天使の言い分

日常のつぶやきを書き留めました。

アレルギー

2014-03-22 10:03:45 | 食べ物のお話
飲みに行った先に、
チェーン店の店長さんがいました。

一応経営者ではあるんですが、
のれん分けしてもらって、ロイヤリティを払うタイプの、
子会社みたいな感じです。

食材等は本部から来て、どこのお店に行っても同じ味。
だから失敗は無いけど面白くないし、
儲けを考えると、あまり美味しくない商売らしいです。

「じゃあ例えばその土地の名産をメニューに加えられないの?」
と聞いてみたらそれは可能だけど、
新メニューを開発したら本部にお伺いを立てるそうです。

「こんな感じでいくらで出します」と。

値段や盛り付けにも口を出されるそうです。

まぁ本部の看板を出しているから当然でしょう。

「それでどんな新メニューがあるんですか?」
と尋ねたら、なんと1品もないとの返事。

なに、それ?と思ったら、

今はアレルギーの人が増えていて、
お腹を壊すとか、じんましんが出た、位ならいいけど、
運悪く亡くなっちゃうケースもあるので、
メニューを増やせないそうなんです。

確かに、その食品にどんな物が混じってるか分かりませんものね。

その店長さん、ストレスフルな日常らしく、
最後は呂律が回らないほどグデングデンに酔ってました。

お金を稼ぐのは、本当に大変だわ。
とカウンターに伸びてる店長さんを観て思いました