荒中時代美術を担当していた久保先生の自宅へ
行って来ました。と言うのも、すでに教師は引退され、現在
日本画の製作に力を注ぎ、最近では八木橋デパートにて
個展を開いたそうです。
そんな話を同級生のたかえちゃんに聞き『機会があったら
アトリエへ遊びにおいで』と先生の方から伝えられていたそうで
今回作品が仕上がったという事でななこを連れ片岡夫妻と
先生のアトリエへと遊びに行って来ました。
美術科に通うななこにとって、いい刺激になるのではと
夏休みと言う事もありお邪魔して来ました。

写真ではイマイチ伝わりにくいですが等身大程ある数々の作品は
どれも繊細でいながら圧倒的な迫力がありました。
とてもあの久保先生が描いたと思えない作品でした(笑)
日本画の出来るまでの工程は思いもよらないほど細かく
根気のいる作業なんです。簡単な流れをご紹介します。

まずはスケッチです。新聞紙程の大きさの紙に鉛筆で描き込み

コピーして立て横にマス目を入れます。

等身大程のキャンパスに同じ割合でマス目を入れてマス目ごとに移して行きます。
そうです、直接書かずに移し取って行き色を重ね仕上げて行く訳です。
色づけも半端なく手間と時間がかかりビックリしたのは
日本画用の絵の具の高額な事!

石を砕いた様な粉上の粉末でそれを、にかわを溶かしたものと混ぜ合わせて
絵の具にするそうです。
ちなみに一袋安いもので500円程度、高いものだと1500円以上のものもありました。
金銭的に余裕がないとやって行けない日本画の世界でした。
最後にななこが食いつくように目を輝かせていたことは
いうまでもありません。