寒河江難聴者友の会会員ブログgoo

旧「山形県中途失聴・難聴者協会会員ブログgoo」です。

平成28年度総会

2016-05-16 19:22:02 | 山形県中途失聴・難聴者協会
5月15日(日)
山形県中途失聴・難聴者協会の平成28年度総会が行われました。
事業計画案も無事承認され、今年度もスタートです。


私が初めて総会に出席したのは、現会長就任のときだから…、
何年前になるのだろう・・・?
これまでの中で、聞こえ(聴力)が一番悪い時、補聴器装用の頃。
要約筆記利用は、ノートテイクが先だったので、
総会が初めての全体投影利用でもあったのです。
当時、完全に要約筆記に頼るしかない私は、
総会の議事進行についていくことができませんでした。
「質問は?」という表示が出て、
(何せ初めての事で、わからないことだらけ。)
挙手しようとしたとき、
周りの人は、承認の拍手をしはじめるのです。
要約筆記のタイムラグということもあるのかもしれないけれど、
何より、議長をはじめとして、他の会員にはそこそこの聞こえがあり、
音声中心で進行されていると実感したことを思い出します。

手話が分からない私は、ろう者の集まりに行っても???
中途失聴・難聴者協会は、自分が聞こえ難いことを
負担に感じなくても良い場所だと思っていただけにショック
(ここも私の居場所ではないのか・・・?)と。

後の交流会で、ぽろっと、
「皆さん、良く聞こえる方ばかりですね。」
と側にいたWさんに話しかけていました。
Wさんは人工内耳装用者で、
裸耳では当時の私よりはるかに聞こえが悪いと教えてくれました。
あれから数年、お陰様で私も人工内耳装用者。
今回の総会で、議長を仰せつかり、引き受けることができたのも、
人工内耳あったればこそかな。

今回出席した会員のみなさんは、
数年前の私のような思いをしていなかっただろうかと気がかりです。
(スクリーンにすべて表示されるまで待つように心がけたけれど・・・。)
せめて、難聴者協会の会議等では、
健聴者ばかりの会議に参加するときのような虚しさ悔しさは、
味わいたくないと思うのです。

先ず、相手の話を最後まで聞いて(スクリーンを最後まで見て)。
一呼吸おいて(考えをまとめて)。
挙手。
じっくり、少しゆっくりペースで・・・。
ロコぽち


コメント (3)
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