goo blog サービス終了のお知らせ 

牧谿

2010年04月13日 | 趣味
漁村夕照図:牧谿の国宝、東京・根津美術館で公開
安土桃山時代の絵師の長谷川等伯は、中国の牧谿(もっけい)の作品に大きな影響を受けて技法を研究し、その成果を「松林図屏風(びょうぶ)」や「枯木猿猴(こぼくえんこう)図」などの水墨画に昇華させた。
牧谿は13世紀に活躍した禅僧画家だ。
彼が描いた「漁村夕照図」(国宝)が今、東京・南青山の根津美術館で展示されている。
描いているのは山々に囲まれた漁村の風景。
墨の濃淡を生かし、夕日が落ちる時間帯の山々を叙情豊かに表現している。
だが、絵の“主役”は、画面左から右へ差し込む光の明暗が加わった大気の描写だろう。
この独特の空気感こそ、等伯が取り入れようとした世界だった。
本作には、足利三代将軍の義満が所蔵していたことを示す印がある。
義満は牧谿作品を100点以上所蔵していたという。
(毎日新聞)

舎利殿

2010年01月04日 | 趣味
円覚寺舎利殿は工事中で拝観不可。
そういうことはHPに書いてくれ。
1年のうちわずかな期間しか見られないわけだから、それを目的にわざわざ遠方から来る人もいることぐらい、考えてもらいたい。

鎌倉五山の二位ということだが、思ったよりはこじんまりとした寺だった。

東慶寺で鈴木大拙と西田幾多郎の墓を発見。
ここは墓まで観光地。

浄智寺の途中でデジカメが故障か。

ちょうど買い換えを考えていたところだった。
秋葉原で新型を物色。

西本願寺

2009年12月21日 | 趣味
御影堂と阿弥陀堂の巨大さが目を引く。
阿弥陀堂でお念仏を聞く。
「亡き人のご縁で阿弥陀さまに出会わせていただいた」とのお言葉。

国宝・唐門を見る。
飛雲閣と白書院という素晴らしい国宝を期待していたのだが、非公開。

醍醐寺

2009年12月21日 | 趣味
桜の名所、醍醐寺。
雪がちらつく冬の日、参拝者はほとんどいない。
五重塔は京都では最古の建物。
屋根の大きさが目を引く。
内部は壮麗らしいのだが、特別公開などはあるのだろうか。

三宝院はふすま絵と庭をみる。
何か行事をしているらしく、建物の一部を見ることができない。

この寒さでは上醍醐に登る気力が出ない。
京都に戻る。

和漢朗詠集

2009年11月16日 | 趣味
安宅切本和漢朗詠集
伝源俊頼筆
平安時代・十二世紀
東京・宮内庁三の丸尚蔵館

全体を通じて横に細長く上坡を描き、草叢と群れて飛び交う小鳥を金銀泥で描き、 一面に金銀の切箔・揉箔、砂子を撒くという華麗な料紙に『和漢朗詠集』を書写したもの。
伝来途中に分割されて、この宮内庁の一巻のほかは、短い巻物あるいは掛幅などの断簡としては存するのみ。
『和漢朗詠集』は、藤原公任(966―1041)が朗詠するのに適した漢詩文の秀句と和歌を編集したもの。
七巻は春夏秋冬の四季の部立、下巻は雑部とし、それぞれの部に漢詩文と和歌を配列している。
詩歌の朗詠が盛行した平安時代において、饗宴の席での最適のテキストであったため、当時の宮廷貴族に迎えられて、多くの調度手本が作られたのである。
これは、比較的肉太で歯切れのよいリズミカルな青嵐で、字間ならびに行間をたっぷりとって揮毫する。
一見して、藤原伊房(1030―96)の書風を思わせるが異筆で、その影響を受けた書と推定される。
料紙とよく調和した優美さも兼ね備えており、その能書ぶりが偲ばれる。
近衛忠熙(1808―98)より献上されたもの。

旧開智学校

2009年10月18日 | 趣味
松本城から徒歩数分で旧開智学校。
最初に目に入るのは、開智小学校の校舎。
開智学校を模したデザインが印象的。

展示室で、学制の公布文を発見。
大学1年生の時に印刷物で見たはずだ。
確かに、その後の教育勅語よりもはるかに近代性に富んだ理念が示されている。
図録には展示物の詳細な説明はなかった。
残念。

松本城

2009年10月18日 | 趣味
携帯の充電切れを心配しながら、駐車場をあとにする。
普通の日曜日だというのに人がいっぱい!
二の丸御殿跡が整備されていた。
藩庁がこんなに狭くて大丈夫なのだろうか?

天守は五層五階。
こぢんまりとしている。
内部では3階から4階に登るところで大渋滞が起きている。
城内から人の歓声が聞こえてくる。
歴史的建造物というより、テーマパークにでも来たような賑わい。

皇室の名宝

2009年10月15日 | 趣味
@東博

平日の昼間だというのにこの人出。

近世絵画は狩野永徳・常信の「唐獅子図屏風」、伊藤の若冲「動植綵絵」全32幅が目玉。
若冲のユーモラスな鳥や虫や魚は、現代アニメを想起させる。

近代宮廷装飾。
近世より派手で豪華。
明らかに皇室を意識してつくられている点が、イマイチ。