フモウチタイオモシロイ

2009-11-28 12:27:19 | 日記
壱岐正は第2次大戦の大本営参謀。

天皇陛下直属の機関、大本営の仕事は戦争の開始の決定、戦略を練る、軍隊を自在に操る。

その決定には総理大臣さえ従わなければならない、と実質最高機関じゃないか。

当時の軍人420万人の内、大本営がエリート約200人の大本営参謀。

その大本営陸軍部のトップ、作戦課約20人の中の一人が壱岐正。すげー。

周囲から一目置かれるわけだ。防衛省からはすごい評価をしてもらってる。

壱岐に冷たい人たちは戦争犯罪人にしか見えないのかもしれない。それ以上の妬みと。



小説不毛地帯のラッキードはロッキード事件より先らしい!国会の議事録を見て予見したらしいけども・・・

最初からきな臭い事だったんだろうねー。いやー驚きだ。



壱岐さんがよく行ってる高級クラブはテーブル料だけで、大卒の初任給くらいらしい。場所は赤坂。

鮫島や他の有力者とよく会うのも、当時超有名な高級クラブは2つしかないためらしい。




壱岐さんの心には大本営の頃からある日本の復興があるらしい。

唐沢さん曰く、壱岐正は戦うことでしか何かを得られない人。本心が掴めない人。

壱岐さんの心にいつもあるのはシベリアの不毛地帯。物と金に溢れた当時の日本。

日本に帰っても壱岐正の心は不毛地帯にいる。精神的飢餓状態を表しているらしい。

最期にはどうなってしまうんだ!?気になる気になる。



不毛地帯を楽しむには壱岐正の経歴、当時の事情を知らなければいけない。勉強になりましたね!

絶対小説版を読もう!