なんぐの常在戦場。

NAMARA所属「ヤングキャベツ」高橋なんぐ直通web

中越大地震

2005-10-24 23:36:34 | Weblog
どっかの市長は1周年なんていうおバカな言い方をしてたけど、中越地震から1年が経ちました。

はじめはフワフワした感じだったけど、なんぐ自身も祖父の家がなくなったり、友達が仮設暮らしをしたりと身近に感じる部分はかなり大きかった。
さらに5月頃、悠久山に行ったときも、時計の針が5時56分をさしたままだった情景にハッとさせられた。

1年経ったとか、まる5年とか、10年前の今日とか……
節目や区切りになれば、よそのみんなやマスコミもやってきてくれるかもしれない。
だけど、なんぐはちっちゃいながらに発言権、発信場のある人間として、このことは常に一生涯抱えていきたい。

慌ただしい毎日の中で近ごろ思うことは、人は物事や出来事に「意味」を求めたがるけど、それ以上にそれらの「変化」を楽しめる人間になりたい、ということ。
「地震速報です」
「えっ」
「福岡県で震度…」
「あ~ぁ、よかった」
じゃねーんだよ!!

「~のせい」も、「~のおかげ」。
「そんだけのこと」も、「そんだけのこと」。
レコードには裏表あったけど、今は片面だけになった。A、BがなくなったせいでCDになった。A、BがなくなったおかげでCDになった。
ABからCD。
いわば、そんだけのこと。