南大東島・沖縄の旅情・離島での生活・絶海の孤島では 2012年

沖縄から南東に400キロ。太平洋に浮かんだ絶海の孤島でも人々の暮らしがありました。2012年の情報をお知らせします。

宿、「民宿金城」、古いタイプの離島での宿泊施設でした。

2012-12-08 12:20:59 | 日記

 島には、かって「民宿金城」という有名な宿がありました。「あった」というのは、この宿は2012年9月の台風による破損で廃業してしまったからです。昔のガイドブックや旅行体験記には必ず出てくる宿です。1泊2500円の素泊まりであり、貧乏学生や離島マニアの御用達であったようです。その昔は、金持ちは「ホテルよしざと」に、貧乏人は「民宿金城」に区分けされ、それぞれが独自の領域を持って営業していたようです。
 廃業になった理由は台風による被害なのですが、そもそも経営者が高齢化していて廃業を考えていたようで、台風がそのきっかけになったようなものです。窓ガラス越しに室内を見たのですが、どうも畳敷きであり、設備にはあまり金をかけなかったようです。近くでサザンクロスが新規開業し、顧客がそちらに流れていったため、経営はじり貧になったことも原因でしょうか。私も、貧乏学生の時代であったら金額の安さに引かれて宿泊したかもしれませんが、今となってはチョット考えてしまいます。


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