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ねをぱぁく

公園みたいにふらっと立ち寄って、ほっと一息して欲しい、そんな演劇ユニットです。

今日はお祝い

2013-10-20 12:35:26 | 日記
あいにくのお天気になったけれど、
これから春生の結婚パーティーに行きます。
春生と初めて会ったのは彼が高校生の時だったか。
小寿枝さんそっくりの顔で、いつも何を考えているかわからない、
静かな子という印象でした。

家族みんなで東京までライブに来た時も、
せっかく苦労して取ったチケットなのに、彼は一人遅れて来ました。
ライブに行かない私が彼にチケットを渡す為に入口で待っていると、
フランクフルトを頬張りながら悠長に歩いて来ます。
そういう時、普通は手前からでも走って来るよね?
もちろんイラっとしましたよ、ええ。
「あ、ねをさん。ありがとうございます」
と一言。
ライブ会場に入って行きました。
肩すかしをくらった感じでした。
その後なんだか笑いが込み上げて来て
一人で大笑いしたのを覚えています。

大阪に来て居候していた時は、毎朝小寿枝さんの
「春生ーっ!春生ーっ!」
という怒鳴り声で目が覚めます。
この家で何か起こると決まって春生のせいにされます。
彼は口答えも言い訳もせず、黙々と支度をします。
なんて、我慢強い子だろうと思いました。
みんなが寝てしまった後、春生と二人もしくは春生の従兄弟と三人、あるいは春生の幼なじみと、
親に言いにくい話をしながら飲んだものです。
その時の彼の饒舌さは、最初に会った印象なんて吹っ飛ぶほどです。
やっぱり、大竹野家の息子だなぁと思いました。
あの事故の時、春生はなんともたくましく、弔問客から父親の話を聞いていました。
その姿は今も忘れられません。

彼女は前々からお家にもよく遊びに来ていてすでに家族として受け入れられていました。
とても芯の強い、とても優しい、控え目な彼女です。
その二人がようやく結婚です。
年の離れた弟のような春生。
いつまでも真っ直ぐな春生。

自分で芝居をやりたいと言って舞台に立った時、初めて大竹野さんに似てるな、と思いました。

春生、おめでとう。
貴方達が同居すると聞いて、どんなに嬉しく思った事でしょう。
本当に幸せに。
いつもみんなを受け入れる大竹野家の居心地の良さを、今度は貴方達が作っていってね。

願わくば、近い未来に、新しい家族が増えて、小寿枝さんに真の笑顔が戻って欲しい。

他人の勝手な言い分ですけどね。

春生、おめでとう。

今日は一升瓶を割らないようにね!





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さぼりすぎ

2013-09-16 16:17:09 | 日記

いやー、日記さぼり過ぎですよね。ほんと。

時間に追われているのではないのだけど

なんとなく億劫になってしまって。

ああ、そうだ、お盆のあとから日記書いてないや。

甥っ子夫婦が大阪に来たんです、旅行で。

とか

「大学辞めて声優の勉強したい!」って言ってた別の甥っ子が

大阪に引っ越して来てたんです、彼女を追いかけて。

とか

前にここにも告知した石川隆三舞台写真展がそりゃぁもう楽しかった!

とか

ここのところの現場での新しい出会い。

とか

色々と書く事はあるんですが。

 

親友のお母さんが、ゴミ出しのあとに自宅前で轢かれるという

とてもショッキングな出来事がありまして。

そのメールを、届いてから数時間後にようやく気づいて彼女に電話。

気が動転して、外出先から帰る時に地下鉄の階段でこけたりして。

心臓が震えるってこういう事かと。

 

もう二週間、意識は戻らず。

 

彼女のお母さんとは、名前で呼び合う仲で

この間も会いに行って来たの。

「ぴーちゃん久しぶり!」って言うといつもの返事。

「あら、かお、元気そうね」って。

 

偶然なんだけど、堺のお母さんと瓜二つなの。

顔が似てるから声も似てる。

芯の強さが出てるのに、印象が柔らかい。

俳句やってるとか、自然の草木が好きだとか

洋服のセンスとか、体格とか、いつも前向きで笑ってて。

 

先週の日曜日、会いに行こうと思っていたら

急性腸炎になってしまい断念。

身体は心と繋がっているのだね。

 

毎日、祈ってる。

 

親友は普段はNYにいて、いま帰省中。

今月大阪に遊びに来る予定を立ててた矢先。

 

幸い、脳の出血は治まったので望みはある。

 

だから祈ってる。

 

病気も事故も突然だ。

よく、病気だと準備期間があるって言われるけど

それは最悪のときまでの心の準備でしかない。

病気だって発覚するのは突然。

 

それを受け入れるまでの時間は人それぞれなんだけど。

 

去年届いたぴーちゃんからのハガキを読んでたら

次の方向性を決める時がきたとの連絡。

 

She cannot decide. 

 

What is dignity? 

 

同じ立場だとしたら、わたしもきっと決断出来ない。

例えそれが本人の意思でも。

 

奇跡を信じる。

あきらめない。

祈るしかないけれど。

 

ここまでが一週間前。

書いたけど、これを現場で関わる人に読ませたらあかんよなぁって思ったので

一度アップして、やめた。

 

 

彼女は決断し、意思を伝えたそうだ。

どう声をかけたらいいのかわからず、ただ会いに行く約束をした。

 

それまでほんの数日だけど長い時間。

 

でも昨日、いい知らせが届いた。

少しだけだけど目が開いたそうだ。

親友と目が合ったそうだ。

少しだけほっとしたら、急激な眠気で打上をリタイヤ。

 

今朝目覚めると新幹線が止まってた。

今日も会いに行けなくなってしまった。

 

ぴーちゃんが、まだ来なくていいよって言ってるのかも。

 

ゆっくり会えるようになるまでいいよ、って。

 

 

日記って自分の為に書いてるんだけど

こういう時、開示することが必要なのかどうか悩む。

 

明日から三重の現場に行くので、人に開示する事で私は自分を甘やかし、

昨日までの現場とのスイッチを入れ替える為だと言い訳しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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石川隆三舞台写真展!

2013-09-05 20:30:23 | 日記

石川隆三さんは、テーマパークや企業などの広告や販促に関連する写真撮影を手掛けるカメラマン。

その仕事のほとんどが人物写真です。

活動する人々や芝居に魅せられ、ライフワークとして大阪の小劇団の撮影にも携わっている方です

その隆三さんの自身初の舞台写真展を、演劇人が実行委員になって開催する事となりました。


わたしも、とある現場で知り合い、その懐の深さと、人のつながりを大切にする温かさ、行動力に

尊敬の念を抱いています。

遊気舍、太陽族、清流劇場、糾~あざない~、極東退屈道場などの歴史も見られる写真展です。

演劇人の方も演劇人でない方も是非お運び下さいませ。

できれば石川さんご本人のその人間に触れ合える宴会もご参加下さいね。


石川隆三舞台写真展
9月4日(水)16:00~ 開場
       19:00~ トークショー
       20:30~ 宴会(秋津食堂だよ)
  5日(木)13:00~ 開場
       19:00~ トークショー(飲食ありの予定)
場所:ウイングフィールド
入場料金:個展のみ2000円 個展+トークショー2500円

宴会セット券1000円

企画制作:石川隆三舞台写真展実行委員会

ご予約は秋津neopark01@gmail.comまで。
お待ちしております。

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長い夏休み。秋はもうすぐ。

2013-08-21 13:16:15 | 日記

大阪、暑いですね。

大阪の夏を過ごすのはこっち来てからと、初めて大阪の劇団に客演に来たときと

合わせて五回目。

もわっとした空気。

明け方から襲ってくるクマゼミの声。

一日中暑い感じ。

今年は夏休みが長い→単にバイト先のオーナーに口答えしてクビになったため(苦笑)

 

八月に入って、てがみ座の東京公演を見届け、

(真ん中の方はみすゞさんの娘さん)

万博設計の千田訓子一世一代一人芝居「鮟鱇婦人」に 押し掛けスタッフし

(K堀さんの嬉しそうな顔。貴重なショット!)

 

次の日、素敵な仲間達と海水浴へ!

水着着るなんて6年ぶりくらいかな。

山育ちだから、海に憧れは持っていても、幾分怖い。

あのベタベタする潮風にやられちゃう。

でもわくわくするのは変わりなく。

石川隆三さんというカメラマンの方のご家族とそのお仲間。

初めましての方もいたり、久しぶり!の方もいて。

隆三さんとは現場で一緒になり、その懐の深さに遠慮なく飛び込み、

奥様とお誕生日が同じという偶然もあり、仲良くさせて頂いております。

愚痴を聞いてもらった事もしばしば。

みんなでのんびりしましたよ。

海に入ったのはほんの15分でしたけどね。

帰りの夕日が綺麗でした。

隆三さんの写真展が来月あります。その詳細はまたお知らせしますね。

 

お盆は毎年帰省して、朝晩の空気の冷たさにほっとする。

今回は車でのんびりと行きました。

夜中に出発して、疲れたら休んで、朝着いて。

いつもなら実家に直行して、掃除して、ご飯作ってとやる事満載なのだけど

寄り道してからの帰宅。

二つ前のインターで降りて、中山道の山の中を走る事30分、奈良井宿へ。

2kmほどの町をぶらぶら。

山からの風が気持ちいい。

手打ち蕎麦食べて、そのまま安曇野ちひろ美術館へ。

いわさきちひろさんの絵は本当に柔らかい。

その中に凛とした思いがあって、小さい頃から好きだった。

アルプスに囲まれた美術館は大きな公園にもなっていて

時間があれば一日中のんびり出来る。

ゆっくり回って身体が冷えたので葛温泉へ。

渓流を見下ろす露天風呂に入る。

ここは連れて行きたい温泉No.1なのです。

でも真夏に行く所ではないな。

しかし温泉は温泉。

すっきりした所で、せっかくだから今回は

夕食も外で食べようと地元の駅の駐車場へ行くと

「あれ、俊くんじゃない?」と相方の声。

そこには甥っ子の姿が。

私達が行こうと思っていたイタリアンで友達と集まるんだとか。

他の甥っ子のびっくりな近況もゲットし、しばしの再会。

連絡した訳でもないのに会えるとは。

彼が生まれたとき、姉と同じ病室に入院していたので、ほんとに生まれた時から一緒にいた。

彼に会いたくて、車に乗って迎えに行き、いろんな所に連れ回していたものだ。

車内でビートルズしか聞いてなかったものだから、2歳の頃はよく歌ってたな。

もちろん英語で。

12人いる甥姪の中で一番私に似てる甥なので、小さい頃は「私の子」と言ってたら

本人も納得してたほど。

顔が似てる訳ではないけど、やることなすこと何故か似てる。

割りといいかげんで大雑把、すぐバレる嘘をつく。

すぐバレるから周りは怒るよりも諦めて苦笑い。

だから小さい頃は姉に疎まれていた。

理由は私に似ているから。

でも私よりも実はまじめで堅実的。

「絶対来ないでよ!」

とのいいつけを守り(笑)信州名物山賊焼きを食べに。

お店で山賊焼き食べるのなんて本当に久しぶり。

周りはカリッと、中はジューシー。

にんにくと醤油の下味がぎゅっと詰まってて。

自分で作る時はこんなにカリッと出来ないんだよね。

夕飯も堪能し、ようやく実家へ。

いつも「帰るよ」と言うと、日程がわかるまで電話してきて

当日到着予定の二時間前から駅で待っているような父なので

今回は日程も言わずに来てみた。

父の喜ぶ顔が見たいんだ、いつも。

母は寝たきりになってしまったが、相変わらず口やかましい。

自分に都合良く話も変えるし、なんでも大げさに言う。

何十年も前の事をさっき起こった事のように話すものだから

母をよく知らない人達はそれを鵜呑みにしてしまう。

「父に殴られた」

いつも一言多く、父の琴線に触れるからだし、若い頃の父は血気盛んだった。

「ものが無くなった」

自分で勝手に人にあげたのに誰かのせいにする。

言い出したらキリガナイ。

言い換えれば説得力のある話し方なのか。

反面教師。

とはいえ、私も色濃くそのDNAを受け継いでいるのを会うたびに再認識して

だいぶブルーになる。

ほっとしたい為に実家に帰るのにほっと出来たためしがない。

気を落ち着かせる為に相方のお母さんに電話してみる。

あぁぁぁぁ、安らぐ。

ちょっと母に優しくしてあげようと思える。

ありがとう、お義母さん。

素敵な姑に恵まれて幸せだわ、ほんとに。

母に王子様と呼ばれている相方も、最近は両親の扱いに慣れたようだ。

柔らかく、温かく二人に付き合っている。

おかげで負担がだいぶ少なくなった。

実家に帰ってその姿を見ていると、この人でよかったなぁと思う。

結婚は本人同士の事だけではない事を改めて思い感謝する。

次の日は父とお昼ご飯を食べに「縁結」へ。

父のお気に入りの峠の上にある焼肉屋さんです。

父の好きなカルビ。

ラムの塩焼き(初めて頼んだけど美味しかった!)

信州地鶏、ジンギスカン。

その後、しだれ栗を見に行く途中、腹違いの弟に電話。

聞けば母親と子供と弟と弟の彼女と、しだれ栗の隣でBBQ中とか。

またも血が呼んだか。

彼の母親は小さい頃可愛がってくれたらしい。記憶にあるのは一枚の写真のみ。

母にとっては仇だから、母はその写真を嫌っていたけど。

今回はいなかったが、弟の元嫁は私の学生時代からの友人で

その二人の子供はつまり私の姪でもある。

腹違いの弟の弟は血の繋がりはないけど弟の弟だからやっぱり私の弟。

彼が中学生の時に一度しか会ってなかったので、その成長ぶりにびっくり!

体型もさることながら(185㎝!)こんなに社交的で好青年になってるとは!

焼き肉食べたばかりだけどBBQ。

なかなか体験できないよね。

 

その後お買い物して家で夕食。

もちろん馬刺。夏の定番のきゅうりとセロリの粕もみ。

夕顔の味噌煮。採れたてのレタスにトマト。

 

ご飯を食べに外猫がやって来た。

白とトラの子は5月に帰った時はまだ子猫だったのに、赤ちゃん生んでた。

その子達も可愛かったけど、この小ささでお母さんなんてたくましい。

隣のもさもさも子猫だったのに。

もさもさくんはもう少し大きくなったら狸かむじなに間違われてしまいそうや。

ビール飲んで早々に就寝。

クマゼミも鳴かないし、風は涼やかで、毛布掛けて寝る準備。

相方は、早朝まぁるに起こされずに済むのと涼しいので爆睡。

私はその隣で甥っ子が残して行った漫画に号泣。

いつものパターン。

夜空を見上げたら星、星、星。

天の川も見えたし流れ星もちらほら。

 

次の日、長い時間外出すると父が疲れる事が、前回の帰省の時にわかったので

一日別行動をした。

一路、善光寺へ。

高速が出来る前は峠の山道をひたすら行き、そのカーブの多さに

運転してても車酔いするぐらいだったけれど、今は小一時間ほど。

やっぱり蕎麦で腹ごしらえしてのんびり町を歩く。

中学生から足掛け10年住んでいた町。

道もお店も色々変わっている。

田舎なんてあまり変わらないものだと思っていたけれど

そんな事はないんだよね。

 善光寺のご本尊は、昔、大阪の堀江に捨てられていたものを

信州に連れて帰ったそうだ。

堀江は相方の本籍でもありますの。

城山公園でお昼寝して、お散歩して、

いいむろさんの妹さんがやってらっしゃるゲストハウスをのぞいたり。

→残念ながら妹さんは外出中でした。

 

あっという間に時間は過ぎて、最終日。

締めくくりはやっぱり蕎麦なのでした。

帰りも早く出て、のんびりゆっくり。

 

大阪帰ってきたら幾分風が涼しくなっていました。

夏の締めくくりはビアガーデン!

途中から記憶がありません。

 

遊び過ぎ。

 

バイト探します。

 

その前にねをぱぁく。

やる事放っておいたので、頑張ります。

久しぶりに日記書いたから長くなってしまいました。

 

残り少ない夏、皆様も満喫して下さいませね。

 

 

 

 

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ったく、なんだってんだ

2013-07-19 19:09:39 | 日記

友人の病気のニュースほど嫌なものはないね。

もちろん、近親者もそうなんだけど。

まさか、と思っても、まさかでは終わらない。

何をしてあげられるかなんて考えるだけでおこがましい気さえする。

 

いま現在、私のまわりでは五人、闘っている友人がいる。

 

それぞれ、病状も違うけれど。

心の中で応援する事しか出来てないけど。

 

頑張れって言ったら重荷になるかも、

とか

会いたいって言ったら気を遣わせるかも、

とか

 

色々と思うけど。

 

頑張れ、頑張れ。みんな頑張って。

 

 

 

 

 

 

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