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映画「インターステラー」 シナリオの惜しい箇所(※ネタバレ)

2021-04-10 01:41:49 | Weblog

とてもおもしろい映画でもう何度も観てるけど、1点だけ惜しい箇所がある。

※以下ネタバレ注意












映画の中でクーパーが、ブラックホールの事象の地平面内部のデータを“重力”を使ってマーフィーに伝えるシーン。
どう考えてもそのデータをバイナリデータで伝えるにしても、モールス信号として時計の針の振動で伝えるってのは無理がありすぎる。
映画の冒頭で“幽霊”が本を落とすと主張したマーフィーに、クーパーがこう言ってるシーンがある。
「幽霊を怖がっていちゃダメだ、もっと踏み込まないと。事実を記録して分析する。現象には理由がある。」
ならば、こういうシナリオだってあり得た。

マーフィーはその日以降、“幽霊”が出なくなるまで毎日送られてくるバイナリデータを、意味は分からなくても記録し続けた。
そしてこの日、マーフィーは時計の針の振動による信号で、これまで送られてきた膨大なバイナリデータが事象の地平面内部のデータだったことを知る。
そして、これまで彼女が記録し続けた幽霊からの通信、彼女の甥が保管し続けてくれていたそのノートを使って、重力方程式を解いて人類を救った。

こっちの方が感動的だったと思うんだけどな。


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