さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

老い

2011-01-22 15:53:30 | 介護
昨夜、主人の母が医大から一時帰宅をしてきました。
入院するときも大騒ぎでしたが、帰宅するときも 大騒ぎです。

入院するとき、じいちゃんは自分の老い具合もわからず、自分で留守宅で暮らすといい、ばあちゃんは煮しめやご飯を沢山炊いておくといい、
我が家の世話になるのを嫌がりました。
実際、ばあちゃんが出かけてしまうと じいちゃんは暗い、寒い部屋で何にもできず 隙間風の入る部屋でジッとジッとしてるばかりでした。
勿論、ご飯を自分で用意することも出来ずに・・ひたすらジッとです。
そこにばあちゃんを医大に送っていった私が帰ってきたわけでですが、ばあちゃんの作り置きのご飯を温める方法もわからずに 私を待っていました。私が電子レンジでご飯を温めても自分の部屋まで そのご飯を運ぶことさえ 出来なかったのが現状でした。

私が運んだご飯を食べてる途中でじいちゃんの姪が家に来てくれて じいちゃんに説教?説得? 強制的に我が家に行くように指示を出しました。従兄のだんなさん、うちの旦那、私で無理やり 我が家に連行・・5日が経ちました。
じいちゃんは すっかり我が家に慣れて よく食べるし、眠るし、喋って 紙パンツも使うようになったのに・・


ばあちゃんは一時帰宅をするのに 自分の家に帰る!!と強情を張り通します。
そしてじいちゃんも連れて帰ると 言い張ります。(じいちゃんは 暖かい家から出たくないのに)
当日、旦那がばあちゃんをつれて帰ってきました。
ばあちゃんが帰るまでに じいちゃんをお風呂に入れ、寒い家でお風呂に入らなくてもいいように万全の用意と夕飯の用意をしておきました。
ばあちゃんは うちに着くなり(帰る!!帰る!)を連発します。
「ご飯を食べて、お風呂に入って眠るだけにして 家に帰れば・・」と提案しても 聞く耳を持ちません。
自分は出されたご飯をそそくさを食べて まだ食事をしてるじいちゃんの傍に立ち、ヤンヤヤンヤ!!とせっつきます。
その姿は もはや大人の節度ある態度はなく、聞き分けの無い幼児のようです。 見ていて恥ずかしいのは私だけでしょうか?
旦那もじいちゃんもそんなばあちゃんを静止しようとはしません。
そんなに私は嫌われているのでしょうか? そんなに私の世話にはなりたくないのでしょうか?
本当に腹が立ちました。 理性はないのかぃ?


今日、久しぶりに自由な時間が持てるようになった私はじぶんの親がお世話になってる介護施設に面会に行ってきました。
事前に母から ビオフェルミンと 浣腸と・・みかんと・・などとリクエストの電話が入って来ていましたのでそれらを持って出かけました。
施設の玄関を入ると 元気のいい声のお年寄りが椅子でお喋りをしていました、言葉もはっきりとしてるし 楽しそうな会話なのでてっきり・・まともな老人かと・・・

両親の部屋は別々で それぞれに訪ねてみましたが、ここでもなにやら・・違和感があります。
母は相変わらず私の顔をみれば 泣き言です。浣腸他を渡したものの・・職員に渡すべきだったか?と思うほど・・管理能力が低下してるような気がしましたし、父は父で 施設では下着のままでは生活をしてはいけません、きちんと服を着用しなさいと言われてるのに、肌着だけをきています。
「おとうちゃん!! きちんと決まりを守らにゃ!!いけんよ!!」と注意すると布団を被って出てきません。
「じいさんはなぁ・・何べん注意されても直らんのよぉ この上にベストを着て出歩くん」まぁ・・この爺さんは理性がないのではなくて我侭なのだけれど。。。 同じことだな。

それぞれに顔を見ていざ・・施設の玄関に出ようとするとさっきのおばあちゃんが大きな声をしています。
通る人に「アンタ!! 一宮を通るん? 乗せて行ってくれん?」 普通に 普通の人なら・・ただのヒッチハイクですが(爆)
このばあちゃんのヒッチハイクを受け入れる訳にはいきません!!!(笑)

通る人は訳知り顔で『ごめんねーー そっちは通らないんよ』「ありゃ・・悪いなぁ・・そっちは通らんのよぉ」と上手にかわしています。
きっとあのおばあちゃんは「帰りたい病」なのでしょうね。
俗世間で暮らす人々は 内側からは開かないようにしてある施設のドアを開けて・・みなそれぞれに世間へ帰っていきます。

そんな施設にお世話になってる私の両親もやっぱりもう・・老いちゃってるんですよねぃ。ある意味・・4人とも似たり寄ったり。
しっかりしないと・・老いちゃってるズレが解らなくなってしまいそうな・・私の気分。

やっぱり・・4人は無理よぉ。

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