“試練”とオレは受け取った。人の成長は…未熟な過去に打ち勝つことだとな…」
「いいか、ドッピオ…恐怖というものは打ち砕かなくてはならないのだ！それは、今なのだ…今！絶対に乗り越えなくてはならない！それが『生きる』という事なのだッ！」

よく読むと実に後ろ向きな発言だ。過去を隠すためだけに娘をその手で殺そうとした程だし。

眼鏡の人もそんなところあるよね。

今日はトラウマを植え付けられましたよ。あれが回避できたなら・・・

15秒ぶっ飛ばす程度じゃ足りないけどね・・・

また次に書こう。



未来を知る能力ってのをたまに見るけど、前にセンから借りて読んだ漫画の話では、

それはあの時ああしていたらという、「もしも」っていうことがなくなってしまう。

常にベストの行動をするから、パラレルワールドというものが全くできなくなってしまう。

この世から可能性という概念がなくなってしまう。枝分かれして膨らんでいくはずの世界が死んでしまう。

その人が生きているっていうルートしかない。枝分かれのない一本道の世界、全体世界がしぼんでいく。

いろんな世界を殺していくとても恐ろしい能力だった。作者頭いいなと思った。

いともたやすく行われるえげつない行為のファニーもそんなことをしているのかなと思った。



眼鏡の人はミザリーみたいに、自分の思う通りの展開にしてもらうために、

荒木先生を拉致監禁、足をハンマーで砕き、執筆させるような人間ではないので安心してください。