
昔の家は 自然素材だけでできていた。
基礎は石 木造軸組工法で 戸には紙。
壁は土と藁 あるいは木板、屋根は瓦や茅 藁。
現代そんな家を建てようものなら、かなりコスト高になりそう。
自然素材に囲まれて、さぞかし気持ちが良かろう。
しかし、短所も多い。
先ずすぐにシロアリにやられそう。それから 断熱材も入ってないから寒い。 火事になればたちまち燃える。
そして日本は災害が多い。地震、台風、洪水。どんな立派な家を建てても自然災害の前ではひとたまりもない。
故に そんな家なら、壊れたらすぐにで建て替えるのが正解なのかもしれない。使える木材は再利用して、あとは新しくする。
だから 敢えて頑丈に作らない。
木でできてるから、壊すのも簡単。
きっと昔は大工もたくさん居ただろう。なんだったら自分が大工になってもいい。
現代の家はどうだ?
簡単には 燃えない。壊れない。
しかし、簡単に壊すことも出来ない。再生が難しくなっている。
そして、処分に困るゴミを出す事になる。
昔は なんでも自然素材しかないから、さっと燃やせる。今じゃ 狭い住宅地で ゴミを焼却しようものなら すぐに119番されてしまう。
自然素材だけの生活に憧れる。服も履物も家も。
電気は無くてもいい。
ガスはプロパンがあれば嬉しいが、薪だけでもやっていけるかな。
でも上水道と下水道は欲しい。贅沢。
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