2018年度・主な社会人野球チームに在籍する東洋大学出身選手

例年、都市対抗野球に出場するOB選手の一覧を作成してまいりましたが、新たに主な社会人チームに在籍する選手の一覧を作成してみました。

所在県	所属チーム	守備		入学年度	出身高校	........	投打
秋田	TDK	外	佐藤秀栄	2010	帝京	甲	右右
宮城	JR東日本東北	投	石倉嵩也	2013	帝京	甲	左左
宮城	JR東日本東北	外	安西聡	2013	聖光学院	甲	右右
茨城	茨城トヨペット	助監	松沼雅之	1975	取手二		右右
茨城	茨城トヨペット	捕	野口裕貴	2004	東洋大牛久		右左
茨城	新日鐵住金鹿島	監	中島彰一*	1985	取手二	甲	右右
茨城	新日鐵住金鹿島	外	堀越匠	2007	浦和学院	甲	右左
茨城	新日鐵住金鹿島	投	能間隆彰	2010	桐蔭学園		左左
茨城	新日鐵住金鹿島	内	林悠平	2012	桐生一		右左
茨城	新日鐵住金鹿島	投	飯田晴海	2014	常総学院	甲	右右
千葉	JFE東日本	コ・マ	岡翔太郎	2009	日大三		右右
群馬	SUBARU	内	原澤健人	2014	前橋工		右右
埼玉	Honda	マ	河原井章太	2004	日大高		右左
埼玉	日本通運	内	大槻悦史	2002	徳島商	甲	右右
埼玉	日本通運	投	阿部良亮	2011	浦和学院		右右
東京	JR東日本	マ	都築司	2006	浦和学院	甲	右右
東京	NTT東日本	外	黒川将貴	2011	桐生一		右左
東京	NTT東日本	内	阿部健太郎	2013	帝京	甲	右左
東京	ゴールドジムBBC	外	鹿子島宜美	2010	千原台		右左
東京	ゴールドジムBBC	外	一重弦矢	2011	太田商		右左
東京	鷺宮製作所	監	目良宏	1989	法政二	甲	右右
東京	鷺宮製作所	コ	岡崎淳二	1991	川越商		左右
東京	鷺宮製作所	捕	森光司	2012	浦和学院		右左
東京	鷺宮製作所	外	茶谷良太	2013	東北	甲	右右
東京	セガサミー	マ	川上哲矢	2004	九州学院
東京	セガサミー	内	宮川和人	2011	PL学園		右右
東京	セガサミー	内	宝楽健吾	2014	PL学園		右左
東京	東京ガス	外	坂井貴文	2007	春日部共栄		右左
東京	東京ガス	外	笹川晃平	2013	浦和学院	甲	右右
東京	明治安田生命	投	鈴木康介	2008	東洋大牛久		右左
神奈川	JX-ENEOS	内	田中将也	2014	帝京	甲	右右
神奈川	東芝	外	松永隆太	2005	九州学院		右右
神奈川	東芝	投	佐藤翔太	2009	東洋大姫路	甲	右右
富山	バイタルネット	捕	澤田快斗	2013	新湊	甲	右右
富山	バイタルネット	投	冨岡聖平	2014	桜井		右右
長野	信越硬式野球クラブ	投	増渕雅也	2012	鷲宮		左左
長野	フェデックス	外	小田晋太郎	2011	向上		右左
長野	フェデックス	内	城之内隆世	2012	東京学館		右両
長野	フェデックス	内	藤森要	2013	文徳		右右
愛知	新日鐵住金東海REX	マ	鈴木啓友	2005	愛工大名電	甲	右左
愛知	新日鐵住金東海REX	捕	後藤田将矢	2012	東洋大姫路	甲	右右
愛知	新日鐵住金東海REX	投	片山翔太	2014	大社		左左
愛知	西濃運輸	捕	森智仁	2008	愛工大名電	甲	右右
愛知	トヨタ自動車	投	藤田純基	2009	浜田		右右
愛知	三菱自動車岡崎	内	冨澤一晃	2012	愛工大名電		右左
三重	Honda鈴鹿	投	鹿沼圭佑	2007	桐生一	甲	右右
三重	Honda鈴鹿	捕	西川元気	2014	浦和学院	甲	右右
滋賀	カナフレックス	内	宇佐川隆	2014	済美	甲	右左
広島	JFE西日本	内	古田塁	2014	天理	甲	右右
広島	JR西日本	内	鳥居丈寛	2013	愛工大名電	甲	左左
福岡	JR九州	コ・捕	中野滋樹	1999	柳ヶ浦	甲	右右
福岡	西部ガス	投	立石悠汰	2013	佐世保実	甲	右右
熊本	Honda熊本	コ	佐藤一郎	1993	伊奈学園総合		右右
熊本	鮮ど市場ゴールデンラークス	コ	前田忠節	1996	PL学園	甲	右右

2017年勇退者

秋田	TDK	外	森椋太	2009	東亜学園
宮城	JR東日本東北	投	内山拓哉	2008	浦和学院
宮城	JR東日本東北	内	谷澤由浩	2011	鷲宮
茨城	新日鐵住金鹿島	外	中倉裕人	2005	PL学園	甲
埼玉	日本通運	内	酒井亮	2009	埼玉栄
東京	セガサミー	捕	佐藤貴穂	2007	春日部共栄	甲
東京	セガサミー	投	鈴木直志	2011	東亜学園
神奈川	東芝	内	戸田大貴	2009	前橋工
大阪	日本生命	内	山本真也	2003	PL学園
愛媛	松山フェニックス	内	池田智洋	2002	松山商	甲
福岡	西部ガス	監	杉本泰彦	1979	日和佐

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東洋大・上茶谷投手が20奪三振！：2018春・東洋大対駒澤大三回戦

連休谷間の五月一日と二日が東都大学野球開催日の火曜・水曜となってしまった今年のゴールデンウィーク。休みが暦通りの筆者にとっては、何とも恨めしいカレンダーであります。
六大学の早明戦が三回戦までもつれましたのが、月曜日は生憎？の好天気で明治大学が勝点を挙げ終了。

天気予報を見ても火・水とも雨天順延は望み薄。かといって、さすがに敗戦を期待する訳には参りません……（おもて向きは）

一日の対駒大戦初戦を取って、二日の二回戦も一時は五点をリードしておりましたが、仕事の合間に覗くライブ中継で同点に追いつかれたことを知ると、このまま引分けに終わることを真剣に念じておりました……。

わたくしの不届きな祈りが通じてか、祭日開催となった東洋大対駒澤大三回戦。三日の連休後半初日はヤクルト戦のデーゲームが組まれたため、一日置いた五月四日に行われましたが、三日は悪天候でありましたから、これもまたラッキーでありました。あとはスッキリ勝点をゲットして、二回戦の九回裏にひたすら中川選手の凡退を祈っていたわたくしの“罪業消滅”を願うだけであります……。


都営地下鉄大江戸線の国立競技場駅を降り、神宮球場へと向かいます。













































新国立競技場の工事も昨秋から比べると随分進んでおりました。























プロ野球の方はチケット完売でありました。となると東都の方は……。






















相変わらず年齢層は高目でありますが、まあまあのお客さんであります。ただ、連休後半の二日目のためか、いつもの祭日開催よりは少ないようでありました。
まあ、折角のゴールデンウィークに家族会議で東都大学野球観戦を提案しても、大概のご家庭では否決されてしまうのでありましょう。単身のおじさんが目につくあたりはいつもの東都の光景であります…。























わたくしもシニア料金で観戦できる日が大分近づいて参りました。その日が来るのを楽しみにしていいものやら…ちょっと複雑な気分であります。


















東洋大の先発は、今季エース格の上茶谷投手。































今季から監督の体型も大きく変わり、スマートな杉本泰彦監督の采配も楽しみであります。


















今季、既に四勝を挙げている上茶谷投手ですが、この日も絶好調。
一、二回ともアウトは全て三振。二回には振り逃げもあって一イニング４奪三振の珍記録のおまけもついてきました。

三回も先頭打者を三振に切ってとると



更に三振を奪い、試合開始から8連続奪三振。砂川選手に初安打を許しましたが、危なげないピッチングであります。

その裏の東洋大の攻撃は



二番・小峰選手が先制タイムリー。更に一点追加し序盤で二点をリードいたしました。


上茶谷投手の奪三振ショーもまだまだ続き






五回を終わって１５奪三振（振り逃げ１）

その裏東洋大は



主将のPL学園最後の大物、中川選手がタイムリー


そろそろ上茶谷投手の奪三振記録も気になり出します。これまで一試合の最多奪三振は日大・門奈投手（92年秋対国学院大）と堤内投手（02年秋対専修大戦）の１８個でありましたが



七回に駒澤大・新田選手からタイ記録となる18個目。

そして、八回


若林選手から１９個目を奪い、一試合奪三振の連盟記録を更新。
更に砂川選手も三振に切って取り、八回を終わって２０奪三振。

ここまで、２４個のアウトの内三振が19（振り逃げが一つありますから）、内野ゴロ3、内野飛球1、盗塁死1であります。

あとは完封シャットアウトの場面を目撃するだけ…ここまでの試合時間は１時間５０分程。私の東都観戦歴で試合時間が二時間を切るなど初めての事であります。
“せっかくの休日開催なのにこんなにあっさい終わるなんて、なんだかもったいないなあ～”などと、わたくしまたしても不届きなことを考えてしまいましたが……。



九回、駒澤大先頭の菅野選手がヒット。
さらに平野選手も続き、無死一、二塁。
ここで…




暴投のあと岡田選手にタイムリーが出てまず一点。

杉本監督は好投した上茶谷投手から守護神甲斐野投手へスイッチ














































































































しかし、勢いづいた駒澤大。流れは止められず…





手痛いバッテリーエラー、更に併殺崩れの間に同点に追いつかれてしまいました。

なんとか同点で食い止めたものの、その裏無得点の東洋大。

本日はプロ野球との併用日でありましたが、ここで試合展開が早かったのが幸いし延長戦に…。

十回裏、先頭竹原選手の内野フライをショートが落球でラッキーな出塁。
続く打者はPL学園最後の大物、四番で主将で主砲の中川選手。打ち勝つ野球の顔でありますが…。




現役引退後は日本通運で営業所長も務めたていたという、杉本監督は手堅いのであります…。

四番打者に送りバント、その後昨春の首位打者・佐藤選手が申告敬遠（初めて生で見ました）の後、サヨナラ打を放ったのは帝京高校出身の一年生・岡崎選手でありました。

奪三振新記録達成も目撃し、終わってみれば非常に充実したゴールデンウィークの一日でありました…。


上茶谷投手の奪三振（コマ送りスロー）


試合後、カメラマンのリクエストに応えてポーズ

上茶谷投手の投球結果

守備		出身校.............	1	2	3	4	5	6	7	8	9
（左）	緒方	京都外大西	空振		空振		逃振			遊ゴ
（二）	菅野	向上	空振		一安			四球*			右安
（三）	平野	静岡	空振		空振			逃振			中安
（一）	岡田(耕)	敦賀気比		逃振		空振		三ゴ			左安
（捕）	長	智辯和歌山		空振*		死球			逃振
（指）	新田	市立呉		逃振		二飛			空振
（右）	酒井(良)	修徳		空振		空振			遊ゴ
（中）	若林	駒大苫小牧			空振		空振			空振
（遊）	砂川	沖縄尚学			中安		逃振			空振

空振り三振＝１４　見逃し三振＝６
*二回・長＝振り逃げ　六回・菅野＝盗塁死

投球回	打者	投球数	被安打	四死球	奪三振	自責点
8回0/3	31	123	5	2	20	3

これまでの一試合最多奪三振の変遷

		学年	個数	年	月日	勝敗				対戦校	備考
伊藤芳明	中央大	一	15	S27	10/11	○	8	‐	0	学習院大
松沼雅之	東洋大	四	16	S53	10/11	○	1	‐	0	国士舘大	*9回終了時点で16、延長14回で22
若田部健一	駒澤大	三	17	H 2	9/25	○	3	‐	1	東洋大
門奈哲寛	日本大	四	18	H 4	10/6	○	3	‐	0	國學院大
堤内健	日本大	四	18	H14	9/20	●	1	‐	3	専修大	*日大も12三振喫し敗戦
上茶谷大河	東洋大	四	20	H30	5/4		4ｘ	‐	3	駒澤大	*途中降板・勝敗付かず

*昭和27年の伊藤投手以前は不明




駒沢大学校歌





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