にこにこベス日記

笑顔で過ごすベスの日常と、クッシングとの闘いを報告します。

ソナゾイドって?何ぞいど?

2013-07-26 12:23:54 | 闘病生活

とってもとってもご無沙汰しております
こんなブログなのにご訪問くださる方に
とても感謝しています


夏休みの絵日記を8月31日にまとめて書くみたいに
やっていきま~す






6月20日(木)



今日はソナゾイドなんだって





ベスは朝から絶食
家族一緒に車で遠出


そう、行き先は広島県の福山!


以前、肝臓に見つかった丸い影が
悪性なのか良性なのかを診断してもらうために
行ってきました。


その検査の名がエコー下のソナゾイド造影


悪性か良性かを知るためだけに
全身麻酔をかけることも、
肝臓を穿刺することもなくほぼ確定診断ができる
夢の検査~


ただ、まだまだ新しい検査なのでできる病院が少ないのです。
器械も高額だそうで・・・


でも、ベスがお世話になっている病院で、
この検査を導入してくださいました。


この日は、
ベスは血圧が高く、緊張すると230くらいまで上がるし
ハアハアなるし・・・と、いろいろ心配だったもので
少し勇気を振り絞り

「先生、抑制係として検査に入っちゃダメですか?」と申し出たところ
快く許可してくださいました。


検査の準備ができて処置室に入ってみると
やわらかいベッドの上で仰向けになって
チ~ンとしているベス(笑)
あれ、もっとハアハアなってると思ったのに、
と思ったけど、
頭側に私が付いて固定して、
留置針から造影剤を注入し、エコーの画像を確認しながら
血流にのって肝臓まで運ばれた造影剤が白く映り、
それがもとに戻っていくのを約10分程度待つ

丸い影の部分が残れば悪性
一緒にひいて行けば良性

結果についてドキドキはあったけど、
何だかとっても安心して検査をしてもらえたな~

結果は「良性」


しかも、副腎のエコーで右の副腎は腫れていないことが判明

なので、一時は
①左副腎腫瘍
②右副腎腫瘍
③肝臓の腫瘍

3つの腫瘍を抱えているのかも知れない
しかも、①からの転移によるものかもしれない

という状況だったのですが、
この日の検査で一気に②と③がなくなりました


ただ、左の副腎は27ミリと、だいぶ大きくなってきましたが・・・


それでもトータルすると嬉しい結果でした。



ソナゾイド造影が無ければ、
全身麻酔でCTをしようか、どうしようか
悪性だとわかったら手術をしようか・・・
麻酔を避けて検査しない場合、本当にこれでよかったのだろうか、
いつ他の所に転移巣が出るだろうか・・・

こんな心配を持ち続けることになるわけです。



本当に本当に、先生に感謝の気持ちでいっぱいです



この日は大雨警報が出ていて、山陽道が通行止め
大雨の中、下道を遠回りの帰り道も
とても明るい気持ちで過ごせました。


ベスも安心したのかな



よく頑張ったね
ベス、身体のことは心配いらないからね









コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベス、初めての鍼治療

2012-10-09 08:54:09 | 闘病生活

昨日は嬉しいニュースが日本中を沸かせてくれました。

ノーベル医学生理学賞を日本人が受賞!!
ご本人の山中伸弥教授は「感謝の一言しかない」と仰っています。

立派な人というのはどこまでも謙虚で、ユーモアもあって、
本当に素敵だなぁと、改めて実感させられる一日でした。

くだらない日本の政治や、日中日韓関係への苛立ち、
年々増加する凶悪犯罪など
嫌なニュースが多い中、
日本人として誇りを持てる素敵なニュースでした。


この山中先生の研究に大きな期待をかけている
難病の子どもたちが沢山存在します。
そして、IPS細胞の生殖医療への応用など、
世界中の人々の生活を豊かにする実用化への期待は、
子どもに限らず多くの人が期待を膨らませいていると思います。

どうか、この素晴らしい研究と発見が、
学術分野の争いや個人の利益のために
発展の邪魔をされることが無いよう願うばかりです。




さあ、しばらくご無沙汰だったこのブログですが、
少し遡って、一応レポしておこうと思います。






9月18日

ベス、おでこに何か付いてますよ。





はいはい、市川の梨を紹介してくれてるのね(笑)
ありがとう





みずみずしさヨシ、甘い香りヨシ





美味しいに決まってる~~





素敵な秋の便りをありがとう






9月21日(金)

ベスは子どものころから、腰椎に変形があり、
若いうちにヘルニアになる可能性があると動物病院で言われていました。

それが、ありがたいことに、12歳になった今でも
ちゃんと自分で歩いてくれています。

ただ、この数日、玄関前の二段ほどの階段を降りるとき
うさぎ跳びのような恰好をするようになりました。
そして、お散歩の足取りがベスはいつもとても軽快なのですが
ゆっくり歩くようになりました。
立ち上がるときに時間がかかったり、
夜中は自力で立てずふらつくこともありました。

「歳のせい」分かってはいるけど、
進行を遅らせたり痛みを和らげたり、
できることならしてあげたい。

もしかして、夜中のパンティングは腰痛で起きているのかも?
多分違うと思うけど、可能性のあることはすべて除去してあげたくて、
お散歩で知り合ったウエスティのママさんに
教えてもらった動物病院を受診してみました。

そこは、手作り食を推進していて、
そのウエスティちゃんは食事療法だけで
どこの病院でも治らなかった皮膚炎が治ったそうです。
実際に過去の脱毛の跡を見せていただいたのですが、
綺麗な元気な白い毛がフサフサと生え始めていました。

私には手作り食への移行はは難しいけど、
その病院は針治療もされていることを知り
受診することにしたのです。

初診は2時間かかるという説明を電話で受け、予定の時間に行ってみました。
入るとすぐに、先生手作りのご飯を小皿に一杯ご馳走してくれます。
これでベスの緊張も少々ほぐれ、
先生が何故今のような診療スタイルになったのか・・・など、
色んなお話と治療を含め3時間かかりました。

ベスの初鍼治療はこんな感じ





帰りの車の中



凄い笑顔です



一番最初に感じた効果は、お散歩の軽快な足取りが戻ったことでした。
立ち上がりはまだ痛そうで時間がかかります。

しばらく、定期的に通ってみたいと思います。











コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受診の結果

2012-07-31 08:13:56 | 闘病生活


7月24日


福山まで定期受診に行ってきました。

最近のベスの体調は大きな変化はないものの、
例年起こる夜間のパンティングに苦しんでいます。



昨年までは、深夜にハアハア
朝方からうとうと
お昼間はぐっすり


という感じだたのですが、


今年は、深夜から朝、時には昼間もハアハアしています。


ベスも寝不足のようで
ハアハアしながら眠りかけることもあります。


私としては、原因がわからないことが何よりストレスで、
ハアハアしているベスの体を撫でながら
何が原因かを考え

お腹かな・・・
自律神経かな・・・
心臓かな・・・


考えているうちにどんどん不安が大きくなっていきます。




朝の涼しいうちに排泄を済ませ
ぐっすりお昼寝ができるといいな、と考えて
朝から舞子まで連れて行ったりもしましたが
大好きな舞子に着いても
車から降りようともしない日が続き

体調の悪さを物語っているように感じます。



不思議と海や川など、泳ぎに行ったときには
激しいパンティングが出ません。

気持ちが遊びや食べ物に集中しているからなのか
水遊びは体が冷えるからなのか・・・


これまでの様々な検査結果とこれらの情報をもとに
医師と共に考えても、原因がわかりません。

副腎が影響しているのか
甲状腺の影響か
自律神経なのか・・・



ハアハアしていると、いつものベスとは表情が変わり
目がつりあがって本当に辛そうなんです。
暑いときや運動後のパンティングとは違うのです。

そして、いつもクールで人に甘えないベスが
ハアハアする時は必ず私の顔を見ています。

それを見ているのが本当につらくて・・・
私の中途半端な知識が邪魔をして
こういう時は素人以下になてしまいます。



原因がわからないから
私にできることは、室温や湿度の調整をして
クールバンダナをこまめに取り換え
身体を撫でてやることだけです。


そんなことしかしてやれないことが辛いのです。

私としては、何となくですが何かホルモンの影響を
受けているような気がしてなりません。
やっぱり副腎じゃないのかな・・・



病院を受診した結果は

体重=28.5㎏
副腎の大きさ=約20㎜(前回19㎜・昨年の同時期16㎜)

副腎が少し大きくなっていました。
正常の副腎から見ると倍くらいの大きさがあります。
良性か悪性か、はっきりわかりません。
浸潤あ遠隔転移が起こりませんように・・・



あと、ベスは血圧が激しく上昇します。

先生が、少しでも原因究明に役立てばと
血圧計を貸出ししてくださいました。


血圧は自宅では130~140で、やや高め
パンティングの時で170程度です。


病院に行くとこれが250まで上昇するんです。

アニマルコミュニケーションによると
ベスが入院中に、命が亡くなりお家に帰れなかった子を見たことがあるそうです。
そのため、入院に対して強い恐怖を感じているそうです。


とりあえず、自宅ではそこそこの上昇だったということで、
安心しました。




病院からの帰りには、約束通りパンを食べて

そしていつものSAに寄りました。


いま、おっさんが買いに行っています。





あっ






はやくっ






そうです、これです











本当にシアワセそうな顔で食べてくれます


ベスがベスらしく過ごせるようにがんばろう!














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受診の結果

2012-04-25 09:34:04 | 闘病生活

4月24日(火)


本当は3月中旬には行っておきたかったのですが

何だかんだで、後回しにしてしまって。。。


ごめんね、ベス。



あまりに調子がいいもんだから、
悪くはなってないだろうという、勝手に予測してたのです。



ただ、いざ受診するとなると
色んなこと考えちゃって・・・

おっさんが出張中だから、一人で行くということと

外見は元気だけど、実は副腎が急激に大きくなってる、って言われて
CT撮ったり、手術のことを考えなきゃいけなくなったり・・・


そんなことになったらどうしようかな。


なんて考えてたら眠れなくなって、

結局、寝不足での出発(涙)



結果は

wt=28.3キロ(+1.5キロくらい)

ちょっと増えたけど、ベスはこれくらいの変動はよくあるから
あんまり気にしてません。


問題の副腎は

16ミリ~19ミリ

角度によって測定の誤差は出るけど
前回とほぼ同じ


小さくはなってないけど、大きくなってなければ良しとしましょう!


脾臓に陰影がポツポツあるようだけど
これは以前にも生検してるから様子観察。

でも、脾臓も気を付けないとね。



その他、血圧も測定させてもらいました。

処置室だと血圧が高くなるようなので
車から降りる前に私が測定!


血圧計のニオイを嗅いだとたん震えだしたベス。


1回目 250超えてる??


いや、これは正確に測れてなかったんだろう・・・


2回目 230


えっ・・・これってまさか!?


この後、測るたびに、220、200、170と下がっていき


最終的には140前後で安定。



ということは、最初の250も間違いじゃなかったんでしょうね。

そんなに怖いんだね、病院が。。。





結果について先生曰く、
もう、かれこれ1年ですよね~。
元気ですよね~ベスちゃん!



そうなんです。
今年は何故か夜間のパンティングも無く、
快適に過ごせていて、

ベスの体に腫瘍があるってことを忘れている瞬間すらあります。



悪性ではないのかな??

1年前には「大きさからすると悪性腫瘍の可能性が圧倒的に強いです」
とおっしゃっていた先生も首をひねる嬉しい結果。

良性なのか、悪性なのか・・・
様子を見ていくしかありません




ただ、確実に言えることは
1年前に、手術をしなくて良かったってこと。

あの時、言われるがままに手術をしていたら
今のベスの笑顔はなかったと思います。


ベスの状態を様々な角度から一緒に考え、
手術の難しさや、手術できる病院の少なさなど
丁寧に説明してくだり、

私たち家族が納得のいく形で、様子観察という道を選択できたこと。

今の先生には、感謝の一言につきます。




私の研究のベースになっているのが
クライマン著「病の語り」という本です。

これは、慢性疾患患者の場合、病気(disease)にまつわる様々な経験が、
病い(illness)を悪化させる、というもの。


ベスの病気に関連して、ここにたどり着くまでに経験した色んなこと・・・
辛かったな・・・


病気を持つわんこの家族、ということ以外に、
医療関係者として、この先生には見習うことがいっぱいです。






ところで、病院でのベスの様子はというと・・・

待合室では、何処に行っても100パーセント
小型犬に吠えられます。

でも、ここの病院はドッグランがあるから大丈夫



ほらこんなにご機嫌さん





と言っても脱走計画も忘れませんけどね








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベスの体調は・・・

2011-10-05 11:16:22 | 闘病生活


ベスは、元気にしています

一時はどうなることかと涙・涙でしたが
今の状況に感謝感謝です




ベスの病気は副腎腫瘍


そのため副腎からコルチゾールというホルモンが過剰に分泌されるため
さまざまな症状に苦しめられる病気です

転移の可能性もあります
これが怖いです



ベスの場合は、腫瘍の活動性が低く、
コルチゾールの分泌が、正常よりちょっと多いくらいです


それで助かっているような・・・
病院で分かってもらえなくて困ったような・・・
(今の病院ではちゃんと理解してもらえてます)



著明なクッシング症状はないのですが
やっぱり、筋肉がごっそり落ちてます
これもクッシングの症状の一つです


手足がめっちゃ細くなってます
あと、肩周り、腰回りの筋肉も・・・
でも、お腹がポッテリ(これもクッシングの症状です)




それでもボールを投げろって言うんですよね~~
こんな可愛い顔して














そして、勝手に帰るタイミングを決めます







走ってくれるのは嬉しいけど、怪我しないでね~~




あと、最近、ピクちゃんがステロイドの副作用が辛そうですね
とっても大事なお薬なんだけど
ずっと空腹感を感じてるって、辛いよね

頑張れピクちゃん

ピクちゃんの過剰な食欲は、ベスの過剰な食欲と同じなんですよ~

みなさ~ん、ベスのえほえほは、ホルモンのせいなんですよ~~



でも、最近、病気に便乗してえほえほ言ってる気もするけど

かしこいね~ベス





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする