5月22日 日生劇場 お昼公演で観劇。
妹夫婦から頂いたチケットで観劇させてもらいました。
ファッションブランド、シャネルの創始者ガブリエル(ココ)・シャネルの幼少期から晩年の再起までの物語。
大地真央主演、相手役の今井翼はジャニの人?
けっこう人気者の役者さんがたくさん出ているみたいですが、社交界の花形役の高橋恵子とジェームス小野田がとびぬけて良かったです。
大地・高橋の女二人で丁々発止のやり取りをするシーンは緊張感があって良かった。
シャネル最愛の恋人役の今井翼はお歌がイマイチな感じで残念。
もっと朗々と歌えたらだいぶ芝居の印象違ったろうなあ。
セリフの声はいいんですけどね。
特に甘い囁きの時は二枚目声優風の良い声だった。
大地真央は幼女から老女まで演じている。
このお芝居って、大地真央の洋物版「放浪記」を狙っているのかなあ。
自立を目指して頑張ったり最愛の人に先立たれたり、まあ、色々あるけど、見終えてのシャネルの印象は、戦争でガッポリって人生だよなあ。
前半の酒場でマダムが歌うシーン、マイクが不調で途切れたり雑音入ったり。
いっそ、すぐ肉声に切り替えてしまえば良かったのに。
肉声でもokな役者さんだったみたいだから。
照明も薄暗いシーンが暗すぎるように感じたところがあった。
私の眼が弱まっているのかなあ。
全体として、なんとなくサラッとした芝居だったなあという印象。
つーか、ウチがいつも見る芝居がてんこ盛り全力投球なヤツばっかり過ぎですかね。
客席はほぼ中高年の女性。
ちょこっとオマケでついてきた旦那さんが混じってるって感じ。
まあ、そういうお芝居か。
驚いたのは、後ろの席にいた初老夫婦の旦那さんが
「シャネルって女だったのか~」
って言ったこと。
ええ~っ!?
そりゃ、知らなくたって生きて行くにはなんの不便もないことですがね。
なんか、驚いたわ~。
前に談志の落語に先生に引率されて来てた高校生が
「大家って、何?」
って聞いたときと同じぐらい驚きましたよ。
日生劇場は内装が好きだ。
曲線を多用した女性的な装飾。
色タイルのモザイクで飾られた壁面。
柔らかいパステルカラーと金の色彩もきれいで独特の雰囲気がある。
アールヌーヴォとガウディ混ざったというか、フェミニンな昭和モダンっていうのかな?
動線は良くないし通路や階段のスペースは狭くて快適ではないんだけどね。
何か、最近のホールにはない統一感のある美意識が感じられるところが好きなのです。
日常にはない特別な空間に入り込む楽しさって、劇場には必要だと思うなあ。
妹夫婦から頂いたチケットで観劇させてもらいました。
ファッションブランド、シャネルの創始者ガブリエル(ココ)・シャネルの幼少期から晩年の再起までの物語。
大地真央主演、相手役の今井翼はジャニの人?
けっこう人気者の役者さんがたくさん出ているみたいですが、社交界の花形役の高橋恵子とジェームス小野田がとびぬけて良かったです。
大地・高橋の女二人で丁々発止のやり取りをするシーンは緊張感があって良かった。
シャネル最愛の恋人役の今井翼はお歌がイマイチな感じで残念。
もっと朗々と歌えたらだいぶ芝居の印象違ったろうなあ。
セリフの声はいいんですけどね。
特に甘い囁きの時は二枚目声優風の良い声だった。
大地真央は幼女から老女まで演じている。
このお芝居って、大地真央の洋物版「放浪記」を狙っているのかなあ。
自立を目指して頑張ったり最愛の人に先立たれたり、まあ、色々あるけど、見終えてのシャネルの印象は、戦争でガッポリって人生だよなあ。
前半の酒場でマダムが歌うシーン、マイクが不調で途切れたり雑音入ったり。
いっそ、すぐ肉声に切り替えてしまえば良かったのに。
肉声でもokな役者さんだったみたいだから。
照明も薄暗いシーンが暗すぎるように感じたところがあった。
私の眼が弱まっているのかなあ。
全体として、なんとなくサラッとした芝居だったなあという印象。
つーか、ウチがいつも見る芝居がてんこ盛り全力投球なヤツばっかり過ぎですかね。
客席はほぼ中高年の女性。
ちょこっとオマケでついてきた旦那さんが混じってるって感じ。
まあ、そういうお芝居か。
驚いたのは、後ろの席にいた初老夫婦の旦那さんが
「シャネルって女だったのか~」
って言ったこと。
ええ~っ!?
そりゃ、知らなくたって生きて行くにはなんの不便もないことですがね。
なんか、驚いたわ~。
前に談志の落語に先生に引率されて来てた高校生が
「大家って、何?」
って聞いたときと同じぐらい驚きましたよ。
日生劇場は内装が好きだ。
曲線を多用した女性的な装飾。
色タイルのモザイクで飾られた壁面。
柔らかいパステルカラーと金の色彩もきれいで独特の雰囲気がある。
アールヌーヴォとガウディ混ざったというか、フェミニンな昭和モダンっていうのかな?
動線は良くないし通路や階段のスペースは狭くて快適ではないんだけどね。
何か、最近のホールにはない統一感のある美意識が感じられるところが好きなのです。
日常にはない特別な空間に入り込む楽しさって、劇場には必要だと思うなあ。