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秋色

2008年02月08日 | 趣味
薪美術館の大観展はたしかに代表作が多く、充実した展覧会だった。
生々流転は近代美術館でみたので迷ったのだが、以前からみたかった「夜桜」と「紅葉」を一度にみられるというので、行くことにした。
「夜桜」の月と「紅葉」の水の流れはプラチナで描かれているそうだ。
フェルメールもびっくりという感じである。
個人的には「秋色」が気に入った。
葉の赤の表現がとてもいい。
絵はがきがなかったのが残念。

ヨセフ

2008年01月08日 | 趣味
日比谷の映画館で「マリア」をみた。
キリスト誕生の物語。
ストーリーに新奇な点は全くなし。
マリアとヨセフがいかに普通の人であったかを描いた作品。
マリアよりもヨセフの方が善良に描かれている。
たぶん主人公はヨセフだ。
東方三博士が面白いキャラになっている。
それ以外はいつもの降誕劇と変わらない。
予想外の展開やクサイ演出で観客を感動させようと狙った作品ではないなぁ。
真面目な作品。
登場人物が英語をしゃべっているのと、髭もじゃの巨大な精霊が登場するのが違和感。
「パッション」から3年・・・

丸ビルでマンモスの赤ちゃんをみる。
表情がはっきりわかるほどの完璧な保存状態。
愛知万博のユカギルマンモスは何だったのか・・・

陽明文庫

2008年01月06日 | 趣味
高い料金を払って入場した客を5時きっかりに追い出すというのは、来てほしいのか来てほしくないのか、どっちなのだろう。
国立薪美術館は閉館時間を過ぎても無理に追い立てるようなことはしなかった。
国立博物館は法人化されてもそういうところには気が回らないようだ。
展覧会のレベルも確実に下がっている。
国宝室なんて何度も同じものを使い回しているだけ。
パスポートは4000円になった。
よくなったのは挨拶だけ。

近衛家の名宝というのは、書が多い。
手紙や日記の断片が国宝に指定されている。
何が書いてあるのかはほとんどわからない。
「天皇」などの解読できる言葉をさがすが、それでも意味をとることは不可能。
それでも本物をみると何となくその時代の雰囲気が感じられるものだ。

ipodを買おうと思って、量販店でみてみた。
touchはいらない。
2000曲で十分かなぁ。
ビデオなんて見ないだろうなぁ。

大河は幕末のお姫様の物語。
ちょっと説明的すぎる印象。
少なくとも風林火山のような意味不明な話ではないようだ。

2007年12月12日 | 趣味
注文していた古本が届く。
なんと著者から!

会議。
危機感のない面々。
人が集まってもアイデアが出なければ意味がない。

国立薪美術館。
閉館25分前に入館。
フェ○メールの「牛乳を注ぐ女」が目玉。
というか、それ以外は無名画家の作品ばかり。
レンブラントの版画が数点あったぐらいか。
あれなら25分で十分。
すでに人混みも引き、近くからじっくり鑑賞することができた。
一点豪華主義の展覧会は、見る方も楽でいい。

本屋で立ち読み。
クレーマーへの対処法。
「自分は悪くない」と言い張る人の心理は理解できない。
何で賞味期限切れ問題と一緒になるん?
そんなことを理解するためにエネルギーを費やすことすら、無駄としか思えない。
授業中の私語問題といい、公私の区別がつかないんじゃないの?
感覚の世界だけで生きていて、思考が働いていない。

裁判官の台詞。
マンガ「裁○員になりました」を読んでから、司法についての見方が変わったなー。

ムンク

2007年12月05日 | 趣味
ムンクは生命というものを「愛」と「不安」と「死」によって捉えようとしていたようだ。
お姉さんが若くして死んでしまったり、妹が重い鬱病だったりと、彼にとって死とは生の終着点でななく、生とともにあるものだったのだろう。
愛を精神的な側面よりも生殖という側面から描いているのも、そのむこうに生と死を見つめているからか。
オスロ大学講堂の壁画「太陽」も生命を賛美する絵にみえる。

駅前の木々はイルミネーション。
あぁ、もうそんな季節か。

サビニ

2007年07月27日 | 趣味
ローマの王となったロムルスは、国を強大にするために人口を増やそうと考えていました。しかし、男性に比べ女性が圧倒的に少なかったため、ローマ東北地方に住むサビニの娘たちを略奪しました。のちに、交戦状態となったローマとサビニの間にサビニの女たちが割って入り、和平をもたらすこととなりました。

ルクレティア

2007年07月27日 | 趣味
パルマ-イタリア美術、もう一つの都@国立西洋美術館。 うーん。やっぱりキリスト教や西洋の神話を主題とした絵画を深く読み解くには、知識が必要だ。

ローマ王国の史実【HPより】

ローマ王の息子セクストゥスは、ある晩、タルクィヌス・コラティヌスの妻ルクレティアの寝室に剣を片手に忍び込み、乱暴をはたらきます。彼女は父と夫を呼び、ことの次第を三度話そうと試みて三度やめ、四度目に意を決し、まなざしをあげます。話し終えると、自らの胸を剣で刺し貫きました。ルクレティアは貞節を守った女性として、古代からルネサンス、バロック期の文学において、しばしば取り上げられてきた主題です。

フランドル

2007年07月20日 | 趣味
プラハ国立美術館展-ルーベンスとブリューゲルの時代-@Bunkamura

★展覧会概要
17世紀のフランドルでは絵画芸術が円熟期を迎えていました。フランドルは名門ハプスブルク家が支配する神聖ローマ帝国の一地方で、当時のプラハは芸術を愛した皇帝ルドルフ二世により、一大芸術センターとなっていました。そしてボヘミアの画家たちの手本となったのが、本展に出品されている作品群なのです。
当時のフランドルにはルーベンスとブリューゲルという二大潮流がありました。ルーベンスはバロック芸術を代表する画家の一人で、躍動感溢れるダイナミックな作風が特徴。一方には、農民画で一世を風靡したピーテル・ブリューゲルの子孫が形作る「ブリューゲル・ファミリー」がいました。彼らは田園の情景と共に、細密な描写による静物画の秀作を数多く残しています。本展は50点を超える日本初公開の作品を含むプラハ国立美術館の由緒ある絵画コレクション約70点で構成されます。

★展覧会構成
宗教画
歴史・神話画
肖像画
風景・情景画
静物画

☆☆☆☆☆
ピーター・ブリューゲル父子とヤン・ブリューゲル父子の関係がようやくわかった。
ルーベンスは宗教画ね。
オランダの画家で肖像画といえばレンブラント
風俗画といえはゴッホ
だと思っていたが、彼らも17世紀フランドル絵画との関係でみると、それなりに伝統にとらわれていたことがわかる。
なんでもバッグを買った。

in KASAMA

2007年05月13日 | 趣味
花瓶を買うために笠間へ。
静寂さのなかに文化の香りただよう町、KASAMA。
やっぱり焼きものは大量生産の陶器とは違う。
青みがかった中皿を一枚、赤みがかった花瓶をひとつ購入。
作者名を検索したら花瓶は笠間焼ではなかった。
でもいいものだと思う。
美術館には時間がなくて行けなかった。
でも一日ゆっくり散策しても楽しいところだ。
また行こう。

MONET

2007年05月08日 | 趣味
MONET大回顧展@国立薪美術館。

GW前半は風邪が完治せず、中盤はアイミツ展と研究会、後半は書類の作成に追われ、アイミツ展以外たいして何もしていない。
焼きものでも探しに行こうかと思ったが、きょうは月曜なのでパス。
そこでMONET展へ。
(途中、湯島聖堂を見学)

モネの印象派は色の使い方だけではなく、様々な点で伝統的な絵画様式を変革する試みであったことが納得できた。
あの広い会場で、今回も疲れ果てるのではないかと思ったが、意外に作品数が少なく、展示方法にも好感が持てた。
やはり本物を見ると、写真ではわからない発見がある。