少し前、とあるカード会社の顧客情報が流出した
というニュースをやっていた。
データを売り渡した犯人は、そのカード会社が
業務を委託していた大手印刷会社の元社員。
その印刷会社と言えば、職業柄、
「お世話になってます」的な会社だったので、
「うわぁ…」と思った覚えがある。
しかし、それも一瞬のことで、話題が次のニュースに
移るとともに、そのまま忘れていたのだが…。
本日、件のカード会社から封書が届いた。
中に入っていた文書によると、その事件で流出した
150,000件の情報の中に、
私のものも含まれていたというのだ。
一瞬、なにかの間違いではないかと思い、
もう一度落ち着いて文章を読み返す。
が、宛名の住所も名前も私のもので、
間違いはないようだ。
「でも、このカード、持ってないし…」と、
手持ちのクレジットカードを全部確認するが、
やっぱりこの会社のカードはない。不安になったので、
カスタマーサービスに電話をかけて確認してみたところ、
某店で会員カードを作る際に、クレジットカード機能の
ついたものを作り、有効期限が過ぎた時点で更新をせずに
解約をしたカードだった。
有効期間中にも一度も使用しなかったカードだし、
現在悪用しようとしても、もう契約はしていないから
ひと安心…とはいえ、流出してしまった個人情報は
いつどこでどう悪用されるかもわからず、
安心している場合でもない。
私はもともとローンで買い物するのが嫌いという
こともあって、カードをなるべく使わない、
持たないようにしていたのだが、ここ数年で、
気がつけば何種類ものカードを持つようになっていた。
以前は警戒して控えていた、カード払いの
ネットショッピングも、便利さに負けて頻繁に
利用するようになっていた。
旅行の際や新規加入の際など、身分証明代わりに
気軽に作って、更新時に解約をする、という
パターンも何度かあった。今回被害に遭った
カードもそんなたぐいのものだった。
データ流出事件は、もちろん犯人が一番悪いのであり、
会社の管理体制も問われる問題だが、使用する、
所持する側にも慎重さが必要なのかも…と、反省した。
とりあえず、手持ちのクレジットカードを
きちんと把握して、いらないものは解約・処分する
ことから始めよう。
毎日ニュースを見聞きしていて、他人事だと思っている
被害者に、知らず知らず自分もなっているのかもしれない、
という恐怖を体験した話であった。
というニュースをやっていた。
データを売り渡した犯人は、そのカード会社が
業務を委託していた大手印刷会社の元社員。
その印刷会社と言えば、職業柄、
「お世話になってます」的な会社だったので、
「うわぁ…」と思った覚えがある。
しかし、それも一瞬のことで、話題が次のニュースに
移るとともに、そのまま忘れていたのだが…。
本日、件のカード会社から封書が届いた。
中に入っていた文書によると、その事件で流出した
150,000件の情報の中に、
私のものも含まれていたというのだ。
一瞬、なにかの間違いではないかと思い、
もう一度落ち着いて文章を読み返す。
が、宛名の住所も名前も私のもので、
間違いはないようだ。
「でも、このカード、持ってないし…」と、
手持ちのクレジットカードを全部確認するが、
やっぱりこの会社のカードはない。不安になったので、
カスタマーサービスに電話をかけて確認してみたところ、
某店で会員カードを作る際に、クレジットカード機能の
ついたものを作り、有効期限が過ぎた時点で更新をせずに
解約をしたカードだった。
有効期間中にも一度も使用しなかったカードだし、
現在悪用しようとしても、もう契約はしていないから
ひと安心…とはいえ、流出してしまった個人情報は
いつどこでどう悪用されるかもわからず、
安心している場合でもない。
私はもともとローンで買い物するのが嫌いという
こともあって、カードをなるべく使わない、
持たないようにしていたのだが、ここ数年で、
気がつけば何種類ものカードを持つようになっていた。
以前は警戒して控えていた、カード払いの
ネットショッピングも、便利さに負けて頻繁に
利用するようになっていた。
旅行の際や新規加入の際など、身分証明代わりに
気軽に作って、更新時に解約をする、という
パターンも何度かあった。今回被害に遭った
カードもそんなたぐいのものだった。
データ流出事件は、もちろん犯人が一番悪いのであり、
会社の管理体制も問われる問題だが、使用する、
所持する側にも慎重さが必要なのかも…と、反省した。
とりあえず、手持ちのクレジットカードを
きちんと把握して、いらないものは解約・処分する
ことから始めよう。
毎日ニュースを見聞きしていて、他人事だと思っている
被害者に、知らず知らず自分もなっているのかもしれない、
という恐怖を体験した話であった。