
本試合、私はJSPORTSで観戦しました。
試合内容については
「フルスイング!」12球団が統一スローガンを発表(MSN Mainichi Interactive)
ルパートさんの記事
tugendさんの観戦記事
tugendさん記事内の観戦記事リンク集
をご覧ください。
私が注目したいのは、オープニングセレモニーの出来事です。
【白いボールの誓い】
セレモニー前に、マウンド近くにあった「謎の物体」のカバーが外され、巨大なボールが現れます。

(tugendさんの観戦記事で、もう少し鮮明な写真が出ています。)
今年の2005年のプロ野球スローガンは「フルスイング!」
アナウンサーが、宣誓スピーチを読み上げます。
日本プロ野球界は、今年はセパ交流試合の開催など、新しいチャレンジをスタートさせます。
魅力ある、素晴らしいスポーツの原点に立ち返り、真剣にまた全力で野球に取り組むこと、
それによりファンの皆様に感動を伝えていく、その誓いの一歩として、
今年度のプロ野球スローガン「フルスイング!」を宣言いたします。
プロ野球界に携わる者全てが、いちプロ野球人として、プロ野球発展のために
フルスイングをすることを誓います。
この巨大なボールは、本日参加の選手、コーチ、監督が今年に書ける意気込み、
目標、ファンの人へのメッセージを添えた誓いの白球です。
このボールには、今後12球団の選手・監督が書き込む巨大メッセージボードとなり、
日本全国を駆け巡り、『フルスイングの誓いを伝える伝道師』となっていく」とのこと。
画面から見ることのできた、選手の誓いをいくつか上げておきましょう。

「オレのフルスイングを見ろ!」(読売・清原)
「出続ける」(阪神・金本)
「HRボールをたくさん取ってください」(ソフトバンク・城島)
「前試合先発完投!」(西武・松坂)
「160km」(オリックス・山口)
「優勝」(横浜・牛島監督)
「今年もファンの皆さんに感謝」(西武・伊東監督)
「あきらめない」(ヤクルト・古田)
「野球人はファンが命」(横浜・佐々木)
……あえて感想は述べますまい。
このメッセージに関する選手の意気込みは、今年のシーズンでとくと拝見させていただきましょう。
【チャリティーセレモニー】
ここで、本ドリームゲームの目的である「チャリティー」に移っていきます。
もともとこの企画、バレンタイン監督が発案したもので、新潟の被災地から500人の被災者が招待されています。

三塁中段で、「全国の皆さんありがとう!山古志中がんばります」
「ご支援ありがとうございます」などの横断幕が出ています。
続いて、バレンタイン監督から被災者代表にホワイトデーのプレゼントが渡されます。
…やっぱりロッテのチョコレートかいっ!

…と思ったら、我らがファイターズ・ヒルマン監督も出てきます。
放送席のコメントが入ります。
「このバレンタイン監督は、日本の今までは考えられないほどファンのことを考える監督です(中略)
ファンが球場に来て、喜んで帰ってもらえるようなことを考える監督ですね。
(中略)札幌ドーム最後の試合で、大入り満員のスタンドを見て
「シンジラレナ~イ」と発言したヒルマン監督も同様でしょう。
引き続いて、清原、古田、ローズ、カブレラから、被災者代表にサイン色紙が渡されます。
それから、新潟知事の挨拶へ写ります(こちらは要約)
「新潟は19年ぶりの大雪に見舞われておりますが、
皆様のご支援のお陰で全員、体育館ではなく、畳の上で正月を迎えることができました。
スポーツは大きな勇気を与えてくださいます。
被災して、先の生活が分からなくても、スポーツから希望をもらうことができました。
新潟は、一日も早く復興することでご恩返しをしたいと思います。
そして全国の皆さんに役立つ新潟にしたいと思います。」
画面は移り変わり、試合前の選手の募金活動の様子が写ります。
こういう当たり前のことが、今までできていなかったんですね。
今後も、続いていって欲しいものです。
【バレンタイン監督のインタビュー】
後のバレンタイン監督のインタビューから抜粋
(通訳の台詞ではなく、バレンタイン監督の台詞をnarukoが訳したものです)
まず、この試合が実現した経緯について。
「今は困難な状況にあるファンのために何かしなければいけないというアイデアから生まれた。
ロッテの球団代表に持ちかけたら、他の球団代表やオーナーの同意を得て即、実現した」とのこと。
そして、ファンに向けたメッセージ。
「野球界のファミリー全員が、被災者の苦労のことを心配しています。
今日も、そしてシーズンを通しても、われわれのプレーで元気づけられることを望みます。
これからもずっと、私達は皆様のことを想っているので、皆さんも私たちのことを
時々は思い出してください」
今年のシーズンについて聞かれると
「今年は日本のプロ野球史上、最もエキサイティングなシーズンになるでしょう。
新チームの参入、交流戦などにより、ファンはこのシーズンを、
未だかつてないほど楽しんでいけると思います」
なんと前向きな、そしてポジティブなコメント。
…選手のメジャー志向が批判されることもある今日このごろですが、
こういったチャリティー精神、ファンへの思いやりについては、
どんどんメジャーから取り入れていって欲しいものですね。
・選手が苦しいときに、ファンが選手を気遣う
・ファンが苦しいときに、選手がファンを気遣う
当たり前のことで、できていなかったこと。
去年、やっとスタートラインに立ったばかりです。
試合以外でも、いろんな意味で考えさせられました。
試合内容については
「フルスイング!」12球団が統一スローガンを発表(MSN Mainichi Interactive)
ルパートさんの記事
tugendさんの観戦記事
tugendさん記事内の観戦記事リンク集
をご覧ください。
私が注目したいのは、オープニングセレモニーの出来事です。
【白いボールの誓い】
セレモニー前に、マウンド近くにあった「謎の物体」のカバーが外され、巨大なボールが現れます。

(tugendさんの観戦記事で、もう少し鮮明な写真が出ています。)
今年の2005年のプロ野球スローガンは「フルスイング!」
アナウンサーが、宣誓スピーチを読み上げます。
日本プロ野球界は、今年はセパ交流試合の開催など、新しいチャレンジをスタートさせます。
魅力ある、素晴らしいスポーツの原点に立ち返り、真剣にまた全力で野球に取り組むこと、
それによりファンの皆様に感動を伝えていく、その誓いの一歩として、
今年度のプロ野球スローガン「フルスイング!」を宣言いたします。
プロ野球界に携わる者全てが、いちプロ野球人として、プロ野球発展のために
フルスイングをすることを誓います。
この巨大なボールは、本日参加の選手、コーチ、監督が今年に書ける意気込み、
目標、ファンの人へのメッセージを添えた誓いの白球です。
このボールには、今後12球団の選手・監督が書き込む巨大メッセージボードとなり、
日本全国を駆け巡り、『フルスイングの誓いを伝える伝道師』となっていく」とのこと。
画面から見ることのできた、選手の誓いをいくつか上げておきましょう。

「オレのフルスイングを見ろ!」(読売・清原)
「出続ける」(阪神・金本)
「HRボールをたくさん取ってください」(ソフトバンク・城島)
「前試合先発完投!」(西武・松坂)
「160km」(オリックス・山口)
「優勝」(横浜・牛島監督)
「今年もファンの皆さんに感謝」(西武・伊東監督)
「あきらめない」(ヤクルト・古田)
「野球人はファンが命」(横浜・佐々木)
……あえて感想は述べますまい。
このメッセージに関する選手の意気込みは、今年のシーズンでとくと拝見させていただきましょう。
【チャリティーセレモニー】
ここで、本ドリームゲームの目的である「チャリティー」に移っていきます。
もともとこの企画、バレンタイン監督が発案したもので、新潟の被災地から500人の被災者が招待されています。

三塁中段で、「全国の皆さんありがとう!山古志中がんばります」
「ご支援ありがとうございます」などの横断幕が出ています。
続いて、バレンタイン監督から被災者代表にホワイトデーのプレゼントが渡されます。
…やっぱりロッテのチョコレートかいっ!

…と思ったら、我らがファイターズ・ヒルマン監督も出てきます。
放送席のコメントが入ります。
「このバレンタイン監督は、日本の今までは考えられないほどファンのことを考える監督です(中略)
ファンが球場に来て、喜んで帰ってもらえるようなことを考える監督ですね。
(中略)札幌ドーム最後の試合で、大入り満員のスタンドを見て
「シンジラレナ~イ」と発言したヒルマン監督も同様でしょう。
引き続いて、清原、古田、ローズ、カブレラから、被災者代表にサイン色紙が渡されます。
それから、新潟知事の挨拶へ写ります(こちらは要約)
「新潟は19年ぶりの大雪に見舞われておりますが、
皆様のご支援のお陰で全員、体育館ではなく、畳の上で正月を迎えることができました。
スポーツは大きな勇気を与えてくださいます。
被災して、先の生活が分からなくても、スポーツから希望をもらうことができました。
新潟は、一日も早く復興することでご恩返しをしたいと思います。
そして全国の皆さんに役立つ新潟にしたいと思います。」
画面は移り変わり、試合前の選手の募金活動の様子が写ります。
こういう当たり前のことが、今までできていなかったんですね。
今後も、続いていって欲しいものです。
【バレンタイン監督のインタビュー】
後のバレンタイン監督のインタビューから抜粋
(通訳の台詞ではなく、バレンタイン監督の台詞をnarukoが訳したものです)
まず、この試合が実現した経緯について。
「今は困難な状況にあるファンのために何かしなければいけないというアイデアから生まれた。
ロッテの球団代表に持ちかけたら、他の球団代表やオーナーの同意を得て即、実現した」とのこと。
そして、ファンに向けたメッセージ。
「野球界のファミリー全員が、被災者の苦労のことを心配しています。
今日も、そしてシーズンを通しても、われわれのプレーで元気づけられることを望みます。
これからもずっと、私達は皆様のことを想っているので、皆さんも私たちのことを
時々は思い出してください」
今年のシーズンについて聞かれると
「今年は日本のプロ野球史上、最もエキサイティングなシーズンになるでしょう。
新チームの参入、交流戦などにより、ファンはこのシーズンを、
未だかつてないほど楽しんでいけると思います」
なんと前向きな、そしてポジティブなコメント。
…選手のメジャー志向が批判されることもある今日このごろですが、
こういったチャリティー精神、ファンへの思いやりについては、
どんどんメジャーから取り入れていって欲しいものですね。
・選手が苦しいときに、ファンが選手を気遣う
・ファンが苦しいときに、選手がファンを気遣う
当たり前のことで、できていなかったこと。
去年、やっとスタートラインに立ったばかりです。
試合以外でも、いろんな意味で考えさせられました。
そのとき初めて、信二の故障を知り・・・
全くレポできませんでした・・・(><)
もっとこういうイベントいっぱいあればいいのになぁ~。
ま、今年は交流戦やることで、いっぱいいっぱいかもしれませんがねぇ~^^;
選手もアゴ代だけの勿論ノーギャラだそうで(遠い選手は+交通費)。
ホントにご苦労様でした。
ボビーはロッテ菓子の何を配ったんでしょうか。まさか「コアラのマーチ」とか?。
負けじとヒルマンも「シャウエッセン」配ったりして・・。
ロッテは「ロッテのお菓子」渡してたんですね?じゃ、日ハムはやっぱ「ハム」?阪神はなんだろ・・・「らくやんカード!?」(←まだありかすか?)。
パは開幕までもう10日きりましたね~。いよいよです!
私も信二が出るのを楽しみにしていたので、スタメン発表の時には正直がっかりしました。
でも幸い軽症のようで、よかったです。
こういうチャリティーイベントは今後も見たいですし、今回の「フルスイング!」のように、12球団一致して何かをやる、という意気込みが素敵です。
そうですよね。バレンタイン監督やヒルマン監督が引率しないと実現しなかったかも。
経営陣も、今回の件については評価しましょう。
>選手もアゴ代だけの勿論ノーギャラだそうで(遠い選手は+交通費)。
それは知りませんでした。
各チームの監督も、ほぼベストメンバーを出して協力していたわけですよね。
それを思うと、もっと大勢の観客が欲しかったです。
>ボビーはロッテ菓子の何を配ったんでしょうか。
うーん、「ロッテのチョコレート」としか言ってませんでした(笑。
でもパッケージの箱の大きさを見ると、中にシャウエッセン入っててもおかしくありませんね。
本当にそうですよね。オールスター並みのベストメンバーなのに。
メディアの扱いが小さいのも残念です。
>阪神はなんだろ・・・「らくやんカード!?」(←まだありかすか?)。
ありますよ(笑。阪神の選手のものもあるので、甲子園に行くとき必ず買います。
今は「スルッとKANSAI」といって、阪神だけではなく、大阪市営地下鉄、近鉄、京阪、阪急電車でも使えるので便利です。
>パは開幕までもう10日きりましたね~。いよいよです
そうですね!楽しみです!
初めてお邪魔させて頂き、とても楽しく読ませて頂きました。
私は始球式からしか見なかったのですが、読ませて頂いてセレモニーも見れば良かったと後悔しています。
このチャリティーゲームが、これから毎年続くといいなと思います。
話は変わりますが、友達から教えて頂いて『金子みすヾ』さんの世界を知りました。
とても優しくて暖かい詩ですよね。
心が洗われる思いがします。
これからもよろしくお願いします♪
私は当日の夜の試合を途中から見て、次の日の再放送を録画で見た(2試合やったと思い込んでたんです。アホですね)。
でもお陰で、良いセレモニーを見ることができました。
12球団の選手が、一致団結して、ファンに恩返し。
当たり前のことなんですが、日本人には難しいようで。
個人でやっている選手なら、赤星とか川崎の車椅子贈呈などあるんですけどね。。
話変わりますが、「金子みすヾ」、優しい詩が多いですよね。
こちらこそ、これからも時々お邪魔させていただきますね!よろしくお願いします。