この土曜日、神戸で行われた細坪さんのライブに行って参りました。場所は昨年の秋と同じ、生田さん横のチキンジョージです。
さて、約1年ぶりにお会いした細坪さんはとってもお元気そうで、ライブは絶好調
いや~、もう、笑った笑った
笑いすぎて、終わった後はほっぺたが痛かったくらい。
インド旅行の話題から、生まれて初めて入ったガストの話まで、嫌みや毒なしでこれだけ聞かせるんだから、笑いにうるさい関西人も脱帽デス。その辺のお笑いライブより絶対面白いです、ハイ
あぁ楽しかった~
でも、こうやって散々笑わせておいて、次の瞬間にはあの優しい声で甘々なラブソングを歌っちゃうわけですからね。ズルいです
そもそも、”フォークソング”というものが自分の引き出しの中にない私。
”ふきのとう”も知らない世代で、ベスト盤なんぞでちょこっと勉強していきましたけど、初めて聴く曲もあって、それがまた新鮮で楽しい。
今回初めて聴いた『バス停まで』、そして『山のロープウェイ』の2曲は、夏の終わりにぴったりの美しいバラードで、とっても良かったです
ライブの途中、「ちょっとお知らせ」とツボさん。
なんと!来年5月に日比谷の野外音楽堂でのソロライブが決まったのだとか。
「野音のキャパって2500とか3000でしょ?本当は今の僕の力じゃ無理なんですよ。」
素直にそんなこと言っちゃう姿勢に好感
「前5列くらいしかお客さんいなくてもいいじゃん、やりたいんだから」
何年か前に、自身のふきのとう時代の野音ライブのDVDを見る機会があって、それを見ている内にどうしてもやりたくなって・・・とのこと。
「・・・ゲストに山木さん来たりして、な(笑)」
場内爆笑。・・・え、爆笑???
ここは笑うところなんですかい
もしも、ですよ。オフコースの場合、小田さんがライブでこんなこと(「ゲストにヤスが・・・」的なこと)言った日にゃ、笑いより悲鳴で大変なことになるんじゃなかろーか?と思ったり・・・。
ま、それぞれのグループ、色々な歴史があるのでしょうね
「俺だけの野音だから、ゲストは呼ばないよ(笑)
あ、ひと組だけは決まってるけど、それだけ。」
その「ひと組」がSFMだったらいいな、なんて
野音でSFM復活!ってね。いや、たぶん私は行けませんけど
でもツボさんの野外ライブ、きっと素敵だと思います
『SOMEONE LIKE YOU』もアルバム探してみます。(タイトル曲はライブで聴いたかも。好きな曲です。)
ヤスさんの弾き語る『さよなら』、私はいちどだけラジオで聴いたことがあります。仰る通り、とてもあたたかい、素敵なアレンジでした。
SfMでツボさんの歌うの『さよなら』でも思ったのですが、ひょっとするとヤスさんの方が小田さんよりもこの曲の魅力をよくわかってるんじゃないだろうかと思います。そのくらい、しっくりくるアレンジです。
ほんと、小田さんにヤスさんアレンジの『さよなら』を歌って欲しいです(笑)
これが入ってる「SOMEONE LIKE YOU」はヤスさん編曲4曲、うち2曲作曲なので、ヤスさん好きは買いだと思いますよ。
私は「四月になれば僕らは」より好きなアルバムです。
SFMもライブは随分行ったのですが、坪さんの「さよなら」には遭遇せず。でも、一回だけヤスさんの「さよなら」に出会ったことがあります。3人じゃなくて、一人の弾き語りの。
それはそれは、涙が出るくらいあたたかな「さよなら」でした。SFMは3人とも割と気楽にフラットに歌ってるじゃないですか?でも、あのヤスさんの「さよなら」は特別な愛が溢れる一曲でした。
あの日で、私のオフコースヤスさん脱退に対するモヤモヤは晴れたのでした。
ふきのとうはフォークであって、ニューミュージックじゃないからでしょうかね。
昔はジャンルで明確に分かれてましたから。
そういう意味では全て”J-POP”で括られる今の方が偏見がないかもしれません。
「こういった声の人とがやりやすい」って、なんだか私もわかるような気がします。
YASSさんとツボさんで歌う「さよなら」を聴いた時、「うわ~っ!この声で”さよなら”って!」って思っちゃいました。
ホントいい声、そして素直な歌い方。
ツボさんの歌う「ロンド」も素敵ですヨ。