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いきなり格闘技

2023-04-04 20:20:19 | 日記
前回のハムvs平田の試合を見た。
ONEですね。

ハムの試合は何回か見たことあるけども、
平田の試合は流れてくる動画でちょっとだけ見たぐらいしかなかった。

で、話題になってたので、今回はじっくり見てみた。

まぁ、どっちを応援とかではなく、
単純に格闘技好きとして、フラットな状態で見てた。

分析する必要もないような試合だった。

打撃で不利となっている平田がタックル狙い。
ハムはタックルを切って、打撃勝負狙い。

で、この構図はお互いが得意のところで戦おうとするので、
別に問題はない。

が、これが成立するのはそのどちらかの有利なところになったら、
勝てる要素がある場合だ。

ハムの打撃は確実に勝つ要素があった。
平田はハムの打撃を普通にもらっていた。

一方、平田はタックルに何回も行くけども切られる。
さらにグランドになっても、ハムに逃げられる。
たまにハムに上を取られてしまったりしていた。

もうこの時点で得意なところで勝つ要素もないので、
平田の勝ちというのは低い。

で、平田のタックルも打撃を見せてのタックルじゃなく、
いきなりタックルに行くから簡単に切られる。
そんなのMMAの常識のレベル。

その常識を何でしないかというと、
そのタックルに行く為の打撃に行くのを怖がってるから。
ハムの打撃にやられるんじゃないかと怖がって、打ち合いをしない。
でも、それをしなかったらタックルを取れない。

で、平田の選択は打ち合いはせず、
ひたすら無理なタックルを繰り返して、逃げようという戦法。

タックルでグランドが得意って選手もね、
結局は下からも決められるような能力が高くないと意味がない。

例えば、クレベルのように相手を寝かしたら、
高い確率で上でも下でも決めてしまうという能力がある選手だったら分かる。
こーゆう選手は試合が面白い。
タックルやグランドに拘るのは分かる。

見てる方も寝かしたら勝ち!ってので見てられる。

一番試合で面白くないのが、レスリング出身で上を取れるんだけども、
そこからの決めがないという選手。
ただ、上のポジションをキープして、判定勝ちみたいな。

レスリング出身だとキープは出来ちゃうからね。
まぁ、柔道出身の人もそうかもだけど。

実際、そこからパウンドで勝つって難しい。
イメージとして、パウンドは餌で、それを嫌がった時の腕を取るつもりなら分かる。
が、それも出来ない場合は、本当に上に乗ってるだけになる。

今回はハムが実力的にかなり上の選手だったので、
タックルを取られることはなかったが、
同じレベルぐらいの選手だったら、上を取られて判定で負けるとかになるんだろうな。
って、平田を知らないけども、今までの勝ち方はそんな感じなのかな?って思うような戦い方だった。

こーゆう試合をすると、応援している人は別として、
普通に試合をフラットに見ている格闘技好きは、次の試合を見たいと思わない。
逆にハムの試合は見たいと思う。

格闘技もセルフプロデュースが重要だから、
呼ばれる為には何をするかはもう少し考えた方がいいと思う。

あれなら、もっと派手なKO負けして、
そこから復活するみたいな流れにした方が良かったのではないかと。

あの負け方だと中途半端すぎて、次のストーリーもない。
同じ負けでも、次に繋がる負けを考えないとね。

勝ったり負けたるするレベルの選手は、
勝ち負けなんかどうでも良くて、どのようにストーリーを作るかだから。
見ている人が感情移入が出来るストーリーにしないと誰も見なくなる。