◆なっちのさんぽみち◆

リウマチと歩むなっちの日記

膠原病内科(2011/08)

2011年08月04日 20時52分00秒 | リウマチ的日常

 一時雲行きが怪しかったけど降らなかった

2日は、3ヶ月ぶりのリウマチとバセドウのダブルヘッダー診察日でした。
体調的には、リウマチの方は特段の変化はないけれど、腰痛が相変わらずで痛さは腰に集中と言った具合でした。
バセドウの方は、ホルモン数値も安定し息切れもなくなり、血圧も降圧剤のおかげで120台/80台といい具合に落ち着いたモンでした。

検査&治療記録 2011/02~
バセドウの方は、こちらをご覧ください。

風邪も引いていないし、日々だらだら~とした日常で特別何をしたと言うこと無いけれど、勝ってにCRPが少々上がってる。
誤差と言えばいえる範疇だけど、よく上下しますね~。
そして、腎蔵の方は相変わらずくたびれてます。
これは、長年のネオーラルのせいだが炎症が燻ぶっている以上は減らすというのも得策ではないし、他の薬を加えるというのも腎蔵に負担をかけるだけなので、今回もこのままということになった。
今回は、腰痛について詳しく話してきた。
尾てい骨に近いところの椎間板がほとんどつぶれていたり薄くなっていること、また胸椎?辺りの脊柱が前に屈む(猫背にする)と少々滑ることを話してきた。(それで2年前に腹巻を作ったのだけど。)
でも、整形外科では「それほど悪くない。」とのことだったし、腹巻をすればそれなりに長く歩けているので深くは考えなかった。(「なってしまったものは仕方がない。}ってくらいにしか考えていなかった。)
ところが、今回改めてリウマチ診療で内科医と話していると、雲行きが変わってきた。
Dr. 「骨粗鬆症予防って何かしてる?」
なっち 「ううん、何も。」
5年前の検査でも100%ではないけれど骨量に問題のないことは伝えだけど、 改めて骨塩定量検査をすることになった。
Dr. 「それと、タケプロンを変えてみようか。」
なっち 「変えるんですか」 (^・-・^)ん?なんで
Dr. 「ネオーラルは長くなると骨量を下げるから…、タケプロンもそうだし…。」
えっ そうなの
全ての会話は、Dr.がPCを操作しながら語っているので話しが飛び飛びだけど、Dr.としては以下のように考えたようだ。
なっちの腰の状態がかつてステロイドを多用していたことに加え、ネオーラルとタケプロンの長期使用が影響しているかはなんとも言えないが、今からこの腰の状態では先々が気になる…だから、打てる手は今のうちに打って置こうというところだろうか。
骨粗鬆症のキケンも、これからが本番だしねぇ~~~。
で、5年ぶりに骨塩定量の予約をして、タケプロンからパリエットに変更となった。
(しかし、5年前の骨塩定量のオーダーは整形外科で検査対象は悪い腰だったんだけど、今回は骨破壊の無いところということで股関節が対象になったし、単純に比べられるか微妙な感じがするけど…。)

帰宅後、早速調べてみるとすぐにわかった。
確かに、ネオーラル(シクロスポリン)とタケプロン(プロトンポンプ阻害薬)は長期投与に及ぶと骨量を減らすらしい。(なっちのネオーラルは10年、タケプロンは8年と長いしね。)
それにしても、骨粗鬆症を招きそうな薬ってステロイドだけじゃなかったのね~~~。ヽ(^o^;ヽ))) (((/;^o^)/ナントー
 シクロスポリンは、各種サイトカインの合成を障害して骨形成を抑制することで骨量減少を引きおこし、またプロトンポンプ阻害薬は塩酸の分泌を阻害する作用から小腸でのカルシウム吸収に影響を及ぼす可能性があるとされ、骨からのミネラル損失が加速される可能性が高いとも考えられている…そうな。 実際、海外では50歳以上のデータで7年以上 プロトンポンプ阻害薬を使用していると骨折のリスクが高くなっているとか…。

ありゃりゃ、困りましたねぇ。
しかし、変更したパリエットも成分こそ違えどプロトンポンプ阻害薬なんだけど…変えた意味あるのか疑問なんだけど。



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