春の落とし物観察が好きです。
(春に限らず、落とし物観察は楽しいですが)
例えばこれ。少し前の写真ですが…
八島湿原から少し降ったところの道路の上…
細かい落ち葉?がたくさん落ちています。
春はあちこちでこんな光景が見られるのですが、みなさん、気づいていましたか?
小さな葉、なんでしょう。
小さな葉、なんでしょう。
これは冬芽を覆っていた小さな葉です。芽鱗(がりん)というそうです。
厳しい冬の寒さから芽を守っていた芽鱗が、暖かくなるとともに剥がれ落ち(剥がれるという表現でいいのかわかりませんが)るのです。
まるで服を脱ぐように…脱ぎ捨てられた芽鱗は地面に散らばります。
この様子を眺めるのが私はとても好きなのです。
木が動いている=生きているのを1番感じる瞬間だからかもしれません。
毎年繰り返されているからこそ愛おしい、春の恒例行事でした。
道路に芽鱗を脱ぎ捨てた張本人
木道の上にももちろん落とし物
ツノハシバミの芽吹き
ま
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