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おうちに帰ろう

趣味の記録や日々のつぶやき。
各地の美味しいもの、楽しいことの体験を記録しようと始めたブログです。

コーヒー熱と道民ことばはじめ

2010-12-09 11:11:11 | ビギナー道民のお話


昨日、初めて家でコーヒープレスを使ってコーヒーを淹れてみました。
家にコーヒープレスがあったのを、このたびの引越で思い出しまして…。頂き物で、ドトールの『ボナポット』というプレスで、今まで食器棚の奥にしまったままだったのです。
コーヒーに興味を持ちだしてから早1年近く経ちますが、淹れるのはもっぱらドリップコーヒー。
しかし、今年5月に日田のアラスカンカフェさんで初めてコーヒープレスで淹れたコーヒーを飲みまして、恥ずかしながら、この時コーヒープレスなるものを初めて知りました。
その後、「そういえば家あったの、あれがコーヒープレスだったんだ!」って気付きまして。それまでずっとティーサーバーだと思い込んでいたのです~
しかし、ドリップコーヒーもまだまだ上手く淹れられない状態だったので、まずはドリップをマスターしてから次に~と持ちこしておりました。
そして昨日、突如「コーヒープレス使ってみようかな」なんて思い立ち
同じ粉でも出方が違うんですね~。
ドリップでは雑味がフィルターで濾される分すっきりしているけれど、プレスだと濁りがあるというか、油分や雑味、コーヒーそのままの持ち味が出るというのか、同じ粉で淹れても随分と違うものだなぁとしみじみです。 
プレスを洗った時、プランジャーと呼ばれるプレス部分には油分がしっかりついているのに気付いて「コーヒーってこんなに油分があるんだ!!」と驚きもあったり。
飲んだ後、粉も残るしね。


うん、面白いぞ、コーヒー!しばらくコーヒー熱はまだ続きそうです。

っと、コーヒーから言葉のお話へ。全く違う話ではありますが、一応つながりがありまして、『初めて』つながりの話ということで…。
北海道に来て初めて聞く言葉のあれこれ。
まずは、地域のニュースを見ていてよく聞くのが『全道的』。
『言葉』というより聞き慣れない『音』でした。「ゼンドウテキって?」。本当によく出て来ます。
少し間を置き、頭の中で音を漢字に当てはめ意味を考えると、「なるほど」と分かるのですが初めて聞いた時は「????」。
例えば天気予報。
今までだと、『県内全域で大雨でしょう』というところが、『全道的に大雨でしょう』という具合。
『県内全域』→『全道的』 な訳です。『全県的』とは聞かないけれど、『全道的』はあるのです。
そういや『道内全域』とはほとんど聞かない気がします。聞き逃してるだけかしら?
そもそも『県』が『道』なんだから、よくよく考えればそうだなぁって分かるのですが、まだ『道』にしっかり慣れていません。
書類に住所を書く時。
あらかじめ、『都道府県』が印刷されていること多いですよね。こんな具合に。


で、今までなら『福岡』と記入し『県』に丸をしていましたが、今は『北海』と記入し『道』に丸をする。
福岡と県が分かれるのには違和感がないけれど、北海と道が分かれるのにはとっても違和感があります(笑)
だって、『北海道』は『北海道』だもん。
福岡出身とか福岡出張とは言っても、北海出身とか北海出張とは言わないですもんね。
なんで『道』なんでしょう?
調べてみました。
北海道庁のホームページより抜粋。

 ○北海道の「道(どう)」って何ですか? 
  
「道(どう)」というのは、律令国家(りつりょうこっか)※1の地方行政の基本区分です。起源(きげん)は古代中国で、それにならって日本   でも天武朝(てんむちょう)(7世紀後半)に成立しました。
 みやこに近い5つの国(山城(やましろ)、大和(やまと)、河内(かわち)、和泉(いずみ)、摂津(せっつ))を畿内(きない)※2五カ国とし、それ以外を7道(東海道・東山(とうさん)道・北陸道・山陰(さんいん)道・山陽道・南海道・西海(さいかい)道)に分けました。それぞれの「道(どう)」には、いくつもの「国」がありました。たとえば東海道※3には、三河国(みかわのくに)、遠江国(とおとうみのくに)、駿河国(するがのくに)などが含(ふく)まれていました。また、それぞれの「道(どう)」ごとに、国府(こくふ)を連ねる官道(かんどう)が、みやこから放射状(ほうしゃじょう)に設けられていました。
 つまり、五畿七道(ごきしちどう)の「道(どう)」は、「国」をいくつも含むような広い地域(ちいき)であり、また「道(みち)」でもあったのです。
ところで、五畿七道のなかに「北海道」がないことにお気づきでしょうか。

 ※1
 7世紀後半から9世紀頃までの、天皇を中心とした体系的な中央集権的国家機構(ちゅうおうしゅうけんてきこっかきこう)。律・令
は法典の名で、古代中国の制度を採りいれたものですが、日本独自の部分もありました。
 
※2 「畿」は「みやこ」の意で、政権所在地周辺の特別地域のこと。
 ※3 「東海道」と聞くと「東海道五十三次」を思い浮かべる方も多いと思いますが、この場合は、江戸時代に整備された五街道(東海道・中山道(なかせんどう)・日光(にっこう)道中・奥州(おうしゅう)道中・甲州(こうしゅう)道中)の一つで、五畿七道の道とは異なります。         

○なぜ北海道だけ「道」なのでしょう?
 北海道だけが、「道(どう)」でひとつの行政単位になっているからだと考えられます。
 上に書きましたとおり、「道」は「国」よりも広い地域です。江戸時代の「藩(はん)」は、ほとんどが「国」よりずっと小さいものでした。明治4年に廃藩置県(はいはんちけん)が行われた直後は、3府302県もありました。現在の県は「国」をいくつか含むような広さですが、それでも「道」よりは小さいものです。
 北海道の場合も、北海道と命名された時に、11カ国が設定されましたが、「国」が独立した行政区域(くいき)とされることはありませんでした。明治初年、「開拓使(かいたくし)」という官庁が設置されましたが、その管轄(かんかつ)対象は、北海「道」という地域全体でした。

○いつから「北海道」という名称(めいしょう)になったのですか?
 明治(めいじ)2年(1869)です。8月15日の太政官布告(だじょうかんふこく)で、「蝦夷地(えぞち)自今(いまより)北海道ト被稱(しょうされ)十一ヶ国ニ分割國名郡名等別紙之通被 仰出(おおせいだされ)候(そうろう)事」と周知されました。
 この布告の出される以前は、「蝦夷(えぞ)が島」「蝦夷地(えぞち)」などと呼(よ)ばれていました。「蝦夷」とは、華夷思想(かいしそう)※4に基づく異(い)民族の呼称(こしょう)です。したがって、「蝦夷地」とは「異民族の住む地」ということになります。
 日本には、北の境の概念(がいねん)が希薄(きはく)だったのですが、江戸(えど)時代後期以降(いこう)、ロシアの進出に伴(ともな)って意識せざるをえなくなりました。いつまでも「蝦夷地」ではいけないので、新名称をつけるべきであるという意見は、江戸時代末期から多かったようです。しかし、それが実現したのは明治になってからのことでした。これにより、北海道が日本の版図(はんと)であることが、内外に宣言されたのです。

   ※4 中華(ちゅうか)思想とも。古代中国で、自国・民族を「華」として尊(たっと)び、異民族を東夷(とうい)・西戎(せいじゅう)・北狄(ほくてき)・南蛮(なんばん)などと称して卑(いや)しみしりぞけた思想。日本など中国の周辺国に、広くその影響がおよんでおり、古代日本でも、みやこを中心とする地域を「華」とし、王権のおよばない地域を夷狄(いてき)として、征服を正当化する思想となっていました。

             
 
ということなんですって。そうか、北海道と呼ばれるのは明治以降なのですね。
『道』のなりたちが分かったら少し落ち着きました

フジパンが…まさかの…

2010-11-26 18:27:33 | ビギナー道民のお話

日に日に寒さが増してきますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日の札幌は時折雨。それでも昨日よりは気温高くて8度位ありました。
週末は雪だそうです。予想最高気温が2度とか3度って。
私にとって今年の‘秋’は相当短かったです。
秋を感じたのは10月~11月初旬までの1カ月ちょい位かな。季節はあっという間に冬になっちゃいました。
帽子も今まではファッションでかぶる感覚だったけど、今では‘防寒’グッズとして必須です。こちらは風が強い!
でもでもこれくらいで寒いと言っていてはね。
冬本番はもっと凄いことになるはず
寒さを前に戦々恐々としておりますが、かたやコートやら冬靴やらの準備にちょっとだけ楽しんでいたり
どんな冬になるのかなぁ。怖いけど、少し期待もしちゃう(笑)

そして今日から大通公園ではミュンヘン・クリスマス市というイベントが始まり、つい先ほどイルミネーションの点灯式も行われていました。
12月24日まで開催される、クリスマス市なんですって。クリスマスを迎える1ヶ月間を楽しむことが出来そうです。
引越してきた頃には、大通公園ではオータムフェストという秋のイベントが開催されていて、イベント自体を知らずにその場に出食わしたため、美味しいお店が沢山出店しているのを見て興奮し、観光気分で北海道の‘食’を楽しんでしまいました。
年が明けたら、雪まつりですね。正直、今まで大通公園のイベントって、雪まつりしか知りませんでしたが、季節ごとに各種イベントが行われているんですね。楽しみですっ。


先日の更新を機に、ガンガン書いていこうと思っていたのに、気付けば1週間以上が経ち…。
しかも、先日の記事を書いた時に久々にgooブログを開いたら、 知らぬ間にバージョンアップされていて随分と入力しやすくなっており驚きました
頑張って早く画像を取りこんで、じゃがじゃか書いていこうと思います!

ではでは、本題です。
福岡のお話は次回にとっておいて、今日は北海道に来て初めて知ったお話を。
北海道での生活の中で初めて知ったこと、驚いたことなどを『ビギナー道民のお話』というカテゴリーで書いてみようと思います。
道民歴1カ月ちょいですが、すでにアレコレあるのですよ。

今日は第一弾。
私の朝食はパンがほとんどでして、こちらに引越してきてのお買物はひとまず食パンやら卵やら牛乳やら~の朝食セットの買い出しでした。
そこでスーパーのパン売り場に向かうと、衝撃が走りました。
よく食べているのが『フジパン』の『本仕込』。
          

しかし、よーくみると…
        
なんと!!『ロバパン』です!!!
なんということ!!衝撃的でした。ロバさんが小麦を背負ってる!!
裏を返すと、 
        
‘フジパン株式会社のノウハウによる本仕込製法で製造いたしております’との文字。
『ロバパン』という会社は初めて聞きました。
早速調べて見ると、ロバパンは北海道を中心に製造販売している製パンメーカーで、フジパンとは資本提携していて、フジパンのブランド商品を生産販売しているんですって。
「ロバのおじさんチンカラリ~ン♪」の『ロバのパン屋』とは無関係なのだとか。

フジパンといえばミッフィーグッズのキャンペーンですが、ロバパンの本仕込でもごらんの通りキャンペーンはやっているようです。
(本仕込は応募シール1点商品なのに、なぜか2枚貼ってありました、ラッキー?)
         
応募シールももちろん『ロバパン』ロゴ入りミッフィーシール。
しかし…、このキッチングッズプレゼントって、春頃『フジパン 本仕込』でやっていたキャンペーンでは?
(しかも、フジパンでは応募シール15枚で応募できたはずなのに、ロバパンでは5枚で応募できるってお得?!)
と思い調べて見たら、ロバパンのキャンペーンはフジパンのキャンペーンの半年遅れで行われているようです
ロバパンのキッチングッズキャンペーンは9月1日から11月30日まで。
         
フジパンでは、このキッチングッズプレゼントは春キャンペーンとして終了。
同9月~11月は秋キャンペーンの『ミッフィーdeトートプレゼント』をやっています。
そうそう、トートバッグを肩にかけた松下由紀さんが「あなたのはこっち」っていう言うCMは福岡にいる時に見た覚えが…。
ちなみにお味の方は、一緒のような、でもフジパン本仕込の方がもう少し外はカリッ中はもっちりしていたような??
何枚か食べているうちに、フジパンの味を忘れてしまい、今となってはその違いはよくわからなくなりました(笑)

そして…。こちらでは『フジパン』としての商品は販売されていないので、お馴染み松下由紀さんの「朝はパン~パンパパン♪」のCMは流れておらず見ることはできません ちょっと寂しい(笑)