いつ頃からであつただらうか、公園の砂場がフエンスに囲まれてゐたり、砂場の上にネツトが張られてゐるのをよく見かける。
子供が砂遊びをする際には、フエンスの出入り口を開けたりネツトを取り去る。遊び終はれば出入り口を閉めたりネツトをかぶせる。
犬猫が砂場に入つて糞尿をするのを防ぐためであり、それについてる病原菌・寄生虫から子供を守るためであるらしい。
子供を病原菌・寄生虫から守りたいといふ親御さんの気持ちはわかる。
しかし、自分が子供だつた時代にそのやうな犬猫よけが砂場に設置されてゐたといふ記憶はない。
病原菌・寄生虫が心配な親御さんは子供に「砂場で遊ぶな」と言ひ聞かせてゐただらうし、病原菌・寄生虫の心配など念頭になかつた親御さんもゐただらう(私またたびの親は後者)。
フエンスで囲はれてもなければネツトで覆はれてない砂場を茶トラ猫が歩く。
この前後に糞尿をしてゐたか否かは記憶なし。
(2009年12月12日、中野区沼袋、ニコンD80,トキナーAT-X280AF PRO28~80㎜F2.8,ISO400,プログラムオート)
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