平成29年5月20日(土)メンバー:単独 天気:晴 所要時間:13時間42分 距離:GPSにて計測=20.7km(内=2.86km)
【登った山】 前無間山(2250m) 大無間山(2329.6m) 三方嶺(2150mm) 朝日岳(1827.0m)
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①テン泊地出発05:30---②2098mピーク06:08---③前無間山07:15---④大無間山07:33---⑤大無間山西コル08:23---
⑥三隅池08:33---⑦三方嶺09:02---⑧三方窪10:22---⑨樺沢口(1883.1m)11:12---⑩1838mピーク---⑪千頭ダム分岐
---⑫五林沢口(1706.8m)13:20---⑬1700mピーク14:11---⑭朝日岳15:26---⑮朝日岳登山口17:55---⑯林道ゲート18:30
ヒッチハイク---栗代林道出発点へ19:12
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2日目のログ
テントを撤収し②2098mピークへの登りで、左側は断崖絶壁です。
このピークには千頭営林署が残置した測量器具がピークに放置されています。
③前無間山手前のガレ
右側が樹林帯なので歩行には全く問題ありません。
登り上がって見た西側の山並み、奥側の稜線は前黒法師岳や黒法師岳、丸盆岳、不動岳、黒沢山、中の尾根山が見えています。
手前の稜線はこれから辿って行く朝日岳への尾根筋です。
その朝日岳(中央円錐形の山)と昨日登り上がってきた風イラズ(左側)が見えています。
東側には富士山もです。
北側に目を移すと南アルプスの主峰聖岳や赤石岳が光り輝いて見えています。
その右側には青薙山や無岳山、笊が岳の山々が見え③前無間山のピークは最高の展望台で~す
それでは2回目となる大無間山を目指しましょう。(1回目の大無間山)
やってきました。一等三角点が設置されている④大無間山へと
高度計を2330mに微調整し、いざ出発
大無間山から⑤西側コルへの道程はマーキングテープやトレース(大無間山直下は雪に埋まり)がま~まありますが緊張し下っていきます。
⑤西側コルへ到着、ホッとする瞬間
程なく三隅池へと
三隅池から西南西側へ登り上がって2150mピークの⑦三方嶺到着でして360度パノラマを楽しみました。
後方に見えている双耳峰は池口岳、その左側が鶏冠山、さらに左三叉山、ドームそして中の尾根山
三方嶺の西側はご覧のようにかなり崩壊しています。
中の尾根山から続く合地山、さらに諸沢山(中央やや左の山)この諸沢山にも登らなくちゃね。
三方嶺から北に続く大根沢山、さらに信濃俣山、光岳、イザルガ岳の深南部の山々、飽きるほど眺めていたいです。
この場所にテントを張れれば最高だろうね
南側には風イラズや今から急いで行かなくちゃならない朝日岳が遠く遠くに見えています。 そうですがなくちゃ
さ~先を急ぎまして三方嶺から南西方向へ下って行きます。
前無間山、大無間山のどっしりとした山容に送られ
このコース上で難解な⑧三方窪へ下ってきました。
下る地点で川崎在住の方とバッタリ遭遇し色々お話をされ、当初北西尾根に乗り下ろうと考えていましたが三方窪にコンパス合わせ
ダダダっと下った方がよいとのアドバイスを受けたのでした。
三方窪から三等三角点のある樺沢口(1883.1m)は膝上位の笹に覆われていますが難なく到着し
樺沢口から南南西へ変針していく地点が解りにくかった
現在位置を決められないまま
プレハブ小屋を通過し千頭ダムへの分岐点も見落とし(時間の短縮を考えていたのです)
この地点?でした。右左どっちてな感じで見た目は右側方向の尾根へ引き寄せられそうでしたが周辺を観察するとブルキの標識やらが
左方向に付けられており
その先は細尾根で4、5mの崖ぽいところを下降したりとで不安いっぱい・・・・・時間もどんどん過ぎて行きます。
しかしこの地点に設置されていた20mmほどの厚さがある2枚の鉄板を確認し位置も割り出しまして
位置確認の最たる人工物である三等三角点⑫五林沢口(1706.8m)を確認しホッとしたのでした。
後は時間との勝負です。
しかしながら⑬1700mピークから先は幼木の密集地帯となりリュックが遮られへこたれそうになりましたが
頑張って朝日岳へ15:26着
山頂には若者3人もいまして写真を撮ってもらい
嫌気がさす朝日岳の下りを
凌いで朝日岳の登山口へ下山、時間は17:55
ここからは林道を辿り途中にあった沢水をがぶ飲みし息を吹き返し
朝日トンネル寸又峡側のこのゲートに18:30到着し、トンネルを抜けた先でヒッチハイク(北海道出身の若者ありがとう)に成功し栗代林道入口まで
乗せていただいた次第です。
入口からヘッデンを点け暗くなった栗代林道出発点19:12へと無事戻り2日間の山旅を終了しました。
笹原に立ち枯れの木、朽ち果てた山名板、深南部、憧れです。最高です。
こちらは、休日と天候を見ながら、近くの山へ登って、体力維持に努めています。今日は朝から息子のレポートを書いています。
そんなわけで明日山犬の段からボンジ山(テン泊)
月曜日同じルートで山犬の段へ引き返します。
天気は良さそうです。