
海のハンター展に行ってきた。
夏休み期間の目玉的存在としてあり夏休み終わったら行こうと思いつつ、とうとう開催期間残り5日を切った所でやっと行ってきたよwやって東京やねんもん。。。
さて関西から東京に向かうに当たってお馴染み夜行バスを調べかけたけど最近夜バスに飽きてきて(・_・;しかし新幹線でも折角の休日を三時間も移動に費やすのは嫌だなぁと思い調べたら、寝台列車の存在を発見。
と言うわけで人生初寝台列車乗ってきた。

サンライズ瀬戸
東京発の寝台列車は大阪に止まらんのやが、瀬戸・出雲発の東京行きは大阪に止まるので片道利用。
大阪は深夜0時過ぎ発ってのも夜行バスほどギリギリじゃなくて助かるw(相変わらず早朝〜夜まで働いた後の深夜行)

自分が利用したのはノビノビ座席。
寝台列車ながら個室や寝台を利用してないので新幹線より安上がりで乗れます!新大阪〜東京まで閑散期で11800円くらいやったかな?
まあいわゆる座席扱いなんでプライバシー的なものは無いけど

青矢印が一人分のスペース。一人一個の窓と通路側カーテンと角机とコップと、コンセントとってもシーツ的な掛物と枕あり。
この通りとっても左右開放的やけども一応頭側(窓側)には仕切りがあって寝顔とかは見えない仕様。それでも夜行バスに比べて自由に歩き回ったり寝っころがれたり体勢変えれるのがとってもノビノビ‼︎
いやー夜行バスより高いけど寝る時間が移動に当てれるのが素晴らしいのでまた乗りたいなぁ。

合計6席くらいのラウンジ?もあり、飲み物とか食べ物とかはここで食べれる仕様。しっかりした洗面台もあって、なかなか探検するのが面白かったよw
そんなこんなで

朝ごはんの後に科博着。略さずに言うと国立科学博物館。
ちなみに『海のハンター展』であって『サメ展』では無いんやが、個人的観点からサメにしかほぼツッコマないよ(笑)

入ってやっぱり圧倒されるのがカルカロドン・メガロドンの実物大模型!なんやがフタバスズキリュウ骨格模型とショニサウルス頭骨模型と並ぶと霞むなぁ。

いや実物はかなりデカくてロレンチーニ器官もしっかり作り込まれてて迫力!
そういえばダンクレオステウスの頭骨模型もあったけど写真残って無いや…割とよく見るからスルーしてしまったかな。その代わり

クラドセラケ化石はしっかり撮ってた。
このクラドセラケ、恐竜のはじまりがエオラプトルで鳥のはじまりが始祖鳥と同じレベルな知名度のサメのはじまりなのです。
その他エイやサメの化石もあり、ズンガリプテルスの骨格模型とかも割と翼竜好きにテンションあがるのが居たりして。
古代サメに関してもいろんなロマンがあるけども、ひとまず現生ハンター大集合!

いの博(北九州市立命の旅博物館)に負けない勢いでサメの乾燥標本が多数に並んでもう最高!
そして剥製とか骨格標本とか、こういう展だとどこから持ってきたのかつい見てまうんやがほとんどがミュージアムパーク茨城県自然博物館とあって、さすが大洗のある県…いつか自然博物館も行きたいものです。

このカスザメも捕食体勢で固められたポーズがナイスw
そして剥製のみならず、食性による歯型の説明とかどこ水域棲かとか識別法と繁殖法とかのサメにおけるアカデミックな説明が沢山あって素晴らしい。
そしてパサパサのサメを見た後は

こういう表紙の本持ってる(デミアンハースト)。
液浸標本ホホジロザメに遭遇!
隣には美ら海水族館から引き受けた冷凍ホホジロザメを標本にする過程が動画で流れててなかなか興味深いよ。
いやあ液浸標本も良いよなぁ、360度上下からも眺めれる仕様だし

マッシヴな尾びれ隆起線と特徴的な三日月型尾ビレをこんなに間近でまじまじと観察出来るなんてなかなか無いし。

上の水槽に反射したホホジロザメの、第一背ビレと第二背ビレ付け根付近に白い丸があるのだけど、ダルマザメの捕食痕だと説明があって益々テンションアップ。強力な捕食者を齧る小さな捕食者…ああ海のロマン。
確か頭部のみのホホジロザメ液浸標本は兵庫の須磨水族園でも見かけたような?でもホホジロザメ成魚の全身液浸標本は日本初展示らしい。
これ…ハンター展終わったらどこ所蔵なんかな?科博??
いやーえーもん見れたわー

と終わりそうになって次のエリア行ってみると、そちらにも特徴的な狩りをするサメ(とか)の説明が。

クッキーカッターシャーク!
先ほどのホホジロザメの背中に穴開けた犯人を次に展示するなんて心憎い気配り(笑)
≒ダルマザメって自分は液浸標本でしか見たこと無いから、こんだけしっかり歯の形状が分かるように展示されてるなんて初めて見たよ。。。
うーん囓られたくない。

こちらにはオナガザメ!科の…ハチワレの乾燥標本。

こんなに間近でハチワレのハチ(頭)がワレ(割)てるさまを観察出来るなんて…!
いの博にも居たけどちょっと遠かったし、他にはオナガザメの尾びれのみ液浸標本しから見たことないからテンションあがるなぁ。
ちなみにオナガザメ科にはマオナガ・ニタリ・ハチワレの3種類しか居なくて、中でもハチワレはこの頭でとっても見分けつけやすい。
あとはまぁ…ニタリはなんか顔が可愛い(とか腹側の白色帯が胸ビレ上部まで伸びないとか)ので識別可能。

そしてこりゃ良いと思ったのが、ノコギリエイとノコギリザメが横並びで展示されてた事。
これで混同されやすいノコギリ達も一目瞭然!
ノコギリエイの吻のしっかりした太さと均等な歯とか、ノコギリザメの特徴あるヒゲとか頼りない吻とか目の大きさとかエラ穴の位置とか。
まあ水族館で見る種で言えば大きかったらノコギリエイで小さかったらノコギリザメだよ。(ザックリ過ぎ)

なかなか良い表情のナヌカザメ乾燥標本もあった。
目が…魚類っぽくなさすぎて笑えるww個人的にナヌカザメとネムリブカはサメ界の地味なイケメンに属すると思ってる。

最後は泳げ!マイハンターとか言う科学技術の粋を集めたおもしろ企画・自分の描いたハンターが映像の中を泳ぐよ。
古代サメヘリコプリオンもどきを描いてみたけど、インクが薄くて遠慮して描いたら透明な魚になってしまった。。。

いやあ何往復もして超楽しんだ…後にはレストランでパンダランチ。
せっかくなので科博常設展も行ってみる。

意外にも常設展にもサメの乾燥標本があちこちに吊り下げられてて楽しいし、民族の展示ではサメの歯を仕様した武器や道具なんかもあって、コレ欲しいなぁ。。。

こないだ沼津の深海水族館に搬入されて(個人的)大ニュースになったオロシザメの乾燥標本が!動画や写真でしか見たこと無かったからビックリ。オロシザメのおろし金っぷりザラザラ感が分かるね!

あと生き物関係ないエリアにひょっこりアオザメ乾燥標本も居たりしてね…。
なんやかんやで閉館近くまで居た(笑)
さてせっかく東京に来たので、お次は未踏の水族館へGO。

ヒントってか答えやん。
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