月と猫

旅行や趣味の話を書いていきます。
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中欧旅・妖怪現る

2007-07-31 14:02:18 | 
歌舞伎の話から続く
→怪談といえば…。

これは、私がハンガリーの
とある小さな村で撮った写真です。

これを撮ったときは気づかなかったのですが、
後で見てみたら、ヘンなものが写っていることに
気づきました。

…みなさんは、わかりますか?

では、わかりやすいように、別のアングルで撮った
写真をお見せしましょう。
心の準備はいいですか?









ちょっとぬりかべチックな
ハンガリーの妖怪です

歌舞伎見物

2007-07-27 13:34:40 | 芸術
先日、歌舞伎を見て来た。

ちゃんと歌舞伎を見るのは、今回初めて。
前々から「一度は見てみたいなぁ~」と
ぼんやり思っていたのだが、機会がなく、
今に至っていた。

が、歌舞伎座が老朽化のために取り壊しになる
という話を聞いて、「そりゃいかん!!!今の
歌舞伎座で歌舞伎見学をしておかねば!!!」と、
慌てて実現の運びとなった。

演目は、蜷川幸雄演出のシェークスピア「十二夜」。
歌舞伎好きの友達に頼んで、演目を選んでもらった
のだが、これが大当たり。

笑いどころもたくさんあって、ストーリーも
わかりやすく、大仕掛けや早着替えなど、
飽きずに見られる仕掛け満載。
初心者の私にとっては、まさにぴったりの内容だった。

結構入り込んで見ることができたので、
次はぜひ、怪談を見たくなった。

ホラー好きの私は、洋の東西、時代を問わず、
色んなホラーを楽しんでいるが、その中でもやっぱり
一番怖いのは和テイスト、と結論づけている。

古い劇場に響く太鼓や琵琶の音、人形のような
白塗りの役者さんたちがおどろおどろしく演じるさまは、
さぞや怖いだろう、と、想像するだけでわくわくする。

しかし友達に聞くと、今年の夏の出し物は、
大して怖そうなものではないそうだ。う~ん、残念。

休憩時間の間に、建物の中を軽く見て回ったのだが、
お弁当やさんやお菓子やさん、おみやげやさんが
軒を連ねていて、ちょっとした観光地のようになって
いるのが面白かった。

江戸庶民の娯楽であるところの歌舞伎と、
行楽地の歌舞伎座に思いを馳せていたら、
食堂のところに、カワイイ「オリエンタル坊や」発見。
江戸より昭和が得意な自分は、早速激写。



撮影したときは時間もなかったし、
別段気にもしなかったのだが、後日
「この白い紙が貼られた部分には何が
書いてあるのだろう?」と気になったので、
早速オリエンタル株式会社のHPへGO!!

嬉しいことに、昭和20年代からのレアな
グッズの画像なども見れるようになっていて、
現在は「オリエンタルカレー」となっているロゴが、
昔のグッズには「オリエンタル即席カレー」と
書いてあることがわかった。

食堂側としては、即席カレーを出していると
思われるのも心外なので、坊やの台座から
「即席」の2文字を消したのかな?
と、これは私の憶測。

楽しく観劇・探検のあとは、おみやげやさんを
冷やかし…たつもりが、ついハマってしまい、
猫の手ぬぐいお買い上げ。


↑猫のこにくらしい表情が最高!!

手ぬぐいは猫柄の他にもカワイイものが
たくさんあって、あれもこれも欲しくなって
しまった。

なにはともあれ、初めての歌舞伎、
楽しゅうございました。
次はぜひ、怪談を。
もちろん、正統派の古典ものにも
チャレンジしたい。

家宅捜索

2007-07-24 19:33:28 | 猫の話
なゆ「もこさんだね?
   悪いが、ちょっと入らせてもらうよ」

ガサガサ…

ちょび「あっ!なゆた警部、トイレの砂に
    隠してありました!!!」

もこ「な、なんのこと?あたし、
   なんにも知らないよ!!」


ではなくて…

体調も戻ったし、そろそろケージ生活から卒業。
なのになかなかケージから出ようとしない
もこちゃんを、「早く出ておいでよー」と
なゆちゃんが迎えに行ったところです。

ちょびちーは意味もなくケージに入って、
意味もなくトイレの砂をかき回している
ところです。

やれやれ…

2007-07-22 20:59:47 | 猫の話
先月、クロちゃんの事故を見ていたなゆちゃんに
「車は怖いんだからね、脱走してはだめだよ」と
言い聞かせたのに、3日もしないうちに
なゆちゃんが脱走しました。

そうしたら、開いていた窓から、
もこちゃんも出てしまいました。

もこちゃんは臆病で、すぐにパニックを
起こすのですが、なゆちゃんのマネをして
外に出ては、パニクって家に入って
来れなくなるので、やっかいなのです。

それでも今までは、先に帰ってきたなゆちゃんを
おとりにして、家に入れたりしていたのですが、
今回はなぜか逃げ回り、家から離れて行って
しまいました。

家の中でも逃げまわっていて触れないくらいなので、
外で捕まえるなんて、至難の技。

以前、猫好きの知り合いの方から、保健所で
捕獲用の檻を貸してもらえると聞いたので、
母に言ったのですが、東京と違って、
そういうものはないようで、なすすべもなく、
結局1週間近く行方不明。

その後、母からの簡単なメールでの報告なので
詳細はわかりませんが、
ようやく捕獲できたようです。
手伝ってくれた近所の奥さんが、
暴れるもこちゃんによって大怪我したそうです。

もこちゃんは体重も減って熱もあったので、
シャンプーもできないし、他の猫と接触しないよう、
病院に入院をお願いしました。

が、「こういう猫は、隙を見て檻から逃げ出し、
パニックを起こして院内を走り回ったりしたら、
窓を開けて外に出すしかないので、預かれない」と
拒否されました。

仕方なくケージを借りてきて、しばらく
ケージ飼いをすることになりました。

ケージに入れられたもこちゃんは
またパニックを起こし、大騒ぎ。
母の姿が見えなくなると、不安が増すのか、
ずーっと鳴いてるので、1日目の夜は
ケージの横で寝たそうです。

翌日からは「代わりになゆちゃんがケージの
ところにいてくれるので助かる」と
母は言っていましたが、もともとは
なゆちゃんが窓を開けて脱走したのが
原因なんだから、そのくらいは
協力していただかないと。

ケージ生活も2週間ほどになり、今度は
もこちゃんにとって、ケージの中が安住の地に
なったようです。

2度の通院を経て、熱も下がったので、今日、
シャンプーしたのですが、ドライヤーを
かけ終わったら、そそくさと自分から
ケージに逃げこんだそうです。

順応性が低くて、一度順応すると、
今度は融通が利かない…。
なかなかやっかいな性格です。

ちょびちーはもこちゃんのごはんを狙って
ケージの間から手を入れて皿をひっくり返したり、
もこちゃんが病院に行って留守の間に、
中のトイレの砂をかき出して散らかしたり、
余計な仕事を増やしているようです。

りょうちゃんは、なゆもこが脱走したときに
鳴いて母に知らせてくれました。
りょうちゃんはいつも、なにかあると
異変を知らせてくれるいい子です。

本当に4者4様。

中欧旅・絵本3

2007-07-20 20:32:34 | 
絵本の話の続きです。

こちらがマレーク・ベロニカの
『ラチとらいおん』。
上がハンガリー版、下が日本版。

最近、雑貨屋さんなどで『ラチとらいおん』を
中心に、マレークのキャラグッズが売られている。

ハンガリーではお店が休みだったので、
キャラグッズの発売状況はわからないけれど、
少なくともチェコでは、さっぱりだった。

最近日本でも人気の「クルテク」グッズが
さぞや氾濫しているかと思いきや、
ぬいぐるみが数種類と、あとはスーパーの
文具売り場で、ノートやメモ用紙など、
ほんの少しの文具がおいてある程度。

それも、キャラグッズという扱いではなく
あくまでも「ノートの表紙にクルテクの絵をつけて
みました」的なもので、日本では4、500円する
ものが、100円以下の値段だ。



そして文具コーナーで、クルテクグッズを
買いあさっているのは(私を含めて)日本人ばかり。

ホント日本人って、なんでもかんでもキャラ展開するし
それを買い、所有することが好きだよなぁ~。

そんなワケで、キャラグッズに弱い日本人である
ところの私も、マレークグッズをいくつか購入。



時計回りに、『キップコップ』という絵本の
キャラクターのTシャツ。

その上の白いのが、マグネットクリップ、
ストラップ、スケジュール帳、
ポーチ。以上『ラチおん』。

ポーチは、イラストのらいおんのしっぽが、
ファスナーのふさに続いているという
デザインがお気に入り。

ホントはもっと色々欲しいんだけど、集め出すと
キリがないので、今日はこのくらいで
かんべんしたるわ。←かつてあまたの
キャラグッズにハマった経験から、
収集は危険だという学習済み