@国立新美術館
台車にのったハリネズミ(写真右)のストラップを購入。
日本の美術品は、重文だの国宝だのと言われれば、だいたいその貴重さがわかる。
しかし、今回はルーブルからの出張展で、しかも作品の多くはエジプトだのイランだのでの出土品。
一つ一つの物珍しさはさておき、文化財としてどのような価値があるのか。
そのへんの理解を促すような展示の工夫がなかったように思う。
逆にいえば、気楽に見られる展覧会ではあった。
子どもの生活<教育>
・古代エジプトの書字板
・古代オリエントの粘土板
・「息子を教育しよう」-古代エジプト(BC2世紀半ば)パピルスに書かれた父親の訓示のようなもの。
・「学校の先生」-17世紀オランダ(絵画)ムチを手にした先生と、勉強している子どもたち。
台車にのったハリネズミ(写真右)のストラップを購入。
日本の美術品は、重文だの国宝だのと言われれば、だいたいその貴重さがわかる。
しかし、今回はルーブルからの出張展で、しかも作品の多くはエジプトだのイランだのでの出土品。
一つ一つの物珍しさはさておき、文化財としてどのような価値があるのか。
そのへんの理解を促すような展示の工夫がなかったように思う。
逆にいえば、気楽に見られる展覧会ではあった。
子どもの生活<教育>
・古代エジプトの書字板
・古代オリエントの粘土板
・「息子を教育しよう」-古代エジプト(BC2世紀半ば)パピルスに書かれた父親の訓示のようなもの。
・「学校の先生」-17世紀オランダ(絵画)ムチを手にした先生と、勉強している子どもたち。
横浜まで車で約2時間。
やっぱり高速は込んでいた。
ETCカードの引き落とし口座の登録をしなければ。
到着が予定より1時間ほど遅れた。
人は少ない。
駐車場もすいている。
特別公開中の建物には入れなかった。
かなり広い。
記念館にはたいしたものはなかった。
内苑のほうが凝った造り。
建物にも生活の臭いが感じられる。
昭和33年まで原家の私邸だったらしい。
徳川家の屋敷を自宅にするなんて、ほかに例がない。
庭の造りは五島美術館のほうが好きだ。
山の上に三重の塔が単独で立っている風景はやや違和感が残った。
やっぱり高速は込んでいた。
ETCカードの引き落とし口座の登録をしなければ。
到着が予定より1時間ほど遅れた。
人は少ない。
駐車場もすいている。
特別公開中の建物には入れなかった。
かなり広い。
記念館にはたいしたものはなかった。
内苑のほうが凝った造り。
建物にも生活の臭いが感じられる。
昭和33年まで原家の私邸だったらしい。
徳川家の屋敷を自宅にするなんて、ほかに例がない。
庭の造りは五島美術館のほうが好きだ。
山の上に三重の塔が単独で立っている風景はやや違和感が残った。
@東京国立博物館。
土曜夜20時まで開館するほどの大人気らしい。
会期は6月7日までだが、八部衆像と十大弟子像がすべて揃うのは4月19日まで。
それで観客が殺到しているのだろうか。
アシュラを含め、これらすべてが国宝。
質の高さは間違いないが。
金光明最勝王経の中心思想は懺悔。
それを見事な心理描写で表現したのが阿修羅像。
興福寺は3年ぐらい前に行った。
阿修羅も見たはずだ。
国宝館は薄暗く、倉庫のような雰囲気だった。
展示方法を変えるだけで国民的な大スターに様変わり。
おもちゃの人形まで飛ぶように売れているという。
土曜夜間は思ったよりすいていた。
ゲキ混みだったら出直そうと思ったが、ゆっくり見ることができた。
表情のある仏様とはいろんな話ができる。
土曜夜20時まで開館するほどの大人気らしい。
会期は6月7日までだが、八部衆像と十大弟子像がすべて揃うのは4月19日まで。
それで観客が殺到しているのだろうか。
アシュラを含め、これらすべてが国宝。
質の高さは間違いないが。
金光明最勝王経の中心思想は懺悔。
それを見事な心理描写で表現したのが阿修羅像。
興福寺は3年ぐらい前に行った。
阿修羅も見たはずだ。
国宝館は薄暗く、倉庫のような雰囲気だった。
展示方法を変えるだけで国民的な大スターに様変わり。
おもちゃの人形まで飛ぶように売れているという。
土曜夜間は思ったよりすいていた。
ゲキ混みだったら出直そうと思ったが、ゆっくり見ることができた。
表情のある仏様とはいろんな話ができる。
日本にはすごいものがあるなぁ。
豊臣秀次によって中尊寺から持ち出され、今は高野山に所蔵されている「紺紙金銀字一切経」のうち、「華厳経巻第五十七」(部分)。
国宝。
ほかに、中尊寺大長寿院所蔵の「金光明最勝王経宝塔曼荼羅図」なども驚愕。
10巻あるらしいが、実際に目にしたのは3巻のみ。
すべて国宝。
すごい。
豊臣秀次によって中尊寺から持ち出され、今は高野山に所蔵されている「紺紙金銀字一切経」のうち、「華厳経巻第五十七」(部分)。
国宝。
ほかに、中尊寺大長寿院所蔵の「金光明最勝王経宝塔曼荼羅図」なども驚愕。
10巻あるらしいが、実際に目にしたのは3巻のみ。
すべて国宝。
すごい。
大本山はのどかな都市公園。
先輩の指導に対して「はいっ!」と大声で返事をするも、声が揃わない。
体育会系?
ルーブル美術館展が国立西洋美術館と国立新美術館でほぼ同時に開催される。
ところが、ふたつの展覧会はどちらも単独開催の趣なのだ。
読売系と朝日系が偶然同じことを思いついたということか。
以下、「母を訪ねて三千里」に関するメモ。
エドモンド・デ・アミーチスはイタリア王国の作家。
イタリア北部の町オネッリア(1923年よりインペリア市の一部)で生まれる。
統一イタリアの時代に育ったアミーチスは1860年14歳のときに、ジュゼッペ・ガリバルディの千人隊(赤シャツ隊)に志願したほどの愛国者であった。(幼少として断わられる。)
代表作に統一イタリアの子供の教育用に書いた愛国小説『クオーレ』がある。
原作『クオレ』の中の挿話短編「アペンニーノ山脈からアンデス山脈まで」が、日本では「母を尋ねて三千里」のタイトルで知られている。
『クオーレ』を初めて邦訳したのは、教育者の三浦修吾で、彼が「愛の学校」というサブタイトルをつけた。
先輩の指導に対して「はいっ!」と大声で返事をするも、声が揃わない。
体育会系?
ルーブル美術館展が国立西洋美術館と国立新美術館でほぼ同時に開催される。
ところが、ふたつの展覧会はどちらも単独開催の趣なのだ。
読売系と朝日系が偶然同じことを思いついたということか。
以下、「母を訪ねて三千里」に関するメモ。
エドモンド・デ・アミーチスはイタリア王国の作家。
イタリア北部の町オネッリア(1923年よりインペリア市の一部)で生まれる。
統一イタリアの時代に育ったアミーチスは1860年14歳のときに、ジュゼッペ・ガリバルディの千人隊(赤シャツ隊)に志願したほどの愛国者であった。(幼少として断わられる。)
代表作に統一イタリアの子供の教育用に書いた愛国小説『クオーレ』がある。
原作『クオレ』の中の挿話短編「アペンニーノ山脈からアンデス山脈まで」が、日本では「母を尋ねて三千里」のタイトルで知られている。
『クオーレ』を初めて邦訳したのは、教育者の三浦修吾で、彼が「愛の学校」というサブタイトルをつけた。
三井寺展@サントリー美術館。
正月に比叡山に登ったとき、途中で「ああここか」と思った。
滋賀県という地味な場所にあることと、天台宗は延暦寺だという先入観があったため、見落としていた。
天台宗を密教化した円珍は空海の姪の子だという。
秘仏をみられる貴重な機会。
午前中の暴風雨もおさまり、土曜も午後8時までやっているというので出かけてみた。
上は如意輪観音菩薩座像。
今にも動き出しそうな生き生きとした仏像。
あと、プロポーションが抜群。
これが平安時代のものだという。
驚き。
以下、展覧会の説明。
琵琶湖を望む天台寺門宗総本山三井寺(園城寺)。
白鳳時代に創建された三井寺は、平安時代9世紀に智証大師円珍が中興して天台別院となり、以後権門寺院として栄えた。
他の寺社との抗争や戦乱に遭いながらも、そのたびに不死鳥のように蘇り、今日に多くの貴重な寺宝を伝えている。
2008年(平成20)は、智証大師円珍が密教の真髄をたずさえ唐より帰朝されて1150年、また狩野永徳の長男で三井寺の勧学院に華麗な障壁画を残した狩野光信の没後400年にあたる。
三井寺には普段は拝観できない秘仏が数多くある。
本展では円珍の遺骨を納めると伝える国宝「智証大師坐像」、円珍が修業中に感得し画工に描かせたという、国宝「不動明王像(黄不動尊)」、三井寺の守護神とされる新羅善神堂の国宝「新羅明神坐像」、西国三十三所観音霊場第十四番札所観音堂の本尊、重要文化財「如意輪観音菩薩坐像」などをそろって公開する。
正月に比叡山に登ったとき、途中で「ああここか」と思った。
滋賀県という地味な場所にあることと、天台宗は延暦寺だという先入観があったため、見落としていた。
天台宗を密教化した円珍は空海の姪の子だという。
秘仏をみられる貴重な機会。
午前中の暴風雨もおさまり、土曜も午後8時までやっているというので出かけてみた。
上は如意輪観音菩薩座像。
今にも動き出しそうな生き生きとした仏像。
あと、プロポーションが抜群。
これが平安時代のものだという。
驚き。
以下、展覧会の説明。
琵琶湖を望む天台寺門宗総本山三井寺(園城寺)。
白鳳時代に創建された三井寺は、平安時代9世紀に智証大師円珍が中興して天台別院となり、以後権門寺院として栄えた。
他の寺社との抗争や戦乱に遭いながらも、そのたびに不死鳥のように蘇り、今日に多くの貴重な寺宝を伝えている。
2008年(平成20)は、智証大師円珍が密教の真髄をたずさえ唐より帰朝されて1150年、また狩野永徳の長男で三井寺の勧学院に華麗な障壁画を残した狩野光信の没後400年にあたる。
三井寺には普段は拝観できない秘仏が数多くある。
本展では円珍の遺骨を納めると伝える国宝「智証大師坐像」、円珍が修業中に感得し画工に描かせたという、国宝「不動明王像(黄不動尊)」、三井寺の守護神とされる新羅善神堂の国宝「新羅明神坐像」、西国三十三所観音霊場第十四番札所観音堂の本尊、重要文化財「如意輪観音菩薩坐像」などをそろって公開する。
2時間で道元の生涯を描ききろうというのが、無理だなぁ。。。
見せ場をつくろうとして、かえって逆効果になった感じだ。
中村勘太郎が一人気を吐いていた。
クレーという画家をはじめて知った。
なかなか味のある作品が多い。
宮○賢治「よだか」の朗読に息をのむ。
見せ場をつくろうとして、かえって逆効果になった感じだ。
中村勘太郎が一人気を吐いていた。
クレーという画家をはじめて知った。
なかなか味のある作品が多い。
宮○賢治「よだか」の朗読に息をのむ。
@サントリー美術館
豪華な大名道具を期待していたのだが、海外輸出品の里帰りがメインだった。
イギリスでは蒔絵はJapanと呼ばれていたそう。
展覧会に行くことの楽しみの一つにオリジナルグッズを買うことがある。
今回はイマイチだった。
豪華な大名道具を期待していたのだが、海外輸出品の里帰りがメインだった。
イギリスでは蒔絵はJapanと呼ばれていたそう。
展覧会に行くことの楽しみの一つにオリジナルグッズを買うことがある。
今回はイマイチだった。
今年の初日の出は「印象・日の出」@名古屋市美術館。
もやもやとした空気と太陽の輝きが対照的。
現代人は「こんな風景みたことある!」と誰もが思う。
そのときの情感が引き出されることによって、この絵画を「美しい」と感じる。
いわば、鑑賞者の感性を刺激する「触媒」のような絵画である。
この絵に何が描かれているのかを厳密な意味で「認識」することは難しい。
よく見ると何も描かれていないのかもしれない。
首都圏では最近「一点豪華主義」が多い。
地方の公立美術館としては頑張っている方ではないか。
常設展ではモディリアーニの少女の絵がよかった。
珍しく目をぱっちり開いていて、引き込まれそうな表情をしている。
大須観音は真言宗。
盛り場と化した寺院。
建長寺とは随分雰囲気が違う。
これも日本文化。
4歳の甥と再会。
イチゴ24個を7つの皿に分ける。
4つずつ分けて、途中で「困ったぞ」と言い出す彼。
この後どうするか、みたかった。
もやもやとした空気と太陽の輝きが対照的。
現代人は「こんな風景みたことある!」と誰もが思う。
そのときの情感が引き出されることによって、この絵画を「美しい」と感じる。
いわば、鑑賞者の感性を刺激する「触媒」のような絵画である。
この絵に何が描かれているのかを厳密な意味で「認識」することは難しい。
よく見ると何も描かれていないのかもしれない。
首都圏では最近「一点豪華主義」が多い。
地方の公立美術館としては頑張っている方ではないか。
常設展ではモディリアーニの少女の絵がよかった。
珍しく目をぱっちり開いていて、引き込まれそうな表情をしている。
大須観音は真言宗。
盛り場と化した寺院。
建長寺とは随分雰囲気が違う。
これも日本文化。
4歳の甥と再会。
イチゴ24個を7つの皿に分ける。
4つずつ分けて、途中で「困ったぞ」と言い出す彼。
この後どうするか、みたかった。