さんぽ道(飾らない日常を楽しむ暮らし♪)

ジイジとばぁばと若い彼ら♪

野生のい草(畳表に使う草)

2019-05-18 13:35:00 | Weblog
実家の家の前は 結構な沼地っぽい。
子供の頃は 田植えをしようと入ると、深い所は 腿位まで沈む所が所々にあった。
今日はそこを草刈りしたんだけれど、珍しいもの(私にとってだけど) 見つけた。
それがこれ!
多分、い草だと思う。
草刈り機で刈ってみたら 懐かしい匂い(青臭い)がした。
い草は 極寒の2月頃 氷の張る 水田に20センチ丈位の苗を植えて育てはじめる。
春を通り越して、蝉が賑やかな夏休みやお盆が近くなる頃、背丈が人間の背丈を越す長さに育ったのを刈り取って、生の状態で ドロに漬け、それを縄を張った田んぼや道路の上に広げて干していきます。
夕立でも 来ようものなら、家族総出でかき集め、濡れないようにしたものです。
この時期と重なる記憶が、スイカ🍉や三ツ矢サイダーです。
農作業が立て込むので ダースで買ってありました(笑) お客さんが来られると、よくこの2つのどちらかを出してました。
私の記憶の中には、一番充実した成長期でした。
中学校の家庭科の授業でパジャマを縫うっていうのがあって、初めてミシンを使う事がありました。
学校の帰りに水玉模様の青い生地を買って嬉しかった記憶があります。
 
今日い草を見つけた事で 一気に昔の懐かしい記憶が吹き出して来ました。
そして、もう一つ、
大きなヘビ苺。
似たようなモノに木苺と野いちごがありました。
田舎はいろんな植物季節季節で、そのまま子供のオヤツになりました。
親から 食べて良いもの、絶対食べてはいけないものを言われていましたっけ。
桑の実、ビワ、ユスラウメ、杙の実、すもも。色々ありましたねー。
 
すっかり話が逸れてしまいましたが、流石にに自分が育った所。懐かしい想いがいっぱいに想い出されましたよ。
 
また、草刈りに行こう!
誰もいなくなった家でも 故郷はやっぱり良い。

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