ようやく、「311テロ」から1年が経過しました。
私も14:46に東北に向かい黙祷しました。
黙祷中に思うことは、19,009名の犠牲者とご家族の無念さが少しでも和らぐように祈ると同時に激しい怒りがこみ上げてきます。
何度もお伝えしているように、東日本大震災と福島第一原発事故は、MI6、CIA、モサドによる大津波を引き起こすことを目的とした「人工地震」と福島第一原発3号機に仕掛けられた超小型核爆弾3個の爆発による放射能災害を起こす「311テロ」であり、両手を縛られ(戦後、67年後の現在も米軍に占領され、日本を守る意志も無い日米同盟を結ばされている)両足を縛られ(CIA傘下の電通・共同・時事、NHK、読売、朝日、毎日、産経などの主要マスコミによる「洗脳」や「誘導」、多くの政治家、日銀、官僚などの日本の権力者の「支配」、この「洗脳」と「支配」を免れようとする者への冤罪工作や排除による強制)ている日本に対し、理不尽にも一方的な攻撃を加えたものであり、一方的な「戦争」なのです。
核爆発による「人工地震」の証拠は、高周波、音波の複数の観測で証明されています。
私は、当初、アメリカの軍産複合体であるデイビッド・ロックフェラー・ブッシュなどが主力の攻撃だと思っていましたが、MI6が加わっているとなると所謂、偽イルミナティ本体の攻撃である疑いが出てきます。
「311テロ」当時の閣僚会議(3月17日)で玄葉光一郎戦略担当大臣がこれは「戦争」だと言っていたことを、先日、日経が報じました。
閣僚の中にもこのようなリスク意識の高い人が存在していることに、やや期待を持つことも出来ます。
しかし、このようなリスク意識の高い閣僚や官僚はごく一部のようであり、現在および今後のリスクを考えると極めて危険性が高い情況に変わりが無いのではと思われます。
あまり認識されていない「日本消滅」へのリスク。
イスラエルがある日突然、イラン核施設への奇襲攻撃を行うことが懸念されています。
これにより中東が火達磨になり、最終的に第三次世界大戦へ拡大しかねないリスクがあります。
そうなれば、世界中で核爆弾を使った核戦争が勃発しかねません。
その先は人類の滅亡へと繋がる恐れが出てきます。
完全に狂人であるイスラエルのネタニヤフ首相に対しアメリカのオバマ大統領は、イラン攻撃を自制するよう主張しています。
このように、狂人イスラエルのネタニヤフ首相の愚かで狂った判断により世界人類が人類滅亡の危機に陥れられるリスクが現実として存在します。
しかし、この世界人類にとっての最大の危機が起こる得るリスクに相当する、もっと高い確率で起こり得るリスクが間違いなく現実に進行しています。
もう、お解かりでしょう。
そのリスクは日本に、福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールに存在します。
このリスクは少し真剣に考えれば簡単に連想出来ることです。
4号機建屋の状態は既にご承知のように、少し傾き壁がほとんど無く鉄骨がむき出し状態になっており、少し強い地震があると崩壊しかねない状態です。
その地震は自然の地震であろうが「311テロ」同様の人工地震であっても同じことです。
ただ、可能性としては「人工地震」をまた仕掛けられて起こる可能性のほうが大きいと思われます。
その建屋には使用済み核燃料プールがあります。
そのプールには1535本の使用済み核燃料棒があります。
これが、建屋が崩壊するか、プールの水漏れが出ると、燃料棒がむき出しになります。
そうすると、とてつもない放射線が出ることになり、その放射線をさえぎるものが無い状態になるので、4号機だけでなく1~6号機での作業が不可能になる恐れが出てきます。
最悪、作業員全員が福島第1原発からの総撤退をせざるを得ない情況となりかねません。
そうなると福島第一原発の1~6号機のコントロールが不能になり、各使用済み核燃料プールが空焚き状態になり放射性物質の放出を止めることが不可能な状態になります。
さらに、共用プールには6400本の使用済み核燃料棒があるとのことです。
これも制御不能になる恐れが出てきます。
今までの核燃料棒は1~3号機(4号機は原子炉内には無かった)の原子炉内で総計1800本程度がメルトダウンし、メルトスルーして大半が地中に流れ落ちており、大気に放出されたのは、多くて全体の2~3割程度であったものと思われます。
ということは、実質核燃料棒換算で360本~540本程度だと思われます。
しかし、福島第一原発が完全に制御不能になれば、各核燃料プールと共用プールを合計した12000本相当の核燃料棒がむき出しになり、核物質が放出されます。使用済み核燃料棒のウランは使用前の3分の1程度になっているようなので、実質4000本相当という計算になります。
ということは、今までの約10倍が放出されることになります。
そうなってくると、20km離れた福島第二原発も総撤退という事態に追い込まれる危険性が出てきます。
このように、福島第一原発4号機の使用済み核燃料格納プールの水漏れか崩落により、福島第二原発、さらに周辺原発からの撤退、そして、制御不能による放射性物質の拡散の連鎖が起こる危険性が出てきます。
そうなれば、完全に東日本は人が住めなくなるし、西日本も安全な状態ではなくなる恐れが出てきます。
日本では沖縄か小笠原諸島などの少なくとも本土から500km以上離れたところでしか住めなくなる可能性も出てきます。
まさに、小松左京さんのSF小説「日本沈没」ならぬ「日本消滅」状態になりかねません。
このように、現に大きなリスクが存在し、日が経過するごとにそのリスクは高まっています。
「311テロ」による爆発直後のリスクの少なくとも10倍のリスクが存在するのです。
そして、各原発の連鎖が始まれば、そのリスクのさらに数倍から数十倍の危険性すら出てきます。
この状態を捕らえて、野田総理は「収束状態にある」と宣言し、海外でも同様に発表しました。
もし、この連鎖が起きてしまうと取り返しは効かなくなり「日本消滅」に繋がりかねません。
世界の歴史書にはイスラエルのネタニヤフ首相を遥かに凌駕した、歴史上最も愚かで狂った首相として、日本の「野田首相」が筆頭に明記されることになり、「菅前首相」と現閣僚と主だった官僚も付記されることになるでしょう。
以下、参考記事
「新ベンチャー革命2012年3月9日 No.547」さんより
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2012/3/9
タイトル:野田政権の再優先課題は消費増税などではなく、福島原発4号機外壁のピラミッド型盛り土補強工事だ!
1.首の皮でつながるわれら首都圏住民
2012年3月7日にユーチューブにアップされたテレビ朝日の朝の報道番組にて東電福島事故原発4号機の使用済み燃料棒貯蔵プールの危険性を京大の小出先生が指摘しています(注1)。このプールが次の大地震で破壊されたら、われら国民は首都圏に住めなくなるとのこと。東日本全滅の危機です。
この問題は一部で早くから指摘されていましたが、ようやくマスコミが取り上げるようになりました。
多くの国民は、4号機は3.11事件勃発時、定期検査による運転休止状態であったので、あまり問題にしていませんでした。ところが、1号機、3号機の水素爆発は昼間、テレビカメラに記録されていますが、4号機は2011年3月15日朝6時の爆発で、その瞬間のテレビ画像記録はありません。しかしながら、4号機建屋の上部構造は大きく破壊されています。
1号機と3号機の爆発はマスコミが現場中継中の事故であり、偶然、爆発画像が記録されましたが、4号機は早朝爆発で中継画像がなく、その後も話題にされませんでした。多分、意図的な無視でしょう、なぜなら、運転休止中の4号機がなぜ爆発したのか、国民は理解できないですから。そこで、どさくさに紛れて政府と東電は4号機爆発報道を制限したと思われます。
4号機も水素爆発のようですが、今では、3号機のメルトダウンで発生した水素が4号機に逆流したためではないかと言われています(注2)。この推測が正しいとすれば、ほんとうにお粗末極まりないわけです。
2.運転休止の原発の方が危険?
火力発電プラントで運転していないときの方が危険なのは、この原発くらいのものでしょう。福島原発は、原子炉定期検査の前、燃料棒を圧力容器からクレーンで取り出して、原子炉格納容器脇の空中プールに貯蔵しておく仕組みとなっているため、上記、4号機のように、地震被災で原子炉設備が破壊されると貯蔵プールに漬けてある燃料棒が大気に剥き出しになる危険が高いわけです。さらにこの空中プールがひび割れして冷却水が漏えいすると貯蔵プールに保管中の燃料棒がメルトダウンして、そこから出る放射能がすべて大気放出されてしまいます。当該4号機の場合、すでに剥き出しとなっている使用済み燃料プールが壊れたら大変なことになります。
このように非常に危うい状態の4号機使用済み燃料貯蔵プールは、もう一度、大地震に見舞われたら壊れる危険が大です。
要するに、空中貯蔵プールの内張り鋼板とそれを支持する鉄筋コンクリート壁だけでプール内の水が空中保持されているのです。もし、この鋼板やコンクリートにヒビが入っただけで、冷却水が抜けてしまいます。
3.福島原発事故現場に直下型地震が来ないことを祈るしかない
3.11地震後も、この1年、原発事故現場のある福島浜通り近辺では狙い撃ちするかのように、余震が続きましたが、ほんとうに冷や汗の連続でした。
近未来、事故現場で直下型の大地震が来て、4号機の燃料プールがひび割れしたら・・・、想像しただけで戦慄します。われら首都圏住民は覚悟を決める必要があります。
もし、こうなったら、現場作業員も全員避難となり、打つ手がありません。小出先生が言われるように“おしまい”と言うことです。
4.政府の最優先課題は、4号機燃料プールの地震前補強工事だ
上記、小出先生がテレビ朝日で証言されたことは、誰にも理解できる話です。この4号機現場に阪神淡路大地震クラスの直下型大地震が来たときの対策を至急に行うべきでしょう。
もっとも実現可能な対策は4号機外壁周囲にピラミッド裾野のような巨大な盛り土工事を行っておくことでしょう。とにかく、燃料プールが壊れても、使用済み燃料が剥き出しにならないよう、4号機建屋遮蔽構造体全体に水を張れるようにしておくべきです。
福島には何時、地震が来るかもしれない状況ですから、このピラミッド型盛り土工事は待ったなしの突貫工事で行うべきです。
野田総理は財務省に踊らされて、消費増税に血道を上げている場合ではないのです。4号機の燃料プールが壊れたら、霞ヶ関も機能不全になると覚悟すべきです。
注1:ユーチューブ“小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本はおしまいです” 2012年3月7日
http://www.youtube.com/watch?v=CezLuBZqd8U
注2:毎日新聞“福島原発:4号機爆発は3号機からの水素逆流が原因” 2011年11月10日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20111110/
「カレイドスコープ」さんより
4号機燃料プールはこれから前人未到の領域に突入
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1164.html
原発作業員のみなさんには、ひたすら感謝するしかないなぁ。やはり、この人たちは英雄だよ。
世界の科学者の英知を結集しても20年、30年かかる。今の技術では、こうすれば良い、というものはない
4号機燃料取り出し建屋カバー建設「前例なき」燃料棒の取り出しへ
使用済み燃料プールから1535本の燃料棒を取り出す手順
1535本の燃料棒を取り出す前に、4号機建屋の近くにある共用プールの整理整頓が必要です。
現在、共用プールには、約6400本の使用済み燃料棒が格納・冷却されており、すでに満杯状態。
6400本のうち冷却が進んでいるものから取り出して、別の場所に移し変える作業が必要になってくるのですが、そうした準備(新しいカバーや新しいクレーンの設置作業も含めて)、1年以上かかる、ということです。
あるいは、別に共用プールの増設を行わない場合は、ドライ・キャスクに燃料棒を格納したまま、このように核の霊園墓地に保管することになります。
ドライ・キャスク(大きいものだと100トン以上ある)
すべての受け入れ準備が整って、初めて4号機の使用済み燃料プールから燃料棒を取り出す作業に取り掛かるのが、2013年の12月の予定。
自分の身に危険が降りかかっていることが、やっと理解できるようになってから青ざめるキャスター。
今までは、原発推進に傾斜した報道……無関心…… とても面白い人たちです。
幸いなことに、福島第一原発の敷地内にあったドライ・キャスクは津波に飲まれたにも関わらす無傷でした。
墓標のように立ち並ぶドライ・キャスク
百年単位の長さで、私たちは、これから、この「時限爆弾」と付き合っていかなければならないのです。
大量の使用済み核燃料を保有しているアメリカは、この時限爆弾の処理に頭を悩ましているのです。
ドライ・キャスク(乾式キャスク)の中には、数十本の燃料棒が収納され、同時に冷却する仕組みがあり、日本の場合は、おそらく建屋を建てて、その中に格納するものと思われます。
(【資料】原子力発電所内の使用済燃料の乾式キャスク貯蔵について)
これが終ったら、1号機、2号機、3号機と、次々と使用済み燃料プールの中でかろうじて冷却されている燃料棒の取り出し作業が行われるのです。それは数十年の歳月を必要とするでしょう。
福島第一原発だけで、この有様なのです。
これが、他の50基の原子炉建屋で、これから行わなければならないのです。
今年の4月に、すべての原発が停止する公算が高まっています。
停止しただけで、それぞれの原子炉建屋には、蓋のない原子炉である使用済み燃料プールがあるのですから、危険性は、原子炉が停止したところで、何も変わらないのです。
しかし、それこそが、頭の周りを飛ぶハエのように、うっとうおしい日本の将来の起点なのです。
六ヶ所村は、もう無用の長物でしょう。ただの「金食い虫」に過ぎません。
核のゴミが、もう行き場がないというのに、それでも原発を再稼動させたい権力亡者の枝野幸男経済産業大臣は、本気で死刑台に上がりたいらしい。
枝野は結局、「安全の確認ができれば再稼動する」といっているのですが、またまた根拠なし。この極悪非道の詐欺師を、国民はいつまでも野放しにしてはいけない。
ほとんどの地震学者が口を揃えて言っているように、すでに日本は巨大地震の発生周期に入ったのです。
多くの人が考えていないこと…。
4号機建屋が倒壊するほどの地震とは、どんなものか。
それは、福島第一原発で起きたことと同じことが、福島第二原発でも起きる可能性が高い、ということなのです。
福島第二原発は、福島第一原発の南20kmにあるのです。
そんな中でも、いよいよ東電は女性作業員を働かせるようです。
(東電のリリース:「比較的放射線量の低い特定の屋内作業に従事できる運用への見直し」をする)
今、この鬼畜・東電と発狂政府のお陰で、日本人までが「異常な国民」と世界中のメディアで言われ始めています。
転載終了
私も14:46に東北に向かい黙祷しました。
黙祷中に思うことは、19,009名の犠牲者とご家族の無念さが少しでも和らぐように祈ると同時に激しい怒りがこみ上げてきます。
何度もお伝えしているように、東日本大震災と福島第一原発事故は、MI6、CIA、モサドによる大津波を引き起こすことを目的とした「人工地震」と福島第一原発3号機に仕掛けられた超小型核爆弾3個の爆発による放射能災害を起こす「311テロ」であり、両手を縛られ(戦後、67年後の現在も米軍に占領され、日本を守る意志も無い日米同盟を結ばされている)両足を縛られ(CIA傘下の電通・共同・時事、NHK、読売、朝日、毎日、産経などの主要マスコミによる「洗脳」や「誘導」、多くの政治家、日銀、官僚などの日本の権力者の「支配」、この「洗脳」と「支配」を免れようとする者への冤罪工作や排除による強制)ている日本に対し、理不尽にも一方的な攻撃を加えたものであり、一方的な「戦争」なのです。
核爆発による「人工地震」の証拠は、高周波、音波の複数の観測で証明されています。
私は、当初、アメリカの軍産複合体であるデイビッド・ロックフェラー・ブッシュなどが主力の攻撃だと思っていましたが、MI6が加わっているとなると所謂、偽イルミナティ本体の攻撃である疑いが出てきます。
「311テロ」当時の閣僚会議(3月17日)で玄葉光一郎戦略担当大臣がこれは「戦争」だと言っていたことを、先日、日経が報じました。
閣僚の中にもこのようなリスク意識の高い人が存在していることに、やや期待を持つことも出来ます。
しかし、このようなリスク意識の高い閣僚や官僚はごく一部のようであり、現在および今後のリスクを考えると極めて危険性が高い情況に変わりが無いのではと思われます。
あまり認識されていない「日本消滅」へのリスク。
イスラエルがある日突然、イラン核施設への奇襲攻撃を行うことが懸念されています。
これにより中東が火達磨になり、最終的に第三次世界大戦へ拡大しかねないリスクがあります。
そうなれば、世界中で核爆弾を使った核戦争が勃発しかねません。
その先は人類の滅亡へと繋がる恐れが出てきます。
完全に狂人であるイスラエルのネタニヤフ首相に対しアメリカのオバマ大統領は、イラン攻撃を自制するよう主張しています。
このように、狂人イスラエルのネタニヤフ首相の愚かで狂った判断により世界人類が人類滅亡の危機に陥れられるリスクが現実として存在します。
しかし、この世界人類にとっての最大の危機が起こる得るリスクに相当する、もっと高い確率で起こり得るリスクが間違いなく現実に進行しています。
もう、お解かりでしょう。
そのリスクは日本に、福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールに存在します。
このリスクは少し真剣に考えれば簡単に連想出来ることです。
4号機建屋の状態は既にご承知のように、少し傾き壁がほとんど無く鉄骨がむき出し状態になっており、少し強い地震があると崩壊しかねない状態です。
その地震は自然の地震であろうが「311テロ」同様の人工地震であっても同じことです。
ただ、可能性としては「人工地震」をまた仕掛けられて起こる可能性のほうが大きいと思われます。
その建屋には使用済み核燃料プールがあります。
そのプールには1535本の使用済み核燃料棒があります。
これが、建屋が崩壊するか、プールの水漏れが出ると、燃料棒がむき出しになります。
そうすると、とてつもない放射線が出ることになり、その放射線をさえぎるものが無い状態になるので、4号機だけでなく1~6号機での作業が不可能になる恐れが出てきます。
最悪、作業員全員が福島第1原発からの総撤退をせざるを得ない情況となりかねません。
そうなると福島第一原発の1~6号機のコントロールが不能になり、各使用済み核燃料プールが空焚き状態になり放射性物質の放出を止めることが不可能な状態になります。
さらに、共用プールには6400本の使用済み核燃料棒があるとのことです。
これも制御不能になる恐れが出てきます。
今までの核燃料棒は1~3号機(4号機は原子炉内には無かった)の原子炉内で総計1800本程度がメルトダウンし、メルトスルーして大半が地中に流れ落ちており、大気に放出されたのは、多くて全体の2~3割程度であったものと思われます。
ということは、実質核燃料棒換算で360本~540本程度だと思われます。
しかし、福島第一原発が完全に制御不能になれば、各核燃料プールと共用プールを合計した12000本相当の核燃料棒がむき出しになり、核物質が放出されます。使用済み核燃料棒のウランは使用前の3分の1程度になっているようなので、実質4000本相当という計算になります。
ということは、今までの約10倍が放出されることになります。
そうなってくると、20km離れた福島第二原発も総撤退という事態に追い込まれる危険性が出てきます。
このように、福島第一原発4号機の使用済み核燃料格納プールの水漏れか崩落により、福島第二原発、さらに周辺原発からの撤退、そして、制御不能による放射性物質の拡散の連鎖が起こる危険性が出てきます。
そうなれば、完全に東日本は人が住めなくなるし、西日本も安全な状態ではなくなる恐れが出てきます。
日本では沖縄か小笠原諸島などの少なくとも本土から500km以上離れたところでしか住めなくなる可能性も出てきます。
まさに、小松左京さんのSF小説「日本沈没」ならぬ「日本消滅」状態になりかねません。
このように、現に大きなリスクが存在し、日が経過するごとにそのリスクは高まっています。
「311テロ」による爆発直後のリスクの少なくとも10倍のリスクが存在するのです。
そして、各原発の連鎖が始まれば、そのリスクのさらに数倍から数十倍の危険性すら出てきます。
この状態を捕らえて、野田総理は「収束状態にある」と宣言し、海外でも同様に発表しました。
もし、この連鎖が起きてしまうと取り返しは効かなくなり「日本消滅」に繋がりかねません。
世界の歴史書にはイスラエルのネタニヤフ首相を遥かに凌駕した、歴史上最も愚かで狂った首相として、日本の「野田首相」が筆頭に明記されることになり、「菅前首相」と現閣僚と主だった官僚も付記されることになるでしょう。
以下、参考記事
「新ベンチャー革命2012年3月9日 No.547」さんより
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/archive/2012/3/9
タイトル:野田政権の再優先課題は消費増税などではなく、福島原発4号機外壁のピラミッド型盛り土補強工事だ!
1.首の皮でつながるわれら首都圏住民
2012年3月7日にユーチューブにアップされたテレビ朝日の朝の報道番組にて東電福島事故原発4号機の使用済み燃料棒貯蔵プールの危険性を京大の小出先生が指摘しています(注1)。このプールが次の大地震で破壊されたら、われら国民は首都圏に住めなくなるとのこと。東日本全滅の危機です。
この問題は一部で早くから指摘されていましたが、ようやくマスコミが取り上げるようになりました。
多くの国民は、4号機は3.11事件勃発時、定期検査による運転休止状態であったので、あまり問題にしていませんでした。ところが、1号機、3号機の水素爆発は昼間、テレビカメラに記録されていますが、4号機は2011年3月15日朝6時の爆発で、その瞬間のテレビ画像記録はありません。しかしながら、4号機建屋の上部構造は大きく破壊されています。
1号機と3号機の爆発はマスコミが現場中継中の事故であり、偶然、爆発画像が記録されましたが、4号機は早朝爆発で中継画像がなく、その後も話題にされませんでした。多分、意図的な無視でしょう、なぜなら、運転休止中の4号機がなぜ爆発したのか、国民は理解できないですから。そこで、どさくさに紛れて政府と東電は4号機爆発報道を制限したと思われます。
4号機も水素爆発のようですが、今では、3号機のメルトダウンで発生した水素が4号機に逆流したためではないかと言われています(注2)。この推測が正しいとすれば、ほんとうにお粗末極まりないわけです。
2.運転休止の原発の方が危険?
火力発電プラントで運転していないときの方が危険なのは、この原発くらいのものでしょう。福島原発は、原子炉定期検査の前、燃料棒を圧力容器からクレーンで取り出して、原子炉格納容器脇の空中プールに貯蔵しておく仕組みとなっているため、上記、4号機のように、地震被災で原子炉設備が破壊されると貯蔵プールに漬けてある燃料棒が大気に剥き出しになる危険が高いわけです。さらにこの空中プールがひび割れして冷却水が漏えいすると貯蔵プールに保管中の燃料棒がメルトダウンして、そこから出る放射能がすべて大気放出されてしまいます。当該4号機の場合、すでに剥き出しとなっている使用済み燃料プールが壊れたら大変なことになります。
このように非常に危うい状態の4号機使用済み燃料貯蔵プールは、もう一度、大地震に見舞われたら壊れる危険が大です。
要するに、空中貯蔵プールの内張り鋼板とそれを支持する鉄筋コンクリート壁だけでプール内の水が空中保持されているのです。もし、この鋼板やコンクリートにヒビが入っただけで、冷却水が抜けてしまいます。
3.福島原発事故現場に直下型地震が来ないことを祈るしかない
3.11地震後も、この1年、原発事故現場のある福島浜通り近辺では狙い撃ちするかのように、余震が続きましたが、ほんとうに冷や汗の連続でした。
近未来、事故現場で直下型の大地震が来て、4号機の燃料プールがひび割れしたら・・・、想像しただけで戦慄します。われら首都圏住民は覚悟を決める必要があります。
もし、こうなったら、現場作業員も全員避難となり、打つ手がありません。小出先生が言われるように“おしまい”と言うことです。
4.政府の最優先課題は、4号機燃料プールの地震前補強工事だ
上記、小出先生がテレビ朝日で証言されたことは、誰にも理解できる話です。この4号機現場に阪神淡路大地震クラスの直下型大地震が来たときの対策を至急に行うべきでしょう。
もっとも実現可能な対策は4号機外壁周囲にピラミッド裾野のような巨大な盛り土工事を行っておくことでしょう。とにかく、燃料プールが壊れても、使用済み燃料が剥き出しにならないよう、4号機建屋遮蔽構造体全体に水を張れるようにしておくべきです。
福島には何時、地震が来るかもしれない状況ですから、このピラミッド型盛り土工事は待ったなしの突貫工事で行うべきです。
野田総理は財務省に踊らされて、消費増税に血道を上げている場合ではないのです。4号機の燃料プールが壊れたら、霞ヶ関も機能不全になると覚悟すべきです。
注1:ユーチューブ“小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本はおしまいです” 2012年3月7日
http://www.youtube.com/watch?v=CezLuBZqd8U
注2:毎日新聞“福島原発:4号機爆発は3号機からの水素逆流が原因” 2011年11月10日
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20111110/
「カレイドスコープ」さんより
4号機燃料プールはこれから前人未到の領域に突入
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1164.html
原発作業員のみなさんには、ひたすら感謝するしかないなぁ。やはり、この人たちは英雄だよ。
世界の科学者の英知を結集しても20年、30年かかる。今の技術では、こうすれば良い、というものはない
4号機燃料取り出し建屋カバー建設「前例なき」燃料棒の取り出しへ
使用済み燃料プールから1535本の燃料棒を取り出す手順
1535本の燃料棒を取り出す前に、4号機建屋の近くにある共用プールの整理整頓が必要です。
現在、共用プールには、約6400本の使用済み燃料棒が格納・冷却されており、すでに満杯状態。
6400本のうち冷却が進んでいるものから取り出して、別の場所に移し変える作業が必要になってくるのですが、そうした準備(新しいカバーや新しいクレーンの設置作業も含めて)、1年以上かかる、ということです。
あるいは、別に共用プールの増設を行わない場合は、ドライ・キャスクに燃料棒を格納したまま、このように核の霊園墓地に保管することになります。
ドライ・キャスク(大きいものだと100トン以上ある)
すべての受け入れ準備が整って、初めて4号機の使用済み燃料プールから燃料棒を取り出す作業に取り掛かるのが、2013年の12月の予定。
自分の身に危険が降りかかっていることが、やっと理解できるようになってから青ざめるキャスター。
今までは、原発推進に傾斜した報道……無関心…… とても面白い人たちです。
幸いなことに、福島第一原発の敷地内にあったドライ・キャスクは津波に飲まれたにも関わらす無傷でした。
墓標のように立ち並ぶドライ・キャスク
百年単位の長さで、私たちは、これから、この「時限爆弾」と付き合っていかなければならないのです。
大量の使用済み核燃料を保有しているアメリカは、この時限爆弾の処理に頭を悩ましているのです。
ドライ・キャスク(乾式キャスク)の中には、数十本の燃料棒が収納され、同時に冷却する仕組みがあり、日本の場合は、おそらく建屋を建てて、その中に格納するものと思われます。
(【資料】原子力発電所内の使用済燃料の乾式キャスク貯蔵について)
これが終ったら、1号機、2号機、3号機と、次々と使用済み燃料プールの中でかろうじて冷却されている燃料棒の取り出し作業が行われるのです。それは数十年の歳月を必要とするでしょう。
福島第一原発だけで、この有様なのです。
これが、他の50基の原子炉建屋で、これから行わなければならないのです。
今年の4月に、すべての原発が停止する公算が高まっています。
停止しただけで、それぞれの原子炉建屋には、蓋のない原子炉である使用済み燃料プールがあるのですから、危険性は、原子炉が停止したところで、何も変わらないのです。
しかし、それこそが、頭の周りを飛ぶハエのように、うっとうおしい日本の将来の起点なのです。
六ヶ所村は、もう無用の長物でしょう。ただの「金食い虫」に過ぎません。
核のゴミが、もう行き場がないというのに、それでも原発を再稼動させたい権力亡者の枝野幸男経済産業大臣は、本気で死刑台に上がりたいらしい。
枝野は結局、「安全の確認ができれば再稼動する」といっているのですが、またまた根拠なし。この極悪非道の詐欺師を、国民はいつまでも野放しにしてはいけない。
ほとんどの地震学者が口を揃えて言っているように、すでに日本は巨大地震の発生周期に入ったのです。
多くの人が考えていないこと…。
4号機建屋が倒壊するほどの地震とは、どんなものか。
それは、福島第一原発で起きたことと同じことが、福島第二原発でも起きる可能性が高い、ということなのです。
福島第二原発は、福島第一原発の南20kmにあるのです。
そんな中でも、いよいよ東電は女性作業員を働かせるようです。
(東電のリリース:「比較的放射線量の低い特定の屋内作業に従事できる運用への見直し」をする)
今、この鬼畜・東電と発狂政府のお陰で、日本人までが「異常な国民」と世界中のメディアで言われ始めています。
転載終了