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Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

EMP

2012-07-18 12:24:52 | Quatre Illustration

先週の土曜日におこなった「2階の寝室のクローゼット大整理」での最大の収穫は、紛失した思っていたカセットテープが全て発見されたこと。

大学時代に友人と2人で20枚近くのオリジナルアルバム(笑)を制作したコントユニット「EMP」のマスター音源、すべて無事に見つかりました。これはその内の一部。ジャケットデザインもなかなか笑えます。再始動(笑)に向けて縁起の良い発掘♪

「危険な目に遭いやすい私」の下絵

2012-04-15 23:37:18 | Quatre Illustration

下絵はRHODIAのNo.19に、ロットリングの0.3mmのシャープペンシルで行います。
ご覧のように、下絵の段階ではディテールはかなり大雑把。またトリミング外の部分も描いています。実制作の段階でカーテンやコンセントを足したり、テーブルの小物を増やしたりもしているので、よろしければ完成状態と見比べてみてください☆

完成♬
http://apollo-img.com/jp/preview.php?pid=684

ミルク

2012-04-03 15:03:05 | Quatre Illustration

ただ今、お外は嵐です。仕事場の窓から見える湖も、叩き付ける雨と風で大荒れ。新鮮な景色ですが、琵琶湖の水も貯えられて自然に良さげですね。
さて春休みに入って、しばらくは息子達の声も賑やかでしたが、先週の土曜日から恒例の「京都の実家ヴァカンス」に突入しているので、ウチの中は猫たちと私だけの静かな空間となっております。
昨日は朝目覚めた瞬間から、1万曲の方のiPodのシャッフル再生をはじめて、夜眠る直前までノンストップで聴き続けたら「一体毎日、一日に何曲ぐらいの音楽を聴いているんだろう?」という素朴な謎の究明に成功。
基本的に一曲が8分前後のジャズが多かったり、1曲22分38秒のクラフトワークの「アウトパーン」なんかもたまたまシャッフルで出てきたりして、結果は170曲でした。
それにしてもウチの中が静かだと、お仕事がびっくりするくらいにはかどります。(笑)
というワケで、本日は久々にApolloさんに作品を1点投稿いたしました。2006年に制作したものですが、個人的にとっても気に入っているイラストのひとつで、キッチンでミルクをこぼしてしまった男の子のイラストです。ぜひ横幅900ピクセルの大きな画像でご覧下さい♬

ミルク 2006
http://apollo-img.com/jp/preview.php?pid=2268&c=4

アナログな作業

2012-03-08 17:24:30 | Quatre Illustration

今週はまたまた猛烈なオファーラッシュ。沢山の新しいお仕事のお話をいただいて、例によって朝起きて寝るまでの間、一日のほとんどの時間をMacの前で過ごす日々が続いています。
今日の写真は、あまり公開する機会のない、イラスト制作の途中段階。ご存知のように私のイラストは、まず鉛筆による下絵の制作から始まり、その下絵をスキャンしたものをアドビのイラストレーターというソフトで、一本一本、線を手作業でトレースした後、それぞれのパーツに色の設定を行うという流れで完成します。
イラストレーターというソフトには沢山便利な機能がありますが、実は私の作品では全くそれらを使用していません。ごくたまにブレンドという機能を使うことはありますが、その他は驚く程アナログな手作業の連続。写真のように下絵に沿って、赤いベジェ曲線を引く作業が大部分を占めています。
そんな作業があることを頭において、作品をご覧いただくと、また新たな味わいを感じていただけるかもしれません。(笑)

猫とシェルフ

2012-02-16 14:03:27 | Quatre Illustration

変わらず数件のお仕事を並行する日々が続いておりますが、去年の秋の新作ラッシュ以来で、お仕事とは関係なく自由に好きなものを描くオリジナル作品を1点完成させることが出来、先日apolloさんに投稿させていただきました。
今回の作品は、おそらく過去の作品では一度もやってみたことのなかった動物だけが登場するイラストになっていて、我が家のスコティッシュ姉弟・シフォン&マロンと、実家の母の元にいるアメショーのリヨン、そしていつもお仕事でお世話になっている2人のお友達のお家でそれぞれ暮らしているロシアンブルーのトノ君とサニーちゃんが、イラストの中で共演するというコンセプトの元制作した、異色の作品となっています。
タイトルは「猫とシェルフ」。可愛い猫達と共に、このブログでも紹介した沢山のお気に入り雑貨達がシェルフを賑やかに彩っています。お馴染みのapolloさんのサイトではかなり大きなサイズでご覧いただけますので、細かな部分にもこだわった様々な雑貨も見ていただけたら幸いです。
apolloさんではこの「猫とシェルフ」の他、幼少の頃の私の実体験を元に描いた「危険な目に遭いやすい私」や、当時の家の間取りを元に忠実に再現した「トマトスープ」、懐かしい昭和40年代の京都堀川通りを描いた「屋根の上のビートル」、そして初の全裸ヘアヌード女性(笑)を描いた「裸婦と音楽」など、ここだけでしかご覧いただけないオリジナル作品を多数公開しております。

新作「猫とシェルフ」
http://apollo-img.com/jp/preview.php?pid=1974&c=4

母の水屋

2012-02-05 16:39:49 | Quatre Illustration

ここ数週間はお仕事がかなり忙しくて、土日も休むことなくお仕事をしていました。
その無理がたたって久々のストレス性胃炎で平日に一日療養したりもしましたが、先週3件のお仕事を無事終了したので、この土日は久々に両日休暇をとることが出来て、昨日は妻の実家へ遊びにいったり、本日もおウチの中でのんびりする…といったゆっくりとした休日を過ごしています。
さて今日の写真は、私にとってはとても懐かしい、0~6歳までの幼少期を過ごした京都の最初のおウチを描いたイラスト「トマトスープ」の一部分を拡大したもの。同じくこの懐かしい家のリビングを描いた「危険な目に遭いやすい私」同様、apolloさんに投稿しているオリジナル作品のひとつです。
このイラストは私が4歳くらいの頃のシーンを描いたものですが、ここに描かれた家具の中で、ただひとつ今でも京都の実家で愛着を持って使用されているのが、奥の水屋です。この水屋は茶道を嗜んでいた母の嫁入り道具のひとつで、引き出しの中に茶道仕様の仕組みが隠された珍しい逸品です。

A5サイズのリングノート

2012-01-15 16:46:52 | Quatre Illustration

20年もこの仕事をさせていただいていると、いろんな作品がいろんなカタチで世に出ています。
2000年に入ってからはWEBのお仕事などが急激に増えたため、実際に印刷物にならないような作品もありますが、雑誌や広告、本の表紙、教科書や教材、CDジャケットなどの他に、ノベルティグッズになったり、立体化されてフィギュアになったり、TVCMで流れたり、ラッピングバスになったりと、人々の目に触れる機会は本当に様々。
普段のお仕事の90%近くが、東京からいただくお仕事であるため、電車の中吊り広告や、関東ローカルのTVCM、実際に自分の絵が車体全体に描かれたラッピングバスが都内を走る姿などは、なかなか自分の目では見れないことが残念ではありますが、お仕事でやりとりさせていただいている様々な方から「見ましたよ」というお声を沢山聞かせていただけるのは、本当に嬉しいことです。
さて今日の写真は、そんな様々なお仕事の中でも、特にお気に入りだったQUATRE ILLUSTRATIONのステーショナリーシリーズ。私のイラストが表紙を飾るいろんなサイズのリングノートや、マンスリーノート、グリーティングカードやカレンダー、ポスターとして商品展開された2004年のお仕事です。中でも2種類のイラストでデザインされたA5サイズのリングノートはお気に入り。7年も前のお仕事なので、もちろん現在は販売終了しておりますが、当時Loftなどで販売されていて、もっとまとめ買いしておけばよかったと、ちょっと後悔しております。(笑)

文庫本の装丁

2012-01-11 15:42:01 | Quatre Illustration

普段は日々のお仕事の制作だけで手一杯なため、ついつい初心を忘れがちになっていますが、クリエイターの創作意欲の源は、世の中にまだ存在しない、自分が欲しいもの、好きなものを自ら作ってしまおうという気持ちにあります。
今日の写真は、仕事とは直接関係ありませんが、少し前から「時間が出来たら作ってみたい」と考えていた、文庫本のカバーです。
イラストレーターというお仕事をしていると、いろんなジャンルの書籍の表紙のイラストを担当させていただくことが多く、これまでにも何十冊もの本の表紙イラストを描かせていただきましたが、実際に自分自身で装丁する機会はなく、一度自分自身で自分のイラストを使って装丁したいという思いから、本日、お昼休み前のほんの15分程で、一冊のデザインをレイアウトしてみました。架空の本の内容は、20年前に実際に私が書いたエッセイを収録したエッセイ集で、表紙のイラストはそのエッセイの中の一編「危険な目に遭いやすい私」を元に、先頃描きおろした同タイトルの新作を使用。
60年代~70年代に出版されたような昭和の懐かしい文庫本の雰囲気を出したくて、タイトル文字のサイズやフォントのセレクトは、あえてレトロなムードで統一。裏表紙ではイラストをモノトーンにしてさらに昭和レトロ感を強調しました。
日々沢山のお仕事をさせていただいていますが、いつの時代になっても自作でモノをカタチにする作業のワクワク感は、何ものにもかえられない楽しさです。

閲覧数

2012-01-10 15:44:33 | Quatre Illustration

ハードディスクのクラッシュにより更新不可能になりっぱなしのオフィシャルサイトに代わって、毎日頻繁に作品をアップしているQUATRE ILLUSTRATIONのfacebookページと、作品投稿サイト「apollo」さん。
実はapolloさんの方では一般の方や若い魅力的なクリエイターさんの作品を優先するべく、その投稿状況を見て、かなりセーブしながら投稿をさせていただくようにしています。
apolloさんでは各ジャンルの最新の投稿がそれぞれの最上段に表示されるシステムになっているため、必然的に最上段に掲載されている時がもっとも閲覧率が高い状態ということになるため、先にどなたかが投稿されたばかりの時はもちろん、最上段の方の作品がある程度の閲覧数に達するまでは、自分の作品をアップしないのが優しいマナーなのかな…と思い、一応その点を気遣うようにしています。
それにしても大変有り難いことに、apolloさんに投稿している私の作品(現在18点)は、いずれも沢山の人にご覧いただいていて、投稿の新古に関わらず、常に日々閲覧数が増えているのは本当に嬉しいことです。新しく作品を投稿した時には、facebookのウォールでお知らせするようにしていますが、私のフレンド数はせいぜい150人前後なので、各作品平均して400前後の閲覧数をいただいていることは、ホントに感謝すべきことです。
…ということで今日の写真は、昨日あらたに投稿した2006年の作品先日投稿した新作共々、またこのブログをご覧の方々にも見ていただけたら幸いです。

A Happy New Year 2006
http://apollo-img.com/jp/preview.php?pid=1608&c=4

AL DE NAIDE 2012
http://apollo-img.com/jp/preview.php?pid=1531&c=4