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旅の途中です

別ブログの旅行に関するものを独立させました。全国旅で周りたいんです。まだタイトル決めていません。

木枯し紋次郎 紋次郎と食 いなり寿司編

2017-05-20 23:29:20 | 生き方
ついにDVDBoxを全部揃えてしまった。原作も一巻と帰ってきたシリーズは未入手だか だいたい揃えた。図書館で借りて読んだ。

毎日紋次郎三昧である。

趣味の街道歩きをするとき、ここに立場茶屋があったとか 案内看板がでているのだか、看板だけだし、宿場の旅籠では どんな食事が出されていたのか、木賃宿では何を作って食べていたのか 色々想像するけど、はっきりイメージできない。

そんな時、木枯し紋次郎を見ると イメージするのに役に立つのだ。そうはいっても、時代劇が史実ではないだろうし、監督演出がこんな感じであろうと想像して作ったものらしいが、それでも 2017年の私よりは 1970年代に50歳くらいの人たちの感覚のほうがより近いにちがいない。

紋次郎は旅から旅をするが、食事シーンもたくさんある。
有名なのは紋次郎食いと呼ばれる食べ方で、汁も魚もたくわんもご飯にぶっかけて、箸を逆手にもって一気に掻き込む。
その食べ方も興味をそそられるのだか、私は煮売屋や旅籠、農家などで、何がどんなふうに提供されるのかが興味があるのだ。

ざっと、思いついただけでも、煮込み汁 煮込みそば 煮込みうどん 酒饅頭 甘酒 麦湯 干し魚 豆餅 干し芋 など、他にも知り合った女が弁当を作ってきたことも。

それで、今回は紋次郎の食の中のひとつ、賭場での接待食を再現してみた。

紋次郎の中では、賭場での接待食は いなり寿司 巻き寿司 漬物などである。

一般的に賭場での食事というと鉄火巻きがあって、賭場のことを鉄火場とか言ったりして其の名がついたとか。しかし、冷蔵技術もない時代では、よほど海沿いでなければ、鉄火巻きは食べられまい。

いなり寿司なんて、スーパーでささっと買ってきて並べるだけの時勢ではあるが、そこは手作りで。



いなり寿司と言えどもあなどるなかれ。
今まで何度も作ってきたが、これ最高!というものがまだできていなかった。

今回は紋次郎の賭場でのいなり寿司ということで、いつもより気合を入れて作った。

前日から油揚げは仕込む。味付けはみりん 砂糖、醤油だか、出汁で煮るかどうしようか迷う。多分江戸時代にはかつおだしなどないだろう。しかし、美味しさのためにかつおと昆布でひいた出汁を少量いれ、煮含め 一晩味をなじませる。
すし飯は 砂糖塩酢で味付け。自分好みに酸っぱめにした。

漬物は かりもりのぬか漬け。

食すときは、賭場での疲れを癒していることを想像しながら食べてみた。
いなり寿司の出来栄えは今までで一番上出来で、美味しさの方が勝ってしまって 想像力はあまり発揮できなかった。

他にも気になる食べ物あるので、また 作って見ようと思う。

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