夕方から釣りに出かける。今年の釣りを楽しむ機会も残り少なくなってきました。
だいぶ気温も下がってきましたが10月に入ってからも感じる気温は去年よりも暖かい。
18時過ぎなのに空には星が見えます。そういえば星座早見盤を購入したが持ってこなかったな。
前回使用した「虫の息ミノー」の今年製作版を初めて投入です。フッキングまでいかないが反応は良好。
移動しながらボサ際を攻めていると40前後のブラウンが被さるようにアタックしてくるが乗らず・・・。
口には入った感触は無かったので再びルアーを流し込むとヒット・・・?しかし予想より随分と重い?
もの凄い水飛沫、40狙って打ち込んだハズが想定外のサイズの魚が掛かる・・・猛烈に首を振り暴れる。
しかし私のファイヤーラインを使用したシステムは負けません。ガンガン巻きます、表層まで寄せて見えた
姿は持ってるネットなど無意味。不安定な足場で上げるのを諦めて撮影、すると背後から相棒の声・・・。
対岸にいたハズなんだが駆けつけてくれたのか・・・来たぜっ!援軍(笑)正直意外だったんだが嬉しかった。
ついにハンドメイドで大型トラウトを釣る!靴を脱ぎ水に入り魚体を支える、思ったより冷たくなくて良かった~。
このサイズに自分が会えたのは勿論初めて。十分に冷やして触れた指先から感じる感触はなんとも不思議。
なんとゆうか魚類に触れてる感覚じゃなく獣系?例えるなら犬や猫に触れた時みたく直に鼓動が伝わる感じ。
大きさは74センチ。ハンドメイドを製作しはじめた頃から目標だった「自作で大型トラウトを釣る」・・・感涙です。
もっとテンション上がって叫ぶかと思ったんですがこれまでの製作道を思い返して静かに喜びましたよ。
色々と作りましたからね。「ザ・クロール」、「マッコウさん」、「にゃんだふぉ~」釣果が無かったルアーたち・・・。
20代から作りだし随分と時間が経っちゃったけどやっと今日の釣果に辿り着く・・・ひとつの終着点かな。
魚も無事に復活。ファイヤーラインの強固さは短時間で楽に釣れてしまうがリリースには有効と感じる。
様々な場所で跳ねる大型トラウトを見てきたが自作ルアーで釣れる日が来るとは正直思ってなかった。
ダイワさんでもブレットンさんでもない自作ルアーで・・・今静かに目の前で泳ぐ姿はとても不思議な時間。
至福を与えてくれた魚が流れに戻る姿を見て思う。目標達成かぁ・・・次・・・う~む、のんびり考えます(笑)