パリのコルドンブルーの菓子上級クラスでは、
最後に飴細工のオブジェを作ります。
まず初めに細かい作業のない作品です。
型に飴を流して固め、後で組み立てます。
山と月と雲をイメージして作りました。
光によって表情が変わります。
花びらや葉っぱはオブジェを作る前に準備します。
こちらの花びらを一枚、一枚内側からくっつけます。
花びらの大きさや間隔などで花の咲き具合を演出します。
葉っぱには専用の型があり、伸ばした飴を上下で挟みます。
卒業作品で、点数がつけられます。
飴を作る時の温度で飴の輝きや色合いに影響があります。
花びらなど壊れやすく、作っている最中に壊れたりもします。
やはりお花はとっても難しかったです。
当時、思ったような作品ができなくて悔しい思いをしたのですが、
今ではとっても良い思い出です。