天使の言い分

日常のつぶやきを書き留めました。

会議で…

2014-03-06 13:43:11 | 趣味
ボランティアのミーティングで面白い話を聞きました。

ネタ元はテレビらしいから、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
所々脱線しながらの話しだったので、
間違ってる所もあると思いますが、
大意は伝わればと思います。

あるオジサンが、親戚の子の結婚式に参列する事になりました。
オジサンははなむけに瀬戸の花嫁を歌おうと練習しました。

結婚式当日、時間が無くなり歌えなくなりました。
なんとも残念だったけど、時間が決まっているので諦めました。

帰りの山手線の車内で、
残念だったなぁ…
歌いたかったのになぁ…
と考えていたら、いてもたってもいられなくなりなりました。

周りを見ると、
スマホをいじったり、新聞読んだり、
漫画を読んだり、寝ていたり。
それぞれの人が、それぞれの事をしていました。

オジサンはスクッと立ち上がり、
「すみません、今日は親戚の子の結婚式でした。
瀬戸の花嫁を歌ってあげるつもりが、
時間の都合で歌えなくなりました。
でも、どうしても歌ってやりたいので聞いていただけないでしょう?」
と他の乗客に伝え、
オジサンの奥様も立ち上がってお辞儀をし、
オジサンは歌い始めたそうです。

降車駅を過ぎてしまいましたが、
しっかりフルコーラスを歌い、
またお辞儀をして下りて行ったら、
乗り合わせた、知らない同士の乗客たちが、
「面白いおじさんだったね」と
隣の人と話し始めたそうです。

結論として、
それぞれが、それぞれ好きな事をやっているけど、
根っこの部分では、誰かと触れ合いたいんじゃないんだろうか?

だから私たちの独居老人の見回りとか、
地味なボランティアにみえるけど、
皆さんが望んでいる事、
喜んでもらえる事をして差し上げているんじゃないだろうか?
って結びだったんですけどね。