さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

近しい者の死への恐怖

2011-05-30 16:04:37 | 家族 子供たち


3年前の7月2日、帰宅時間になっても帰ってこない母さんを 待ちかねてクロッピは外へ出た。
ご飯のお茶碗は空っぽ。。
早く帰ってこないからなぁ? おそらくクロッピは車が帰ってくる方向ばかりを見ていたと思う。
家の敷地からホンの数メートル・・
クロッピは放し飼いのでっかい柴犬に追われた。
急いで自分の家のブロックの上に逃げた! もう大丈夫!! ふと気が緩んだ瞬間 犬はクロッピを襲った。

その瞬間のクロッピの恐怖が。。今だに私の心から離れない。おかあさん! 助けて!! そう・叫んだと思う。

まるでわが子のようにクロッピと会話し 一緒に生きた7年半だった。
言葉は話さないけれど 確かにいっぱい会話した。
私が具合が悪ければ 冷たい鼻をほっぺに付けて「かあさん?大丈夫?」とも言ったし、
嬉しい時 楽しい時 目がキラキラして「楽しいねぇ~♪ 嬉しいねぇ~♪」って感情も伝わって来た。
いつも私が見える処に鎮座し 目で追い 一緒のベットの真ん中を占領してた。

小さなバロンの出現に隣の家まで 家出をして抗議し それでもまるで弟ができたように大切にした。
色んな虫やバッタ 蝉 カエルを捕まえて来ては バロンに遊び方を教えた。
ふたりはいつも一緒で お留守番も二人なら 寂しがらなかった。

突然の死は 私とバロンの心から消えず いまだに受け入れられない。
バロンはクロッピを襲った犬に出会うと今でも 勝てもしないのに 攻撃態勢に入る
リードを引く手が痛い程 立ち向かおうとする。目の前で大好きなクロッピが・・
彼の心の中は 怒りでいっぱいのまま。

あれから3年がこようとしてる。
今日の空っぽのツバメの巣を見上げた時、クロッピが逝った時の感情が 涙が 溢れた。


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