腸の調子も良くなり一時的に退院していた私の父ですが、以前よりさらに日常生活の歩行が困難になったため、現在はリハビリ病院に入院して毎日リハビリを頑張っています。
実家からさほど遠くない距離にある病院ですが、母はもちろん毎日、そして妹と弟の奥様のめめちちゃんが、ローテーションで母に付き添ってお見舞いに通ってくれているということで、山積みのお仕事でなかなか京都まで出かけられなかった私も、本日ようやく家族みんなを連れてお見舞いに行くことが出来ました。
先日入院直前の父に実家で会った時には、もうほとんど歩けなくてずっとベッドで寝たきりになりそうな雰囲気だったのですが、言葉は相変わらず聞き取りにくいものの、久々に自然な笑顔が出たり、リハビリの担当者の人に私のことを紹介してくれたり…と、ここ最近の父からは想像出来ないくらいに普通のコミュニケーションをとることが出来るようになっていました。
たまたま我々家族が訪れている時間内に、リハビリの時間になったので、家族みんなで父のリハビリの様子を最初から最後まで側で見学させてもらったのですが、担当者の方の暖かくて頼もしいサポートのおかげで、もの凄く前向きにリハビリに取り組む父の姿を見ることが出来ました。足を地上から数ミリも上げることが出来ず、ほとんどするようなカタチで数センチずつしか前に進むことが出来なかった歩行も、担当者の方にサポートしてもらいながら、少し足を上げられるようにもなっていて、妻も感激していました。
さて本日は父の個室の壁に、ドリフの写真をカラーコピーしたものを貼ってきました。若い頃にはドリフの番組なんて一切観なかった父ですが、身体が不自由になってから何故かドリフだけが唯一の笑いのポイントとなっていて、唯一の父のお気に入りとなっています。そんなワケで父のリハビリメニューの中には、YouTubeでドリフのコントを見せてもらうというお楽しみコンテンツが組み込まれているらしく、今日はそのことを熱烈に私たちに教えたかったみたいで、リハビリ室の前に到着したとたんに「ドリフ! ドリフ!」とはしゃぐ姿が見れました。