pu*pu*pu

平々凡々な暮らしの1コマ

12月歌舞伎公演@国立劇場

2012-12-07 21:06:27 | 歌舞伎と文楽
電話がつながりにくかったそうです。

が、前の1ブロックまるまるといっていいくらいガラガラ。。。

上から見る限り一等席もかなり空席が目立っていました。

空席あるのにチケット取れないのは何故


母は二階の一等席で、私は三階8列11番の席でした。




通し狂言『鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき』

「菊畑」や「奥庭」の段は、今までも何度か見る機会がありましたが、通しでの上演は珍しい演目です。








5日未明、勘三郎さんが亡くなられました。

三か月の襲名披露で疲れてしまい、(観には行ってるけど)受けを狙ったオチャラケ演目、E蔵さんと同じく国立には出演なさらずに

テレビ局とタイアップした公演が商業主義に走っているように思え・・・

最近ではあまり好きな役者さんではなくなっていましたが

これから年を重ねれば円熟味を増した役者さんになるだろうなあと。

我が家の主人のような、歌舞伎に縁が無い人たちの歌舞伎への敷居を低くしたことは、勘三郎さんの目指すところだったと思います。

今は療養し、来年4月の新歌舞伎座開場の折には、元気なお姿に会えると思ってましたのに

『本朝二十四考』の十種香の

白須賀六郎、原小文治でしたら・・・短い出番ながら華があって身体に負担が少ないのではないかなあと

勝手に思っていたりしていました。


私と母が歌舞伎を見始めたのは



2002年1月の朝日新聞の、(当時は)勘九郎さんのがきっかけでした。

あれから10年・・・とても残念です。

年初に相次いで人間国宝の役者さんたちが亡くなられ、とても寂しい一年になってしまいました。



母に勧められて、『歌舞伎手帖』を購入しました。
見どころも書いてあり、観劇の参考になりそうです。


来年は、恒例になっている菊五郎劇団で上旬に観劇初めです。


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