『1台27万8000円、渋谷区の小中学生向けパソコンは”ぼったくり”』という嘘

Atom搭載の富士通「ARROWS Tab」が1台27万8000円、渋谷区の小中学生向けパソコンは”ぼったくり”なのか
（BUZZAP！）

渋谷区の小学生向けパソコンがボッタクリ価格だという記事を目にした後で、検証記事（？）かと思って目を通したら、それ事態が明後日の方向を向いた内容だったという話。

渋谷区教育委員会の資料［PDF］によると、LTEの通信費やバックエンドの校務システム、教育サービス等のシステム費用含めて８億円×３年間とある。

にもかかわらず、記事の結びは『当時ですら2万円程度で売られていたものと大差ない性能のWindowsタブレットが1台あたり27万8000円で導入された背景には、このような事情があったようです。』と、検証なんか全くしてない記事だった。

その金額が高いか安いかの議論はあってもいいが、少なくとも端末１台あたりでそれを割り算するのはどう考えてもアンフェアなミスリードでしか無い。