霧ヶ峰自然教室の日々

霧ヶ峰自然教室の活動案内と記録、霧ヶ峰の今をお伝えします。

何をしているの?

2018-09-27 22:38:20 | 日記

マツムシソウの上にいるこちらのハチ。このハチがふと気になりました。







口が伸びてます。

この動作を何回も繰り返していました。


何をしているの?

この動作、私は初めて見たのでしばらく見入っていましたが、、、
わからない、、
よーくみると口の付け根に水滴がついています。水滴を飲んでいるのか、それとも水滴が邪魔だから口を動かして払おうとしているのでしょうか。


何をしているところか、
ご存知の方は是非教えていただきたいです!

この
動画はfacebook「霧ヶ峰自然教室」で見られます。



ミノウスバの季節

2018-09-19 22:45:11 | 日記




マユミの枝にミノウスバが集まる季節がやってきました。ミノウスバは蛾の仲間です。
春に霧ヶ峰を訪れたことがある人ならミノウスバの幼虫を見たことがあるかもしれません。
マユミの枝先でくしゃっとまとまっている小さなイモムシたち、、、ミノウスバの子どもたちです。

今年の子どもたちが成虫になり、いまマユミの枝に卵を産み付けています。
毎年のことですが、私はこの光景を見るたびにミノウスバの一年のサイクルに触れた気がしてとても嬉しくなるのです。

幼虫たちはある程度大きくなるとマユミの木を降りて、蛹になる場所を探すようですが、その際不幸にも踏み潰されてしまう幼虫をよく見かけます。他の生き物に食べられてしまうものもいるでしょう。
そういった困難を乗り越えて大人になれたミノウスバがこうして卵を産みにきている、、


来訪者のほとんどが気付かずに通り過ぎて行くのを感じながら、立ち止まってじっとミノウスバに見入ってしまう私です。




樹雨

2018-09-13 22:33:34 | 日記


しとしと

しとしと

木の下、森の中だけに雨が降ります。

濃霧の時に見られる、樹雨という現象です。
別に空から雨粒が落ちて来ているわけではありません。
霧の粒が葉に付き、水滴になって落ちてくるのです。

雨のように。

本当に雨が降っていては樹雨は実感できません。微妙なバランスの上でしか出会えない現象なのです。

昨日はこの樹雨を体感した次の瞬間、雨が降ってきました。


霧は厄介者扱いされやすいですが、時には貴重な瞬間に出会わせてくれます。




小さな世界

2018-09-08 22:14:04 | 日記


キツリフネの先っぽに、ハエ

半透明で、大半の人間はきっと気づかない

一生懸命何かを舐めている姿が印象的でした。



こんな世界が見たくて、よく茂みの前にしゃがみ込んでます。
一回しゃがめば、一回は生き物の「何をしてるんだろう」という姿に出会うことができます。

生き物の世界すべてを知ることはできなくても、少し知る努力をするだけでその世界が身近になり、他人事とは思えなくなります。