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Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

キャトルTシャツ

2009-10-27 17:49:37 | Quatre Illustration

今日の写真は去年の夏にこのブログでも紹介した私のオリジナルTシャツ。私自身も大量に注文をしたワケですが、実はあの展覧会のあと、あまりにも商品の到着に時間がかかっていたので、ネットで調べたり問い合わせをしてみたら、「商品の遅延」の常習的な展覧会であることがわかりました。最初に話した担当者の人が、普段のお仕事のクライアントやデザイナーと変わらなく誠実そうな人だったので、今でも信じられない思いなのですが、実際、商品が届いたのは本人の私も忘れそうになった頃でした。
こうなることが最初からわかっていたら、もちろんこの展覧会には参加しなかったですが、もし私のイラストのTシャツを注文して下さった方がいらっしゃって、同じ思いをされた方がおられましたら、本当に申し訳なく、この場をかりて深くお詫びいたします。

ところで、今日も1日ずっとMacの前にはりついての制作集中日。特に変わったこともなかったので、気分を変えてモンハンの近況を。(笑)
相変わらず毎晩いつもと同じメンバーで決まった時間に遊んでいますが、2週間程前にたまたま出会った下位の女ハンターさんをサポートしている内に仲良しになって、今では2つのチームを掛け持ちするようになりました。いつものチームでは全員がHR100前後なので、出かけるのはほとんどアルバトリンやイビルジョー。ここ2日間も完全な「アルバづくし」で10頭近く倒したため、HRはまたまた一気にうなぎ上り。(笑)ところが息抜きも兼ねてサポートしていた下位の女ハンターさんも、最初はホントの初心者さんだったのですが、目覚ましいスピードで立派なハンターとして成長され、昨夜とうとうアルバトリオンの緊急クエストを終了されました。ちなみにこのフレンドさん。私が女ハンターを使っているためか、ずっと私のことを女性だと思っていたみたいで、ある日長時間チャットをしていた時に真実を告げると、かなり驚いておられました。(笑)こういうサプライズもチャットの醍醐味ですね。

トラとFinel

2009-09-26 21:58:40 | Quatre Illustration

父の手術以来、京都に住んでいる私の母と弟夫婦、妹夫婦の5人が、ローテーションで病院に通い、付き添いをしてくれているので、休日にしか京都を訪れることの出来ない我々夫婦は、基本的に土曜日を担当。
前回京都を訪れてから、まだ中3日ですが、本日は午前中から京都入り。ただ、父はまだ手術の日以来、眠ったままの治療なので、息子たちは弟家族のお家にあずけて、我々夫婦2人でお昼から夕方までの約5時間、眠っている父の付き添いを。
まだ人工呼吸器がはずせる段階ではないので、基本的には眠らされている父ですが、1時間おきに自動的に計られる血圧や、酸素濃度の数値を見ながら、ほっとしたり、これでいいのだろうか?…と思ったり。
ただ、息子たちは中3日で、再び一日中従兄弟と遊ぶことが出来て、相当楽しい休日になったことでしょう。病院から戻った我々に対し、またも夕食を用意していてくれた弟夫婦には大感謝。弟の奥様のお料理はホントにどれも美味しくて、前回のカレーも相当美味しかったのですが、今日のお好み焼きも実に素晴らしかったです。母と弟、そしてMikiの3人はお酒も入り上機嫌。懐かしの話題等で相当盛り上がった、楽しい夕食となりました。

今日の写真は、毎年恒例のキャノンのニューイヤーカード。来年の干支であるトラをモチーフに、昔から母が愛用していて、前から一度イラストに描いてみたかったFinelのお鍋を登場させた、自分でもお気に入りの作品に仕上がりました。例年のごとく、キャノンのサイトより無料でダウンロードして、誰にでもご使用いただけるようになっていますので、下記のアドレスよりどしどしご利用下さいね☆

http://cp.c-ij.com/ja/contents/10n303/10hagaki_tora001_up/index.html

イラストに登場する本

2009-08-18 17:52:46 | Quatre Illustration

お盆前には絶望的に思えた脅威の仕事量も、持ち前の綿密なスケジュール調整と、我ながら華麗ともいえるオンオフの切り替えと集中力で、実にいい感じで進行しながら少しずつ軽くなってきました。
「普通なら3ヶ月ほどかけて手掛けるような仕事量を1ヶ月で…」と、スタートした当初は、精神的にも気持ちが「激重」でしたが、やはり18年近くフリーでやり続けてきた自分を信じて頑張ってきたら、不可能も可能になるものですね。
例年通り、旅行にこそ出かけられませんでしたが、懐かしいお友達とお話する時間や、家族とビーチでゆっくりと過ごす時間もとれたし、この緊急状況の中にしては、充分充実したお盆だったといえるかも…。ただ、10数年間一度も欠かすことなく毎年通い続けた、我が家の夏の恒例行事である「五条坂の陶器市」と「下鴨神社の古本市」に、初めて行くことが出来なかったのは、とても残念なことでした。それだけ今年の夏の仕事量は尋常ではなかったということですね。

今日の写真は、現在制作しているいくつものお仕事の中のひとつの一部分。私のイラストの中に登場する本って、もちろんクライアントからの指示があるワケではなく、私自身がそのイラストの雰囲気にあわせて、こだわりを加味する部分でもあるのですが、実はこの作業がホントに楽しくて、まぁ言ってみれば、クライアント側はそこまでは要求されてないのに、私が勝手に手間をかけている部分(笑)ということになります。こういう部分をもっと削ったら、脅威の仕事量の時でもほんの少し時間を短縮することがいくらでも可能なのですが、こういう「ささやかなこだわり」の部分こそが、私のイラストの「らしさ」でもあり、イラストの世界観に奥行きを与える大切な要素なので、これからもこのスタンスは変わらないでしょう。
ちなみにこの本の元ネタは、これまでにこのブログに登場した本でもあるので、興味のある方は探してみて下さい。(笑)

オファーラッシュ

2009-06-22 18:42:20 | Quatre Illustration

妻は朝から学生時代からの友人Yo-tanちゃんと、恒例のランチ+ショッピングにお出かけ。2人はとっても仲良しです。私はずっとMacに貼り付いてお仕事でしたが、ランチ時にはYo-tanちゃんからホットな写真付きメールが届き、見てみると「涼夏かご盛り膳」を前に嬉しそうに笑っている妻の写真(笑)が。「楽しそうで何より☆」と思いながら、私も妻が用意していってくれたお弁当を食べることにしました。
午後にはイオンモールを満喫した2人が帰ってきて、恒例のおしゃべりタイム。ただ私はちょっと現在、のっぴきならない仕事量に押しつぶされ気味なので、紅茶とケーキを食べるほんの短い間にだけ2人の会話に合流。それでも「白い春」の最終回予想(笑)の話等でおおいに盛り上がりました。
ところで、ここ数日間凄まじいオファーラッシュですが、本日もかなりのボリュームとなる新しい仕事がスタート。1ヶ月以上前に打診のあった案件で、随分期間が空いたのでその存在を忘れてしまっていたのですが、本日イラストレーターが私に決定したと連絡をいただき、本日より正式に制作をスタートすることになりました。こうして何人かの候補から選んでいただくことは大変光栄で嬉しいことです。久々の同時進行案件10件越えで、リニューアル以来、毎日欠かさず更新してきた新オフィシャルサイトの更新ペースに危機が訪れるか?(笑)…いや、10年前の私ならこんな時でも、毎日「ウラコレ」を更新していましたね。ただ10年の月日はバカに出来ません。歳?(笑)

今日の写真は社長座りのマロン。一日中私が座っている仕事椅子ですが、たまに私が席を立った時に、すかさずこんな感じで座りにやってきます。もしかしてマロンはいつもこの椅子に座りたいと思っているのかな…。

オフィシャルサイト・リニューアル

2009-06-18 17:34:22 | Quatre Illustration

日々の仕事に追われつつも、ずっと気になっていたのが、2007年の秋より更新がストップしてしまっていたオフィシャルサイトの存在。更新が出来なくなってしまった理由は2つ。ひとつはサーバーの容量が限界に達してしまったこと。そしてもうひとつは、Macの環境が変わり、以前使っていたWEB作成ソフトが使えなくなってしまったことでした。
しかし、ネットは常に生もの。「更新がない=死んだサイト」(笑)でもあるワケで、毎日更新をしていた10年前からすると、明らかにオフィシャルサイトは死んでいるような状態。それでも新たなオファーを下さる広告代理店やクライアントの方は、必ずこのオフィシャルサイトを見てお話を下さっているワケで、「一刻も早くリニューアルを」という気持ちはずっとつきまとっていました。
ただ、この4~5年は常に仕事がびっしりで、仕事以外にサイト作りをする気力なんて、微塵も残っていなかったのが事実。でも、それではいつまでたっても「リニューアル出来ない」ことに気づき、今年の春には半ば強引に新しいWEB作成ソフトを購入し、自分の気持ちにエンジンをかける措置をとりました。
そんな感じで春から仕事の合間をぬって少しずつ進めてきた新サイトですが、途中でいろいろとアイデアが浮かび、当初予定していたものよりどんどん複雑化したモノになり、作業量も数倍に。しかも気分が乗ってきた時に限って、大きなお仕事の依頼が入るので、案の定、何度も制作を中断しなければならないという有様に。
こんな様子では完璧な状態でアップ出来るのはいつのことになるかわからないので、もう、これまた強引ですが、今朝新しいサーバーを借りて、現在出来ているところまでの途中状態でプレオープンしてしまうことにして、後はこまめな更新でサイトを充実させていくことにしました。なんかその方が、自分の性格にもあっているような気がして…。(笑)こまめな更新に関しては、10年前にオフィシャルサイトを3~4年間毎日更新したことや、現在1488日間にわたり毎日更新を続けているこのプログで折り紙付き。
ということで新メニュー「dictionary」と「works」はこまめな更新で充実させていきたいと思います。ちなみにトップのイラストで雪が降っている(笑)のは、このイラストが今年のウチのオフィスの年賀状のイラストだったからです。

*QUATRE ILLUSTRATIONの新しいサイト
http://quatre-taste.sakura.ne.jp/

動物のイラスト

2009-06-11 17:33:42 | Quatre Illustration

毎年この時期は「来年の干支」に関するお仕事を進行していますが、今年も例に漏れず、いくつかのレギュラーのお仕事において、「干支テーマ」のオファーが重なっております。
干支といえばもちろん動物のイラストが含まれるワケですが、フリーで仕事を始めて18年、これまでいろんなお仕事で、少しずついろんな動物を描く機会があり、その度に何気に描いていたら、その種類は知らないうちに凄い数になっていて、気づけば動物園にいる大体の動物は網羅していました。加えて魚や鳥、昆虫なんかもかなりの種類を描かせていただいていて、これだけでもちょっとした「キャトル動物図鑑」が出来そうな感じです。やっぱり数年前に、いくつかの子供向け教材のお仕事を手掛けさせてもらったことが大きいですね。
さて来年の干支はトラ。もちろん過去にトラのイラストも描いたことがあり、たしかMac用のセキュリティソフト「ノートン」のパンフレットだったと思いますが、あらためてこの動物を描くのは5年ぶりくらいになります。
キャトル的なタッチが確立されている人物とは違って、動物を描くことは毎回新鮮。その動物をキャトルテイストで料理しながらカタチにしていく作業はこの上なく楽しいことです。トラは比較的お洒落にまとめやすい動物なので、本日制作したえんぴつでの下描きの段階でも「いい感じに仕上がりそうなオーラ」(笑)が漂っています。
ということで、本日の写真は資料に囲まれた本日の手描き用デスクの様子。以前のブログ(http://blogs.dion.ne.jp/quatre_nekota/archives/2484316.html)でも紹介した「How To Draw Animals」は、まさに動物を描く時のバイブルです。ちなみに今回も妻が参考にと、トラの登場する様々な絵本を用意して、絶妙のアシスタント力を発揮してくれました。

理想的な制作環境

2009-04-15 16:45:50 | Quatre Illustration

最近の小学校の便利なサービスとして、メールで学校の最新情報を送ってくるのですが、今朝きたメールを見て夫婦揃ってびっくり。次男の隣のクラスが、インフルエンザにより今日から3日間学級閉鎖とのこと。「今時インフルエンザって!!」…。我々家族にとっては、今年も誰も感染せずにやり過ごし、もう2ヶ月程前から話題にさえのぼらなくなり、忘れ去っていたものだったので、まさに「え?…今さら?」って感じです。ホントにウィルスってしつこいですね。
さて、今日はお昼休みに妻と2人で、ガーデニング用の石と子猫たちのトイレの砂を買いにホームセンターに出かけ、帰りに近くの回転寿司でランチをして帰ってきました。この1週間程、ほとんど家の中で養生していたので、妻と2人で外食するのはちょっぴり久々でした。
ところで、ここのところ世間の不景気の影響もあってか、一時期のように一度に10本も20本もお仕事が重なることが少なくなり、1件の案件に充分なこだわりと時間をかけて制作出来るようになりました。10件以上の案件を同時進行していた頃は、1件のお仕事にかけられる気力と時間が限られていて、何度もはがゆい思いをさせられたので、そういった意味では現在は理想的な制作環境です。何より、沢山の仕事を抱え、心が重くなりすぎないのが身体に優しい感じです。
また、制作の合間に映画を観れたり、お庭で土いじりをする時間が持てるのは、私にとっては結構大切なこと。本日もランチから戻ってから妻と一緒に「華氏451」を観る余裕の時間が持てました。
体調もまだ万全ではないので、今月いっぱいはこんなペースでいられたらいいな…と思います。


英検1~5級 全問題集

2009-02-27 20:48:56 | Quatre Illustration

現在進行中の案件の中でもっとも急ぎだったお仕事が、クライアントの都合で一時作業ストップ。ということで、急に舞い込んできた午前中オフを有効にすごそうと、妻と一緒にいつもの図書館へ本の返却に。例によって返却期限を数日すぎていました。(笑)
いつも通り、それぞれ次に借りる本を散策していると、今日はヤケに自分が表紙の装丁イラストを担当した本や、自分のプロフィールが顔写真付きで載っているイラストレーターファイル等に出会う機会が多かったです。
「これ面白そう!!」とたまたま手に取った心理テストの本にいたっては、中身のカットがすべて見覚えのある自分のイラストでびっくり。「そういえば数年前にこんなお仕事もさせてもらったなぁ」と、完全に忘れていた作品との再会に、妙な懐かしさと新鮮さを感じてしまい、せっかくなので借りてきました。

図書館を出てからはカングーを湖に向けて走らせてピエリに寄って、パン屋さんで焼きそばパンやタマゴサンドとカフェオレを買い、妻と2人でフードコートでのランチタイム。我が家は比較的外食が多いので、たまには2人で素朴なパンランチをはさんでいます。
ランチ後は、フードコートのすぐ横の書店を散策。ホントに我々夫婦は本好き。今日は少し前に表紙のイラストを手掛けた新刊「英検1~5級 全問題集」が、お店に並んでいたので撮影してみました。おそらくここ2~3日のうちに発売されたばかりだと思います。
描いたイラストは1パターンですが、準1級準2級を含む全部で7冊の本と、同じく7枚のCD Bookという14点の新刊です。写真2.3は、サンプルとして旺文社から送られてきたもの。こうして関わらせていただいた商品は、必ず1部、または数部ずつ送られてくるので、ウチの倉庫にはこういったサンプルがいっぱいです。詳しくは、キャトルワークスの書籍をいくつか並べた、私のブックログ(http://booklog.jp/users/nekota04)をご覧下さい。

今日は図書館と書店、自分のイラストに出会うことの多い一日でした。ちなみにこの英検の本のイラストには、後ろ姿のマロンが登場しています。(笑)

オファーの経緯

2009-02-17 21:03:14 | Quatre Illustration

フリーで仕事を初めて間もなく18年になろうとしていますが、いろんな業種、いろんなジャンル…と、これまでホントに多くのクライアントさんとお仕事をご一緒させていただきました。
私のタッチが一人歩きを始めて、安定したオファーが舞い込むようになったのは12年程前のこと。若かったこともあって最初の6年は、結構回り道もしていたような気もしますが、この12年前という節目の年は、まさに妻と結婚した年で、彼女が私の運気をアップした張本人であることは間違いないと思います。
そういえば、11年前に雑誌の連載で、編集の人と一緒に「開運」の取材に出かけた時に、京都の有名な占い師の方に見ていただいたことがありました。
その時に「これからはもっともっと全国的に活躍されますよ♪」と言っていただいたのも嬉しかったのですが、「ちなみに奥様の生年月日は?」と聞かれ、ついでに占っていただいた妻の結果が「この方は一生食べ物に困らないです」ということで、まだまだフリーとして不安も多かった私にとっては、こちらの方が嬉しいコメントとして、今でも印象に残っています。

ところで普段お仕事をしていく中で、企業さんがどんな経緯で私のイラストと出会い、気に入ってくださって、オファーをくださるのか…。このあたりは実はこれまでも未知の部分で終わってしまうことが多かったのですが、現代にはネット+ブログというものがあり、その真意を少しだけ拝見させていただける機会があります。
去年の秋に私のイラストに目を止めてくださり、お仕事をご一緒させていただくことになったクライアント様の開発ブログでは、「イラストレーターさん探し」(http://plusgarage.blogspot.com/)というタイトルで、まさにそういう内容の日記を書いてくださっていて、とても新鮮な気持ちになると同時に、普段何気なくお受けさせていただいている「オファー」というものの、有り難さや光栄さを強く再認識させていただく素晴らしい機会となりました。
たしか以前に私のブログでもチラリ(http://blog.goo.ne.jp/nekotachiffonmarron/e/cd0ab3c4e4aef01b2ff390e313b404ca)と触れましたが「好きなクルマを沢山描かせていただけるお仕事」というのが、まさにこのクライアント様のお仕事です。
このクライアント様のブログを拝見して、これからも自分らしさを見失わないように頑張ろうと、自信につながりました。

今日の写真は、内容とはまったく関係ないけど、色紙のレイをかけてもらった猫プリンスのマロンちゃん。先日、岩床さんとモンハンに夢中になっている間に、岩床さんの奥様と妻と次男が3人で作ったレイです。

ピエリサポーターズ

2009-02-16 20:57:54 | Quatre Illustration

先日、息子たちのマラソン大会を観に小学校の運動場に出かけた時、久しぶりに出会ったお母さんから「ピエリの冊子に載ってたの、見ましたよ~♪」と声をかけられました。
一瞬「ピエリの?…何だっけ」…って思ってしまいましたが、「そうそう、取材受けたんだった!! え…もう出回ってるんですか?」って感じで、すっかり自分でも忘れていたアイテムが、ピエリが会員向けに発刊している36ページのフリーペーパー「れいくさいど」。
そういえば取材の日(http://blog.goo.ne.jp/nekotachiffonmarron/e/4dc605c2a5861db7516457f44fec1e98)から相当日数は経っているものの、ピエリの会員ではない(笑)私は、その完成状態をまだ見ていませんでした。実際には去年の年末からすでに配布されていたっぽい感じです。
この冊子の中で「ピエリの近辺に住み、ピエリを応援している、様々なジャンルで活躍している人」が、毎回登場するという「ピエリサポーターズ」という1ページで、イラストレーターとして簡単なインタビュー形式でピエリについて語らせていただいているのですが、その内容に微妙な誤差が生じていることを発見。
すでにこのブログでも、何度もピエリについては語っていて、私にとってのピエリの一番好きなところは「その素敵なロケーション」であることは今も変わらず間違いないのですが、今回の冊子の文の中での「国産牛が豊富で…」というくだり…、オープンしてから4ヶ月近く通い詰めてからの今の目でみると、「わざわざ特筆する程でもない事項だったかな…」(笑)と感じております。
でもオープンして間もない頃の最初の何回か、ピエリ内のスーパーの精肉売り場を訪れた時の印象は「ここは凄い!! ほとんどが国産で、アメリカ産やオーストラリア産の肉がほとんどない!!」と妻と2人で歓喜したことを覚えているので、基本的にそれは間違っていないことなのですが、最近では普通のスーパーと同じくらいの比率で、国産以外のものも陳列されているので、取材を受けた頃との気持ちの温度差が出てしまった…という感じでしょうか。(笑)
もしかして最初の頃、たまたま訪れた何日かだけが「国産牛ばかり」だったのかも知れないし、早とちりした私が悪かったのかもしれません…。
まぁ、そんな細かいことは関係なく、お散歩感覚で気軽に出かけられるピエリは、本当に便利で嬉しい存在なんですけどね。

さて、3月の頭くらいまで詰まっていたお仕事も順調に進行中ですが、本日も直接オフィスに打ち合わせに来てくださった案件も含め、新規のオファーが3件も一度に入り、またまた手一杯目前の状態になりました。時間的にタイトなものもありますが、とりあえず納得のいく絵を描けるように頑張ろうと思います。

打ち合わせテーブル

2009-02-02 20:26:23 | Quatre Illustration

先日、仕事のオファーや打ち合わせのメールに混じって、珍しいメールが届きました。それは大阪にある専門学校のクリエイティブ出版学科の現役学生さんからの取材依頼。
修了制作としてチームで本格的なフリーペーパーを制作しておられるようで、その中の記事として「関西発のクリエイター」を、様々なジャンルよりチョイスして取り上げられるということで、私に着眼してくださったみたいです。
ということで、今日ははるばる大阪から、電車での交通アクセスがかなり悪いウチのオフィスまで、2人の学生さんが取材に来てくれました。
めったに人の訪れることのないオフィスの打ち合わせテーブル(写真)で、彼らの質問に答えるスタイルでしたが、彼らの質問によってあらためて自分のルーツを再認識する場面も多く、とても貴重で新鮮な時間となりました。
2人とも私が美大に通っていた頃に比べると、とってもしっかりされていて、修了制作とはいえ、とても本格的な取材でした。
しかし、ほぼ私の歳の半分くらいの若い方達なので、音楽等の話をしていても「90年代の最初の方はまだ記憶はないんです…」というセリフが出たりして、やはり年齢差の大きさを思い知らされました。(爆)
でも、こんなに歳の離れたクリエイターの卵であるお二人に、取材の対象として選んでもらったことは、私にとってとても大きな意味のあることです。
同世代はもちろんのこと、若い人達にも良いと思ってもらえるイラストを描くことが出来ていることは、今後の大きな自信にもつながりました。

京都CF 300号「最高の晩餐」

2008-11-01 20:42:49 | Quatre Illustration

本日は休日ですが、子供達は参観日のために登校日。体育館で行う全校生徒の朝の集会で、長男達5年生が「琵琶湖に関する研究の発表」をするということで、久々に早起きをして妻と一緒に小学校に出かけてきました。長男の可愛い姿も見れたし、次男の道徳の授業も参観できたし、とても有意義な時間でした。

話はかわって、京都の老舗月刊雑誌「京都CF」(http://www.kyotocf.com/)が、本日発売の12月号で、なんと通巻300号を迎えました。300号というと25年…、これは凄い事です。
私がこの雑誌でイラストを描かせていただくようになったのは、1995年頃だったと思うので、お付き合いは早くも13年目になりますが、表紙を描かせていただいたり、長い長い連載を担当させていただいたりして、現在もなおいろいろとお世話になっている馴染み深い雑誌です。
全国誌になってから早くも10年が経ちましたが、相変わらず京都のマニアックな情報が満載のカリスマ的存在感は健在。
そんな「京都CF」の記念すべき300号では、「あの人が最後に選ぶ、京都のお店」という特集で、京都で活躍、または京都出身の著名な人達が選ぶ、京都のお店をずらりと紹介していて、光栄にも私も一軒のお店を紹介させていただいております。その蒼々たる面々には面識のある方も何人かいらっしゃって、皆さんが紹介されているお店にも、行ってみたいところがいっぱいです。

私が紹介させていただいたのは、オフィシャルサイトのエッセイ「水炊き屋の出来事」(http://www.d1.dion.ne.jp/~ryoguchi/es_06.html)に始まり、このブログでも何度もその名前が挙がる西陣の「鳥岩楼」さんの親子丼。
(http://blogs.dion.ne.jp/quatre_nekota/archives/7087059.html)
幼い頃からおばあちゃんや父によく連れて行ってもらった、まさに私にとっての最も大切な京都のお店です。気軽に素敵な京都の風情が楽しめるこのお店のランチタイムは、これまでもさんざんブログで語ってきた通りですが、あらためてこうした記念すべき誌上で紹介出来た事を嬉しく思います。

ちなみに私のプロフィールの写真には、「私の生涯最高の友-ねこた」とのメモリアルな写真を掲載していただいております。

Les Quatre Boutique Blog 03

2008-09-26 18:33:44 | Quatre Illustration

本日の予定は昨夜完成した案件の午前中の納品と、レギュラーで担当している表紙のイラストの下描き。
この下描きという作業は、頭の中で良い構図さえ浮かべば、完成したも同然。その後は右手にペンを持ってそれをカタチにすればよいだけなので、気分的にはかなり楽しい時間といえます。
今日は長男が三重の鈴鹿まで「社会見学&遊園地」に行くということで、早朝の6時台に起きて、学校までクルマで送ったため、いつもと随分生活サイクルがずれてしまいましたが、下描きのアイデアはすんなりと湧いてきて無事に描き上がりました。
オマケに今日は妻がお友達のたかちゃんと一緒にショッピング&ランチにお出かけしていたので、お昼寝していた子猫達と静かな午前中を過ごしました。
お昼過ぎに帰ってきた妻は、素敵なお洋服と出会えたり、たかちゃんお薦めのランチスポットがあまりにも楽しかったみたいで、次から次へと私に話したいことがある様子。今日の写真は、湧き出る泉のごとく楽しかったことを説明する妻の話を聞く、私と子猫達の図(笑)です。

ところで2005年6月から毎日更新を続けていた通常ブログ「Les Quatre Boutique 02」(http://blogs.dion.ne.jp/quatre_nekota/)が、とうとう画像投稿メモリの限界に達してしまったので、本日は移転先の新ブログを作成しました。こちらは画像用メモリが3GBということなので、当分容量には困らないと思います。


キャトルTシャツ4種-本日より限定販売

2008-08-28 09:39:53 | Quatre Illustration

本日より「INFOCUS AWARD 2008」(http://www.oneflow.co.jp/infocus-award-2008/top.html)という、多くの作家さんが参加する展覧会がスタートしました。
我がキャトル・イラストレーションは「招待作家」というカタチでお話をいただき、急遽参加させていただくことになりました。今回、4点の作品を展示させていただいておりますが、その4点の作品はTシャツとして、8月28日~9月29日の期間内に限り、オンラインでも販売されています。

今回の4点の作品は、いつも私のイラストの中に度々登場する架空のお店「Les Quatre Boutique」の、1967年度の広告を想定して構成してみたもので、普段のお仕事では描く機会の少ない「アフロ女性」や「水着の人物」など、久々になんの束縛もなく自由に描いた作品が揃っております。それぞれの作品ページには、架空の広告のキャッチコピーも掲載されていますので、興味があればご覧下さい。もし、Tシャツの購入をお考えの方がいらっしゃれば、短い販売期間ですが、下記のアドレスからご購入いただけましたら光栄です。
期間限定商品ですので、お早めの注文をお薦めさせていただきます。

*Les Quatre Boutique 1967_01
http://www.oneflow.co.jp/infocus-award-2008/syousai/html/4291.html

*Les Quatre Boutique 1967_02
http://www.oneflow.co.jp/infocus-award-2008/syousai/html/4292.html

*Les Quatre Boutique 1967_03
http://www.oneflow.co.jp/infocus-award-2008/syousai/html/4293.html

*Les Quatre Boutique 1967_04
http://www.oneflow.co.jp/infocus-award-2008/syousai/html/4294.html


詳しくは上記「INFOCUS AWARD 2008」のサイトをご覧下さい。

アーティスト

2008-08-04 17:32:16 | Quatre Illustration

普段、確立した自分のタッチで、クライアントの意向に添いながら、イラストを描くことがお仕事の大部分をしめるQUATRE ILLUSTRATION。私のイラストの特徴は老若男女、すべてのターゲットに向けてのキャラクターが揃っていることである…とよく批評いただき、ファミリー向けの様々なお仕事を中心に、子供向けの教材、シルバー向けの案件など、その仕事の幅は非常に多岐に渡っています。
ですが、アーティストの個性全開で、好きなものを好きなように描けるようなお仕事もたまにあり、その代表とも言えるのが、もう何年も沢山のポストカードを描かせていただいているCanonさんのグリーティング(http://dyn.c-ij.com/japan/greetings/artistbrowsing.page?lang=jp&aid=r01)ですが、それ以外にもPICTの一連の作品(http://www.pict-web.com/illust.php?artist_id=108)なども、なんの束縛も規定もなく自由に描かせていただいたものです。
現在も、進めている案件の中に、なんの規定もなく自由に作品を描けるものが一件あり、とても楽しみながら「描きたいもの」を描いています。
普段、クライアントの依頼に添った作品を描き続けていると、いざ「なんでも好きなものを描いていい」と言われた時に、描きたいものが多すぎて、その選択に困るのですが、まずは普段のお仕事ではおそらく描く機会がないものを…となって最初に選ぶのが、アフロヘアの黒人女性です。(笑)今回は何パターンかの作品が描けるので、他のもの(写真)も楽しんで描けるものを考え中。
もう何年も仕事以外の「趣味のイラスト」というものを描けずにいますが、こういった自由に描けるお仕事が、そういったストレス解消と、創作意欲の存続に大きく貢献してくれていることは確かです。
商業イラストレーターとアーティストの中間点を華麗に漂い続けたい…というのが、QUATRE ILLUSTRATIONの設立当時からの目標だったので、これからもそのスタンスを守り続けたいと思います。